メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/28  2010/06/28


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月28日 発行
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□本日の結果
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06/28 06/28特別会員銘柄KN +3.23% 合計+3.23%
06/28 06/27一般会員銘柄AF +8.33% 合計+8.33% 暴騰!
06/28 06/27一般会員銘柄SN +4.50% 合計+4.50%
06/28 06/25特別会員銘柄KS +8.70% 合計+9.49% 暴騰!
06/28 06/21一般会員銘柄CK +5.56% 合計+7.55%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は43円安の9,693円と続落となりました。
先週末の米市場はまちまちながら、CME日経先物が小高く返ってきたことから、
朝方は買い先行の展開となりました。
ただ25日線が抵抗線と意識されると、すぐに売りに押される格好となって下落に
転じ、一気に下げ幅を拡大する展開となり、後場にかけて安値圏での揉み合いに
終始しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
朝方は買いが先行となり、リバウンド狙いの買いも入りましたが、朝方の買いが
一巡するとすぐに戻り売りに押される展開となりました。
短期筋を中心に朝方の回転のみで終了となったこと受けて、幅広い銘柄が売られ
指数以上に現物が売られる展開となりました。
特に信用需給の悪化が重しとなってきており、需給が悪化している銘柄ほど
上値が重くズルズル下げる展開となっております。

先物の手口は、大和が3,505枚、クレディスイスが1,795枚の売り越し、
ニューエッジが1,978枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、JPモルガンが1,272枚の売り越し、MSMが1,782枚、大和が1,070枚の
買い越しとなりました。
トレンドを示すような手口は相変わらずありませんが、クレディスイスの売りが
前場の下げ幅拡大の展開を作り出しました。
大きな売りではありませんでしたが、閑散相場の中で少し大きな売りが出たことで
全体が総崩れとなりました。
一方で安いところでは、売り越しだったニューエッジが買い戻しの手口を入れて
おり、下値を支える格好となりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
朝方からやや弱い動きでスタートとなり、日経平均が下落に転じて下げ幅を拡大
したところから大崩れとなりました。
直近IPOとして人気化したパピレスが前場後半に下落に転じると、値動きの軽さ
から買われていた銘柄などを中心に売りが波及、パピレスがストップ安まで
売られたことで、新興市場は総崩れとなりました。
マザーズ指数は4%、ヘラクレス指数は3%を超える暴落となりました。


□個別銘柄動向
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円高要因から大型株は軒並み軟調となって安く更新銘柄が目立ち、中小型の仕手性
材料株なども一斉安、新興市場もマザーズ指数が4%も下落する暴落展開となり、
日経平均の下落以上に現物株が売られる総崩れ展開となりました。
三角持ち合いからも下放れとなる銘柄も散見され、チャート形状が悪化または
壊れてしまった銘柄が非常に多くなってしまいました。

個別銘柄では、先週末の安いところでの押し目買い推奨だった倉元製作所(5216)
が+8.70%まで上昇、合計+9.49%の上昇となって目標達成となりました。
またアイフリーク (3845)が+8.33%の上昇となって、デイトレードで目標を
達成しました。
ただ買いが入らない銘柄は小口の売りにズルズルと押される格好となっており、
幾つかの銘柄はロスカットとなってしまっており、じっくりと見れば見るほど
動きが悪くなるやり辛い展開が続いております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場も基本的には弱い展開となりそうです。
欧州市場は何とか切り返しの展開となっており、米Globex先物も買い展開と
なっておりますが、金価格が上昇原油価格が下落の典型的なリスク回避の動き
となっており、為替もドル・ユーロともに安く円買いの流れでこちらもやはり
リスク回避の動きが継続しております。
今晩の米市場に特段期待できる強い材料が無いことからも、反発したとしても
上値が重い展開が想定されます。

先週末の米市場はダウが8ドル安、ナスダックが6ポイント高とまちまちの展開と
なりました。
1-3月期GDP(確報値)と6月のミシガン大学消費者信頼感指数の強弱まちまちの
結果を受け、売りが優勢の展開となりました。
一時ダウは70ドル安まで下落する場面もありましたが、上下院で新金融規制に
関して合意に達し、成立の見込みとなったことからアク抜けにより買い戻しが
入り、金融株が支える格好で下げ渋りました。
シカゴ日経先物は50円高の9,790円、円建ては20円高の9,760円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はマイクロン・テクノロジーが予定されております。
経済指標は、5月個人所得、5月個人消費支出、5月PCEコア・デフレータが予定
されております。
予想は、5月個人所得が+0.5%(4月+0.4%)、
5月個人消費支出が+0.1%(4月0.0%)、
5月PCEコア・デフレータが前年比+1.2%(4月+1.2%)となっております。

PCEコア・デフレータは、前月同様の予想となっておりますが、予想に対して
下ブレとなるようなら、インフレ抑制状況が示されることになり、金利先安状況
となりやすいことから、為替のドル安に繋がりやすいと見られております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、FOMC声明から超低金利状況の継続が確認されたことから続くドル売り
の流れに変化は無く、引き続きドルは上値の重い状況が継続しそうです。
また直近の経済指標の悪さもリスク回避の流れに繋がっており、ドル売り円買い
の流れに向かいやすい状況になっております。
ただ、欧州のストレステストでは、最大100行が参加する可能性が指摘されており、
規模が大きくなることからの安心感から、ユーロ買いの材料になる可能性が指摘
されていることから、動向に注目したいところです。

要人関連では、ウォルシュ米FRB理事が講演を予定しております。


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■明日の展望
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明日も冴えない展開が継続しそうです。
為替の円の高止まりが重しなってくるほか、買い材料に乏しい状況から、本日
同様に小口の売りが捌けずにズルズルといってしまう展開が想定されます。
個別では、本日投げ売られた銘柄のリバウンドの可能性もありますが、あくまで
短期リバウンド狙いに留まることが想定されます。
明日に、本日売られた新興市場どころや、仕手性小型株が再び物色されてくるか
どうかが注目ポイントとなってきそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、25日線が上値抵抗ラインとして意識されました。
また一目均衡表の基準線も同位置にあることで、強力な抵抗線として意識され、
上にマドをあける格好で陰線が並んだことで、下ブレリスクが高まりました。
遅行スパンの上方転換シグナルは後退、パラボリックは売り転換となりました。
明日は、25日線が上昇してくることからも、この水準で踏み止まることが
できるかどうかがポイントとなり、下方へ離れるようなら再度底値確認に行く
可能性が高まりますので、注意が必要となります。


□総括・今後の方針
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本日は指数の下落以上に市場が弱いと象徴する展開となりました。
資本規制緩和の報道や、G20での銀行税合意見送り、米国の金融規制強化法案の
一本化など、銀行株にアク抜けのきっかけとなる好材料が出たにも関わらず、
メガバンクは揃って年初来安値圏に沈んでおり、みずほに関しては、公募増資の
正式発表で悪材料出尽くしを期待する声が大きかっただけに、弱さは際立つ
ものとなりました。
大型株は安値更新、中小型材料株も一斉安、新興市場は大崩れとなり、あまりの
弱さに個人投資家の見切売りが膨らんだことも想定されます。
特に直近の閑散相場の中にきて、信用需給の悪化が明らかに重しとなっており、
やはりこの状況を打開するためには、一旦叩き売られるような状況が必要と
なりそうです。

個別でも株価水準に関わらず売られる展開となっており、手掛けるのが非常に
難しい状況となっております。
本日叩き売られた銘柄などは、一旦のリバウンドとなってくる可能性もあります
が、あくまで超短期回転型の動きとなっていきそうで、デイトレード中心と
なっていくかもしれません。
基本的には何もしないのが一番な状況のようです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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