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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年6月23日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 06/23 06/22特別会員銘柄KT +9.68% 合計+9.68% 暴騰! 06/23 06/22特別会員銘柄KS +2.42% 合計+2.42% 06/23 06/22一般会員銘柄TS +0.96% 合計+0.96% 06/23 06/20一般会員銘柄KK +9.43% 合計+13.73% 暴騰! 06/23 06/13特別会員銘柄TK +13.45% 合計+15.48% 暴騰! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は189円安の9,923円と大幅続落となりました。 昨晩の米市場が下落したことを受けて、朝方から売り先行の展開となり、 寄り付きから10,000円の大台を割り込みました。 その後も手仕舞い売りが上値を抑える格好で、ズルズルと下げ幅を拡大する格好 となり、後場にかけても反発する気配もなく、安値圏で取引を終了しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。 中国人民元に絡む材料が完全に肩透かしに終わり、欧州ソブリンリスクの警戒感 が再び高まったことで、週初の上昇を完全に否定する格好となりました。 また米市場では住宅市場の二番底懸念が強まり、欧米が非常に不安定となって いることから為替も円が強含み、どうにもならない状況となってしまいました。 先物手口は、楽天が1,037枚の買い越し、TOPIXでは、クレディスイスが1,491枚の 売り越し、カブコムが1,577枚の買い越しとなっております。 先物も閑散相場で、トレンドを示すような手口は見られませんでしたが、 クレディスイスの売りが、後場引け間際に下げ幅拡大となった要因と見られて おります。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続落となりました。 日経平均が大きく下落する展開となったことで、新興市場でも投資家心理が後退 して手仕舞い売りが膨らみました。 ただジャスダックに新規上場となったパピレスが人気化し、終日買い気配のまま となったことで、一部電子書籍などのテーマ性銘柄が堅調となりました。 ただ全体では商い低調で、相場全体を押し上げるには至りませんでした。 □個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の84%が下落、セクター別でも円高メリットの紙パルプ以外の全てが下落 するほぼ全面安の商状となりました。 中でも、バルチック海運指数の下落が止まらないことから、海運の下落が大きく、 他、資源、石油、非鉄、鉄鋼、商社などの景気敏感株も軒並み安となりました。 またハイテク、機械、不動産、証券なども軟調となりましたが、出遅れが指摘 された銀行株は比較的堅調となりました。 また、電力ガス、医薬、食料品、情報通信などの内需系が底堅くなりましたが、 物色されるほどには至りませんでした。 個別では、指数から離れた低位仕手性銘柄が物色されました。 栗本鐵工所 (5602)が+9.68%の大幅上昇となったほか、価値開発 (3010)が +9.43%で合計+13.73%の上昇、高田機工 (5923)が+13.45%の大暴騰となり、 合計+15.48%となりました。 引き続きテーマどころや仕手性低位株の物色が期待されるところです。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 欧州市場が下落スタートの展開ながら、徐々に下げ渋る展開となっており、 米Globex先物も上げ幅拡大と堅調な動きとなっております。 これを受けて一旦はリバウンドの展開になりそうですが、金価格の上昇、ドル、 ユーロが対円で売られて円高が進行するなどリスク回避の流れは継続しており、 非常に不安定な状況となっております。 今晩は、昨日売られるきっかけとなった住宅関連指標や、FOMCの声明分の発表 などが予定されており、通過後の市場の反応を注視したいところです。 昨晩の米市場はダウが148ドル安と大幅続落となりました。 朝方は小高い場面もありましたが、5月中古住宅販売が予想を下回ったこと、 英・独・仏が共同で銀行税を提案することが報じられたことが重しとなり、 軟調推移に転落しました。 また、ルイジアナ州の裁判所が深海油田採掘継続を認める判決を出し、 メキシコ湾での原油流出問題を発端とした深海油田の掘削許可問題で、 政府と連邦際で意見の相違が出たことが嫌気され、原油価格の下落と合わせて 株式市場も下げ幅拡大の展開となりました。 シカゴ日経先物は130円安の9,980円、円建ては170円安の9,940円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ペイチェックス、ベッド・バス・アンド・ビヨンドが 予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請件数、5月新築住宅販売件数が予定されており、 予想は、5月新築住宅販売件数が41万戸(4月50.4万戸)となっております。 5月新築住宅販売件数があり、4月末の税控除措置の終了により反動減が見込まれ ており、下ブレ警戒が叫ばれております。 昨日も中古住宅販売が予想を大きく下回るなど、住宅市場の二番底懸念が高まって おり、神経質になっておりますので、予想からの下ブレには警戒が必要です。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は米FOMCがあり、声明の内容について注目が集まっております、 超低金利政策の時間軸「長期間」が変更または削除されるかが、引き続き焦点と なってきそうですが、欧州不安や米雇用状況が足踏み、インフレ抑制が働いている 状況では、低位金利政策の長期継続姿勢は変わらないと見られております。 欧州では、引き続き財政懸念問題が焦点となってきますが、ポルトガルの国債入札 が行われる予定となっており、入札結果が注目されております。 為替要因では、ドル円で91円を下抜けていることで下値余地を探る展開となり、 直近安値を割り込んでいることで、ストップロスのドル売りが出ている模様で、 90円前半までドル売りが進んでおります。 90円割れでは更なるストップロスのドル売りが控えていると見られ、ドルの一段安 の可能性が警戒されます。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は反発の展開が期待されます。 今晩の欧米市場、特に米FOMCの結果を受けて米市場がどのように推移するか次第 となりそうですが、テクニカル的には調整一巡からの反発展開が期待されます。 ただ本日も売り一巡後に下げ渋る予想をしていた市場関係者が多かったにも 関わらず、まったく反発らしい動きも見られず、売りも買いも乏しい状況と なっていることで、上下どちらにでも動ける状況になっております。 外部環境は悪化しておりますので、リスクの取れる範囲までポジションを縮小 して様子を見たいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均はマドをあけての大幅続落となり、6月15日のマド埋めを意識する展開 となりました。 ボリンジャーバンドでは、+1σを下抜けてしまっており、中心線の9,800円が 意識されそうですが、バンド自体が収束して煮詰まっている状況です。 一目均衡表では、転換線が明日には10,035円に上昇、基準線は9,815円で横ばい となってきます。 本日は転換線での攻防となり、終値ベースでは下回ってしまいましたが、基準線 がサポートラインとなって推移できるかが焦点となってきます。 最低でもこの水準で踏み止まれないと、遅行スパンの上方転換シグナル発生が 遠くなってしまうことが考えられます。 □総括・今後の方針 =========================================== 外部環境の悪化により日経平均は10,000円の大台割れとなりました。 場中に一段安とならなかったことで、とりあえず踏み止まっている格好となり、 まだここから再反転となってくる可能性は十分ありそうですが、25日線近辺まで の調整の可能性は頭に入れておきたいところです。 個別では、引き続き指数や為替の影響を受けやすい大型株は手掛け辛く、 低位仕手性銘柄や、中小型のテーマ性材料株などの個別銘柄物色が継続となり そうです。 特に本日ジャスダック上場のパピレスが人気化しているうえ、明日はiPhone4の 発売に注目が集まることから、電子書籍、電子決済などのテーマ性銘柄が 再び盛り上がってくることも想定されます。 今週に入ってからは、ややトーンダウンしておりますが、これが返って押し目を 形成して再物色を呼び込むことも考えられそうです。 また、低位銘柄への物色も継続しそうです。 会員銘柄では、そろそろ動きそうとされた高田機工 (5923)が本日噴き上がり、 同じく噴き上がり期待だった栗本鐵工所 (5602)も即日で大幅上昇となり ました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 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