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「どんな形であれW杯は勝つことが全てだ」と某サッカー評論家が述べていたが、まったくその通りで勝たないことには話にならない。 その意味では今回は勝ってよかったな。内容がボロボロでも…。 「似たようなチームで、実力的にはデンマークの方が気持ち上」といったところだろうが、引き分けだと敗退という条件は殊の外デンマークには厳しかった。 前半日本のキックオフで始まった試合は、予想通りデンマークの攻勢で展開された。守り抜いてカウンターを狙うのが本領なのだが、なれないことをやらされる羽目になったわけである。 以下はサンスポさんの記事を参照。 試合詳細 http://www.sanspo.com/worldcup2010/wc/2010/game/20100625/690/wc/detail.html ≪前半14分に左サイドでスルーパスに走りこんだトマソンがエリア左から右足シュートを放ったがゴール右にわずかに外れる。≫ と、いきなりビビった。相手がなれないことをやってくれて下手だったので助かった。 ≪前半17分、右サイド遠目の直接FKから本田が左足で無回転シュートを放ち、GKが横っ飛びするがゴール左隅に豪快に突き刺す。日1−0デ。≫ あせったデンマークがへまをやらかした。しかし、本田の放った無回転シュートは美技。これで1−0になり、デンマークは更にあせりまくることになる。この試合の展開を考えた上で決定的な1点だった。 ≪前半30分、ゴール正面で大久保が倒されて得たFKから遠藤が直接右足でシュートを放ち、壁の右上を巻いたボールはゴール右へ突き刺さる。日2−0デ≫ またもやデンマークがへま。プレッシャーに弱いところはいつもの日本のパターンを彷彿させ哀愁を感じる。 遠藤が落ち着いてシュートを決めたのも大きかった。 ≪後半13分、松井とのワンツーから本田が右サイドでボールを受けゴール前の遠藤へパス。本田はエリア中央でスルーパスを受けるがオフサイドの判定。≫ 後半は案の定一方的にデンマークが攻め立てる展開になった。日本は防戦一方。数少ないカウンターチャンスも雑なプレーでチョンボ。 ≪後半29分、ゴール正面のベントナーから入ったスルーパスにトマソンが走りこむがGK川島がスライディングキャッチ。≫ お互いにバテバテ状態で、攻めるも守るも稚拙な状況に。 ≪後半34分、後方から入ったボールにエリア外右のラーセンがトラップしてから左足シュートを放つがクロスバーを直撃。≫ 下手ながらも必死のデンマークが押し気味の展開になり、日本は例によってピンチに。 ≪後半36分、エリア内で長谷部がアッガーを倒しPKの判定。キッカーをつとめたトマソンのシュートはGK川島がブロックするが跳ね返ったボールをトマソンがゴール右へ押し込む。日2−1デ。≫ そして、遂にやっちゃいました。観ていて不審な判定ではあったが、せっかくブロックしたのに押し込まれる展開はヤバ過ぎである。 これで、日本も浮き上がってしまい、アバアバ状態で、一転試合の行方は混沌状態に。 ≪後半42分、エリア手前左で大久保のパスを受けた本田がフェイントでロメダールをかわしてエリア左へ進入。中央へ折り返し、走りこんだ岡崎が左足でゴール右へ流し込む。日3−1デ。≫ 攻めるしかないデンマークのガードはガラガラ、アバアバしていたのはデンマークも同じだった。ゲルマン系のくせに意外と体力のない連中だった。しかし、この1点は致命的で、ここでデンマーク戦意喪失。 ロストタイムは日本が攻める展開に。点は入らなかったけど…。 とにかく勝って善かったですね。オランダ・カメルーンもエトーがゴールして同点になり、瞬間、日本が1位通過の可能性も生じた。だけど、終わってみれば…。日本は2位通過で、決勝トーナメントの対戦相手はパラグアイに。スロバキアとやりたかったなあ。 日本のベスト16進出は困難…韓国 的中予測を連発の解説者 http://live28.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1277412383/-100 韓国の皆さん、期待を裏切ってごめんね。 |