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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年7月1日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/01 06/30特別会員銘柄CK +4.50% 合計+4.50% 07/01 06/30特別会員銘柄KT +2.75% 合計+2.75% 07/01 06/30一般会員銘柄AJ +5.20% 合計+5.20% 07/01 06/29特別会員銘柄IM +10.05% 合計+15.08% 暴騰! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は191円安の9,191円と大幅続落となりました。 日経平均は5日続落となり年初来安値を更新し、直近ダブルボトムラインから さらに下放れる展開となりました。 米株安を背景に朝方から売り先行の展開となり、日銀短観の予想を上回る内容で やや下げ渋る動きを見せましたが、すぐに持ち堪えられずに下げ幅拡大となり、 後場にかけては一段安展開となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 先物も来週のSQに向けた思惑からの先物売り、現物では積み上がっている信用残の 処分売りが出てきたことで後場あたりの一段安展開を演出しました。 まだ処分売りが出切って、底をコツンと打ったという音は聞こえてきておらず、 もう一段の下落展開に注意が必要といえそうです。 先物の手口は、ニューエッジが2,452枚、みずほが1,213枚の売り越し、 クレディスイスが1,335枚、MSMが1,307枚、MUMSが1,020枚の買い越しとなりました。 TOPIXは、JPモルガンが2,516枚、ニューエッジが1,939枚、シティが1,424枚の 売り越し、MSMが2,295枚、野村が1,436枚、大和が1,001枚の買い越しとなって おります。 売りの筆頭はニューエッジで、本日を含めた直近3日連続大幅売り越しとなり、 3日間で8,500枚弱の売り越し手口となっております。 一方で、買いとなっているのがMSM、クレディスイスとなっており、ここから先の 強弱感覚が分かれているところが面白いところです。 ただオプションでは9,000円プットが大商いとなり、SQに向けては下値意識が 非常に強い状況が継続しております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 朝方から日経平均が大きく下落し、その後も下げ幅拡大となったことを受けて、 投資家心理も悪化し、リバウンドを狙う動きは消えてしまいました。 ただマザーズ指数は直近リバウンドの利食いで売られたものの、ヘラクレス指数 は、引けにかけて下げ渋るなど、新興市場は先行して投げ売られていた経緯が あることから、下げ幅は限定的となっております。 朝方も一部銘柄にリバウンドを狙う動きが出ていたことからも、相場が落ち着いて くれば、またリバウンドを狙う動きが出てきそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の下げ幅拡大展開を受けて、東証1部の8割が下落、業種別でもゴム以外 の全セクターが下落するほぼ全面安展開となりました。 特に景況感の悪化、中国PMIの予想を下回る結果などから、景気敏感&中国関連 となる非鉄、鉄鋼、海運、機械、商社などが軒並み売られました。 また円高が重しとなって、自動車、ハイテクなども軟調となりました。 他、銀行、証券、ノンバンク、不動産などの金融も売られました。 個別でも後場にかけて値を消す銘柄がほとんどとなりました。 ただ朝方の回転で取れたところとしては、アイティメディア (2148)、 日本風力開発 (2766)、NECキャピタルソリューション (8793)、 ガリバーインターナショナル (7599)などが堅調な動きとなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は上値の重い方向感の無い展開が想定されます。 欧州市場は下落展開となっておりますが、スウェーデン中銀が政策金利を0.25% 引き上げ、声明では段階的に利上げする必要があるとしながらも、長期では、 以前想定したほど大幅に上昇する必要が無いと発表したことをきっかけに、 ユーロがショートカバーの流れとなって上昇、欧州市場も下げ幅縮小展開と なっております。 連れる形で米Globex先物も小幅安程度まで下げ幅を縮小しており、直近の下落 からの自律反発が意識されることも想定されます。 ただ明日の雇用統計を控えて様子見ムードが強まることが想定され、今晩発表の 経済指標の動向、市場の反応次第で上下する神経質な展開となりそうです。 昨晩の米市場はダウが96ドル安と大幅続落となりました。 6月のADP雇用報告が予想を下回り弱い内容となったことから、朝方から上値の重い 展開となりました。 前日終値を挟んでの揉み合いとなっておりましたが、格付け会社ムーディーズが スペイン国債の格下げを示唆したことで、欧州への信用不安懸念が高まり、 引けにかけて下げ幅拡大の展開となりました。 ダウはスリーエムを除き全面安となり、年初来安値を更新、ナスダックやS&P500も 年初来安値を更新しました。 シカゴ日経先物は、115円安の9,245円、円建ては160円安の9,200円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、コンステレーション・ブランズが予定されております。 経済指標は、新規失業保険申請件数、6月ISM製造業景況指数、5月建設支出、 5月中古住宅販売成約指数、6月国内自動車販売が予定されております。 予想は、新規失業保険申請件数が45.5万件(前回45.7万件)、 6月ISM製造業景況指数が59.0(5月59.7)、 5月建設支出が前月比-0.7%(4月+2.7%)、 5月中古住宅販売成約指数が前月比-14.0%(4月+6.0%)、 6月国内自動車販売が885万台(5月914万台)となっております。 6月ISM製造業景況指数は、5月の新規DIが横ばい、5月の各地区連銀指数は強弱が 半々となっております。 6月ダラス連銀指数は予想を下回るマイナスながら、6月シカゴ購買部協会景気指数 は上ブレとなっており、指数への影響が見えにくいとされております。 ただ悪材料に神経質になっているだけに、下ブレとなったときの影響が警戒 されるところです。 新規失業保険申請件数は、週末の雇用統計の前哨戦となります。 昨日のADP雇用報告が予想を大きく下回る内容となり、雇用統計悪化の警戒感が 高まっておりますので、内容に注目が集まりそうです。 ただ雇用悪化はある程度織り込まれているとも見られ、余程下ブレとならない 限り、反応は限定的に留まる可能性があります。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、88円00銭まではドル買いオーダーが入っているようで、下支えされて いるようです。 ただ88円割れになればストップロスのドル売りが控えているようですので、 大台割れとなればドルの下落が加速する可能性があります。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は一旦のリバウンドの展開が期待されます。 あくまで今晩の米市場、為替動向次第となりますが、直近8営業日で1,104円もの 下落となっておりますので、自律反発の動きがあってもおかしくありません。 ただ明日は週末であることや、信用残処分の動きによって上値が抑えられること も想定され、円高要因からも反発力はそれほど強くなさそうです。 本日発表となった日銀短観は、予想を上回るプラスとなる内容で、見通しも予想 を上回る内容などが、ポジティブな反応を見せることができないほど、市場心理 が悪化しております。 底をコツンと打つような展開までは、売り優勢の展開が継続していきそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は5日続落で年初来更新となり、直近安値からさらに下放れたことで、 トリプルボトム形成は拒否された格好となりました。 またリーマンショック後安値から4月高値までの半値押しの水準が9,200円ですが これをも終値ベースで下回っていることで、目先は昨年11月安値の9,000円を 目指す動きとなっていきそうです。 9,000円ラインは週足の一目均衡表の雲の下限が位置していることから、サポート ラインとして意識されそうですが、ここをも割り込むと、次は61.8%押しとなる 8,700円が最終ラインとなります。 このあたりで止まらないと、リーマンショック後安値7,000円まで見えてくる 最悪のパターンになりますので注意したいところです。 短期的にはボリンジャーバンド-2σを下放れ、RSIも30割れとなっており、 やり過ぎ感が台頭しており、一旦の反発局面となってもおかしくありません。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均はさらに下落し、9,000円の11月安値に向けた動きとなっております。 信用買い残の積み上がりが以前から問題となっておりましたが、ここにきて その処分売りが明確に出始めました。 特に需給環境が悪化している大型株などは1月高値銘柄が多く、信用期日が7月15日 前後にあたることもあり、直近の下落から処分が加速し始めた模様です。 松井証券が発表している信用買いのパフォーマンスは平均-19%にも悪化しており、 特に1月高値銘柄の損失は大きいものとなっているようで、今週に入ってからの 下落でさすがに耐え切れなくなってきたようです。 とはいえ、信用需給の改善は再度反転して高値を目指すために必須と言われて おりますので、来るべき反転局面に向けてしっかり処理しておくことで、 停滞相場から抜け出すことになっていきそうです。 テクニカル的には短期反発があってもおかしくない水準にありますが、 積極的な取引ができるような環境ではありませんが。 とりあえず今週の重要イベントや来週のSQに向けて、底打ちを模索していく ことになりそうです。 それまではあくまで割切りで、新興市場銘柄や低位銘柄の短期リバウンドを 狙っていくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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