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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年6月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 06/25 06/24特別会員銘柄TD +2.82% 合計+2.82% 06/25 06/24一般会員銘柄ES +6.87% 合計+6.87% 06/25 06/23一般会員銘柄CB +1.47% 合計+4.14% 06/25 06/23特別会員銘柄SO +12.03% 合計+33.04% 暴騰！ 06/25 06/21一般会員銘柄CK +3.85% 合計+1.89% 06/25 06/13特別会員銘柄TK +3.21% 合計+14.88% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は190円安の9,737円と大幅反落となりました。 米株安を背景に売りが先行し、前場は25日線を挟んでの攻防となりましたが、 後場に入ると、切り返した上海市場が再度下落、円高進行、米Globex先物安 などが重しとなり、週末要因やG20開催前という手控え要因によって処分売りが 強まり、下げ幅拡大の展開となりました。 またみずほFGの増資報道も相場の重しとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は上向きから下向きに転換しました。 朝方から売り先行の展開となり、25日線をメドに下げ渋る動きも期待されましたが、 戻りは非常に鈍く、見切売りや処分売りが膨らむ格好となりました。 先物も含めて特定筋の売り仕掛けが入っているわけではありませんが、信用買い残 の大量の積み上がりなども重しとなって、ズルズルと下落する展開となりました。 先物の手口は、ニューエッジが2,515枚、大和が1,210枚、ソシエテジェネラルが 1,111枚、楽天が1,017枚の売り越し、MUMSが1,785枚、野村が1,220枚の買い越し となりました。 TOPIXでは、UBSが1,661枚の売り越し、バークレイズが1,708枚、MSMが1,573枚の 買い越しとなっております。 本日はニューエッジの売りや、野村の裁定解消の動きなどが相場を押し下げる 要因となりましたが、特段トレンドを示すような手口は見られず、あくまで 短期的な売り買いまたは、リバランスの動きに留まっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 米株安を受けて投資家心理が悪化し、朝方から売り優勢の展開となりました。 直近買われていたテーマ性銘柄が軒並み利益確定売りに押され、特に後場に 入ってからはこの流れが強まったことで、マザーズ指数は2%を超える大幅下落 展開となりました。 直近IPOのパピレス、トータルメディなどは引き続き物色されましたが、他の 銘柄へ物色が拡がることはありませんでした。 □個別銘柄動向 =========================================== 外部環境の悪化、週末要因、受け渡しベースでの月末要因ということもあり、 一部内需ディフェンシブセクターを除いては全面安の格好となりました。 不動産、証券が大きく下落、ハイテク、自動車、資源、非鉄、鉄鋼、海運、商社、 なども軒並み下落となっております。 一方で、電力ガス、医薬などの内需、円高メリットの紙パルプが上昇しました。 個別でも朝方から売り先行、後場にかけて総崩れになっていく展開となりました。 そんな中で、サカイオーベックス （3408）が+12.03%と連日での大幅上昇で、 わずか2日で合計+33.04%の大暴騰となりました。 また、エンシュウ （6218）も前場中に目標ラインに達し上昇となりました。 ただ低位仕手性銘柄以外は壊滅状態となっており、三角持ち合いを下放れる 銘柄も散見され、非常に残念な展開となっております。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 欧州市場が小高いスタートとなったものの、すぐに値を消し下落、ユーロ安が 進行しており、これを受けて米Globex先物も下げ幅拡大の展開となっております。 今晩は注目される経済指標が無い中で、欧州動向の推移に素直に反応してくる ことが想定され、続落展開となりそうです。 G8首脳会議における要人発言や米国の金融規制改革法案の一本化に絡む動向など には注意が必要となりそうです。 昨晩の米市場はダウが145ドル安と大幅反落となりました。 朝方の経済指標は予想を僅かながら上回る内容だったものの、欧州不安を背景に 朝方から売り先行の展開となりました。 終日軟調な展開となり、午後は新金融規制法案に厳しい内容が盛り込まれている 模様と一部報道が伝わったことを材料に、引けにかけて下げ幅拡大となりました。 シカゴ日経先物は115円安の9,795円、円建ては155円安の9,755円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は。1-3月期GDP確定値、1-3月期GDP価格指数確定値、6月ミシガン大学 消費者信頼感指数確定値が予定されております。 予想は、1-3月期GDP確定値が前期比年率+3.0％（改定値+3.0％）、 1-3月期GDP価格指数確定値が前期比+1.0％（改定値+1.0％）、 6月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が75.5（速報75.5）となっております。 いずれの指標も確定値であり、速報値ほど注目度は高くありません。 予想も確定値と同じとなっておりますが、直近の経済指標は、予想を下ブレる 内容が多くなっていることから、予想から大きく下ブレるようなら、ネガティブ 材料として反応しそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、FOMCで超低金利継続が再確認され、景気認識が下方修正されたこと から、ドル売り圧力が強い状況が継続しております。 短期筋のドルショートが直近のトレンドを作っているようで、これらのストップ ロスは90円以上となっているようです。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は弱含みの展開が想定されます。 チャートが一気に悪化したことから市場心理も後退し、再び調整入りした公算が 高まったことで一層買いが入り辛い状況となりそうです。 節目の9,500円を割り込むようなら、再度年初来安値の9,378円も意識されます。 とにかく円高が重しとなっており、ドル安、ユーロ安が止まらない状況となって おります。 欧州ソブリンリスクは相変わらず根強く、米市場でも住宅、雇用などの経済指標 の悪化が目立っており、FOMCからも先行き不透明感が非常に強まっております。 何より心理状況の悪化からリスク回避の流れが強まっていることから、どこで この流れが止まってくるか様子を見ていくことになりそうです。 日経平均の上げ下げはギャップアップ、ダウンの繰り返しで、方向感が出辛い 状況となっていることから、再度10,000円の大台を回復できるようなら、投資家 心理も改善してきそうです。 ただそのためには、進行中の円高が何とか解決していく必要がありそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅続落となり、マドをあけて25日線を下回りました。 終値ベースでも同線を上回ることができず、週足の一目均衡表の雲の上限も 割り込み、再度9,000円の底値水準への警戒が高まる状況となりました。 週足のボリンジャーバンドではバンド自体が下方への拡大となっており、-2σに 沿った下落展開が長期化する可能性も警戒されます。 ただ、ギャップアップ、ダウンの繰り返しとなっているため、来週に25日線を 意識して踏み止まることができれば反発の可能性も出てきそうです。 週足では雲の上限を早々にクリアするかどうかがポイントとなりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日もそうでしたが、節目となっているラインで反発の動きを見せることが できない展開となっていることで、嫌気売りが出て下げ幅拡大の展開となって おります。 ここに来て閑散相場の影響が出てきておりますが、25日線で下げ止まることが できなかったことで心理状況も悪化していきそうです。 これまでも、為替、指数に絡むところは手掛け辛いとしておりましたが、これで 一層手掛けられなくなり、一部低位仕手性銘柄など、値動きの軽いところを 短期回転で臨むしかなさそうです。 チャートも急速に悪化しておりますので、下げ止まり感が出てくるまでは、 基本様子見姿勢が続きそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 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