2010年6月23日 特別増刊(第41号)

科学技術の発達は、人類に多くの便利なものを与えてくれた。自動車が馬車に取って代わり、洗濯機によって手で洗濯をする必要がなくなり、Eメールが手紙を進化させた。ところがおもしろいことに、世の中にどんなに変化が起ころうとも、自転車は交通手段の舞台から消えさることがなく、それどころか近頃は世界的なエコブームによって注目を集め、低炭素の交通手段として人気を集めると共に、若者が個性を発揮するための手段にまでなっている。

上海で最もおしゃれなストリートを、若い女性たちが変わったデザインのカラフルな小型自転車に乗っておしゃれに走って行く姿が、道行く人々の視線を集めている。彼女たちが乗っているのは、知る人ぞ知る、日本で最も人気のある折りたたみ自転車の一つで、その独特なデザイン、優れた品質、リーズナブルな価格でたちまち話題になり、海外市場をたちまちのうちに席巻した「17バイシクル」なのである。(劉詩音、姚遠執筆)

折りたたみ自転車は、最初は軍事目的で作られ、民間用の自転車市場にも何回か登場したものの、大きな注目を浴びることはなかった。折りたたみ自転車はマウンテンバイクのように華やかな作りでもなく、バイシクルモトクロスのような競技やパフォーマンスの機能があるわけでもない。単に「折りたたむ」ということだけでは、消費者は興味をそそられなかったのだ。だが大都市の人口過密化によって生活空間はますます狭くなり、交通渋滞が増えたりエコの考え方が起こったりしたため、折りたたみ自転車が次第に注目を集めるようになった。
 
1990年代末から、日本では小型折りたたみ自転車ブームが起こり、販売量も年々安定的に増加した。性能や品質が強化され、日本でデザインされた折りたたみ自転車製品は、海外でも次第に認められるようになっていった。折りたたみ自転車に乗る人はますます増加し、中国の愛好家たちはこうした自転車のことを、愛情を込めて「小折」と呼んでいる。

愛称が「小折」だけあって、小さく、折りたたみやすく、携帯に便利なことが、その最も大きな特徴である。見たところは平凡だが、多くの人は、使い慣れると手放せなくなるようだ。折りたたみ自転車は、気軽にバスや列車、さらには飛行機にも乗せることができ、携帯に便利なため、無限の可能性を与えてくれる。そして、我々はこれまでと違った視点から世界を見ることができ、期待感と楽しさに溢れた毎日を過ごすことができるのだ。

日本でデザインし、製造はすべて上海で行い、品質が完全に同一のものを世界各地のお客様が手に入れられることを保証する17バイシクルは、製造コストが日本国内よりはるかに低いため、販売価格が低く抑えられている。17バイシクルの小型折りたたみ自転車シリーズは三種類あって、様々な人々の需要に応えている。まだ小型折りたたみ自転車がもたらす便利な生活を体験していない方は、まずは私たちとご一緒に折りたたみ自転車の旅を想像してみよう!

毎日早朝、折りたたみ自転車を持って階段を降り、数十秒であっという間に組み立ててまたがり、出勤する。太陽の光を浴び、新鮮な空気を吸い、途中の景色も楽しむことができる。さらに体を鍛えることもでき、会社員にありがちな運動不足も解消できる。週末には折りたたみ自転車を車のトランクに入れて、春はハイキングに、夏は海辺に、秋はピクニックに、冬は山登りに行く。折りたたみ自転車があれば、楽しいハイキングももっと速く、もっと遠くまで行くことができるだろう。

1. エクスウォーカー2009

エクスウォーカーシリーズは、2004年の発売以来、常に17バイシクルのベストセラーで、小型自転車が窮屈だという印象を完全に打破した商品である。手足を縮めることもなく、体をすっきり伸ばして乗れるのが、エクスウォーカーの最もすばらしい点だ。さらにすばらしいのは、エクスウォーカーシリーズの前輪と後輪の距離が995mmで、普通の自転車にかなり近いので、小型自転車が安定性に欠けるという特性を革新的に改善していることである。去年エクスウォーカーシリーズではエクスウォーカー2009が発売された。これはフレームや接合などの部分を改善し、さらに乗りやすくデザインしたものである。

乗っているときには普通の自転車と同じように体を快適に伸ばせるが、折りたたむと非常に小さくなるので、小さな部屋に置いても邪魔にならない。工夫をして配置すれば、ハイテクのイメージに溢れた造形と明るい色で、部屋の装飾にもなる。ベランダに置いたり、大好きな植物と一緒に置いたりすれば、外に出なくてもハイキングに行ったような気分が味わえるのではないだろうか?

【商品情報】
長さ1200mm、幅:約500mm、高さ:1000mm(調整可能)、色:ブラック・レッド・イエロー・ホワイト、タイヤ:8 1/2インチ(空気入り/空気圧6kg/cm)、フレームの材質:スチール、使用者の身長:160cm〜、荷重:80kg、折りたたみ寸法:120cm×50cm×27cm

2. ミニウォーカー

エクスウォーカーはかっこいいけれど、体の小さな女性にとっては、ちょっと高くて恐い感じがする。そこで誕生したのがこのミニウォーカーだ。新しいミニタイプの17バイシクルであるミニウォーカーは、前輪と後輪の間の距離はそのままに、ペダルとサドルの高さを低くし、サドルとハンドルの距離も50mm短縮してある。

対比図を見ると、ウォーカーとエクスウォーカーの違いが実に非常によくわかる。図の中で、小さいシルバーの自転車がミニウォーカーである。毎日の足として使うのなら、小さいミニウォーカーがお奨めだ。常に使う交通手段は、外観よりも使いやすさの方が重要である。

【商品情報】
長さ:1200mm、幅:約500mm、高さ:900mm(調整可能)、色:ミルキーホワイト・アクアブルー、タイヤ:8 1/2インチ(空気入り/空気圧6kg/cm)、フレームの材質:スチール、使用者の身長:160cm〜、荷重:80kg、折りたたみ寸法:120cm×50cm×27cm

3.バースディ222(この夏発売)

バースディ222は、17バイシクルがこの夏発売する最新型の8インチの小型自転車である。市場の反応が予想以上だったので、最初に生産するバースディ222の数量は事前予約をした人の分だけになっている。市販されているものを買いたい場合は、夏以後まで待たなければならない。

17バイシクルの小型自転車の思想を受け継いで、ペダルの位置をできるだけ前に移動することによってサドルの高さを低めに抑えている。こうしたデザインのためにユーザは安心かつ快適に、普通の自転車と同じような走行ができる。またサドルが地面に近いため、信号で停車する時などに、足が地面につきやすい。折りたたみについてもエクスウォーカーとは異なり、バースディ222は落とし折りという方法を採っている。重力に逆らわずに落とすという感じで、折りたたみ方が非常に簡単で、誰でもいっぺんで覚えられる。

S17

17バイシクル史上で最も安全、最も速く、最も楽しく乗れるというS17は、デザインを見ただけでびっくりである。ハンドルがそれぞれ座席の左右に垂直に取り付けられているのだ。開発者も最初はこのデザインに半信半疑だったらしい。しかしたくさんの実験を重ねて、S17に乗ったすべての人がその快適さと安全性に驚いたという。

S17に乗るとき、ユーザが普段椅子に坐るときと同じように足を前方に自然に伸ばせば、足がちょうどペダルに届く。想像してみただけで、とてもゆったりした姿勢ではないだろうか?このデザインによって、ユーザは視野が広くなり、空気抵抗が少ないので、乗っていて非常に快適である。また、前輪の直径が小さく設計されているので、前輪と後輪の距離が長くなり、安定性が強化されている。普通の自転車と比べて座席がかなり低いので、倒れる可能性も低い。最も特徴的なのは、こうしたデザインでありながら、長さは普通の自転車の全長に収まるサイズだということだ。

【商品情報】
長さ:1620mm、幅:約550mm、高さ:900mm、色:ホワイト・ダークグリーン、タイヤ:前輪14インチ、後輪24インチ、フレームの材質:スチール、適正身長:160cm〜、荷重:80kg

17バイシクルの説明をお読みになって、興味が湧いてきたのではありませんか?下記のアンケートにお答えいただくと、抽選で1名様にお気に入りの17バイシクルがプレゼントされます。回答はメールで、info@17bicycle.comまでお送りください。件名は、「for17BICYCLE」としてください。(本アンケートの賞品は、17バイシクルから提供されます)

1)今号の特集で、あなたが一番気に入ったのはどの商品ですか?(A.エクスウォーカー B.ミニウォーカー C.バースディ222)

2)17バイシクルの自転車をお買いになるとしたら、何色を選びますか?

3)この自転車の長所や、あなたが気に入ったところを教えてください。

●17バイシクル http://www.17BICYCLE.com/    ●応募先メールアドレス info@17bicycle.com

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