メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/18  2010/06/18


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月18日 発行
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□本日の結果
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06/18 06/15特別会員銘柄ML +18.05% 合計+10.66% 暴騰!
06/18 06/15一般会員銘柄HK +2.14% 合計+3.69%
06/18 06/15ツガミ(6101) +5.04% 合計+14.44%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は4円安の9,995円と小幅続落となりました。
昨晩の米市場が反発、CME円建ても小幅高となったことから、朝方はやや買い先行
となりましたが、手掛かり材料難であることや週末要因などから手控えムードが
拡がり、前日終値である10,000円近辺で上下する方向感の無い展開となりました。
後場に入ると、上海市場の切り返しなどを好感して再びプラス展開となりましたが、
上海市場もすぐに値を消して下落転換、為替も円高基調に傾いたことから、先物
に大口売りが出たことで再び下落に転じました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
朝方の一回転以降はまったくやる気の無い相場展開となり、東証1部の売買代金は
かろうじて1兆円を超える程度の閑散相場となりました。
ただ買いも入りませんが、売り叩く動きもなく日柄調整の格好となっております。

先物の手口は、大和が1,735枚、BNPパリバが1,718枚の売り越し、ニューエッジが
1,451枚、UBSが1,068枚、メリルリンチが1,063枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、JPモルガンが1,541枚の売り越し、野村が1,078枚の買い越しとなりました。
売買枚数も低調継続、ほとんどがリバランスか短期売買の内容で、トレンドを
示すような手口は一切出ておりませn。
ただショートをニュートラルに戻す方向になっており、この買戻しが指数の下値を
支えて底堅い展開を形成する一つの要因となっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
特に大きな動きはありませんが、週末要因が絡んでダラダラと売られる冴えない
展開となりました。
週間ベースでマザーズ指数は下落となるなど、買われても一過性に留まり持続性
の無い超短期の物色に留まっております。
依然として新興市場の一角を短期筋が狙っている動きはありますが、波及効果は
乏しく、全体的には東証1部または2部の中低位銘柄に目が向いております。


□個別銘柄動向
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指数はほぼ横ばい推移となりましたが、個別銘柄では売り優勢の展開となり、
特に主力銘柄中心に冴えない状況となりました。
銀行、証券、保険、ノンバンク、不動産など金融関連株が軒並み下落となり、
TOPIXの弱さを演出しました。
またやや円高基調が嫌気され自動車、ハイテクなども冴えない展開となりました。
一方で堅調推移を続ける原油価格を背景に石油が買われ、内需系の情報通信、
医薬、小売、農林水産や、円高メリットの紙パルプなどが買われました。

会員銘柄でも小幅で高安まちまちの全体的には冴えない展開となりました。
ただ低位仕手株や仕手性材料株など、仕手筋銘柄が徐々に物色される流れと
なっております。
まだ物色の拡がりも盛り上がり感も乏しいのですが、徐々に積極性が出てくる
ことが想定されますので、噴き上がり展開待ちという格好となります。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場はやや軟調な展開が想定されます。
米市場も方向感の無い展開となりそうですが、上海市場の下落や欧州市場も値を
消す展開となっていることから、上値の重い展開となりそうです。
またスペイン絡みの報道がちらほら行われており、反応は限定的ながらも、やや
神経質になっており、週末要因も絡んで手控え感の強まりに繋がりそうです。
欧米で注目される経済指標などのイベントが無いことも手控えを強めそうです。

昨晩の米市場はダウが24ドル高と小幅続伸となりました。
新規失業保険申請件数が予想より増加となったことを受けて売り先行の展開と
なり、6月フィラデルフィア連銀指数も予想を大きく下回る無いようとなった
ことから、一時ダウは90ドル安まで下げ幅拡大となりました。
ただスペイン国債入札が好調だったことや、欧州大手金融機関に対するストレス
テストの実施、その結果を来月後半に発表すると欧州首脳陣が合意したことを
好感し、下げ渋る展開となりました。
シカゴ日経先物は70円高の10,080円、円建ては20円高の10,030円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ、
カーニバルコープが予定されております。
経済指標の発表は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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為替要因のドル円では、昨日同様92円台から本邦実需筋のドル売りオーダーが
並んでおり、上値が重い状況となりそうです。
また90円台に突入したことで持ち合い下放れの可能性が出ており、弱含みの
イメージが強まっております。
また90円50銭を下抜けてくると90円を試すような動きが強まり、下落がやや加速
する可能性が高いとの見方が多くなっております。
ただし、売り買いポジションの傾きは少ないと見られ、ストップロスによるドル
売り加速の可能性は低いと見られております。

要人関連では、サパテロ・スペイン首相とストロスカーンIMF専務理事との会談が
予定されております。


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■来週の展望
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来週は戻りを試す展開が期待されます。
商い閑散の停滞相場となっておりますが、米市場が底堅い展開を継続している
ことで日経平均の下値も限定的に留まっており、下値不安への警戒感は後退
しており、あとは日柄調整を抜け出すきっかけ次第ということになります。
ただし外部環境次第ですので、ここから25日線を試す展開となり、同線を割込む
と、再び下値不安が高まっていく可能性もありますので、米市場動向を注視する
必要があります。

来週の注目点は、引き続き欧州動向になりそうです。
スペイン国債入札が好調となったことなどから、財政懸念は後退している状況
ですが、ハンガリー財政問題が突然噴出すように、悪材料がどこから出てくるか
わからない状況でもありますので、楽観論は危険となります。
イベントとしては、週末にG20首脳会議が予定されている他、米国では、住宅関連
指標やFOMCがポイントとなってきそうです。
国内では、24日に参院選が公示されます。
他のイベントでは、サッカーW杯動向も注目度が高い状況です。
日米では市場への影響はそれほどありませんが、欧州での注目度はその比にならず、
取引を休んでも試合観戦が優先されております。
日本代表もオランダ、デンマークと欧州勢との試合が続きますので、少なからず
相場にも影響を与えてくることが想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅反落となりましたが、5日線や日足一目均衡表の基準線がサポート
として意識され、ほぼ横ばい展開となりました。
三空維持が継続中であり、基準線は来週には下落基調となるため、これを上放れて
四空形成となり、下方への揺り返しが完了となるか注目されるところです。
ボリンジャーバンドは、下落する+1σに上値を抑えられる格好となっております。
バンド自体は収束傾向にあり、煮詰まり感が徐々に強まっていきますが、+1σ
ラインにいつまでも抑えられていると、この調整場面が長引く可能性があります。
一方で、遅行スパンは来週にも上方転換シグナルを発生させてくる可能性があり、
本日週足の雲の上限を上回って終了したことで、下値の堅さが証明されたことに
なります。


□総括・今後の方針
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日経平均は日柄調整ながら底堅い推移しており、調整一巡からの再上昇展開が
期待されるものの、売買代金が非常に低調なことから盛り上がりに欠ける展開と
なっております。
また大型株を中心に信用需給の悪化が上値を抑える要因となっており、引き続き
個別銘柄物色の流れがメインとなりそうです。

個別では、中小型の仕手性材料株への物色が散見されております。
まだ物色の拡がりや盛り上がり感には欠けるものの、筆頭のツガミ(6101)が
高値更新を続けるなど、注目度は高くなっておりますので、他の銘柄への
波及展開が期待されるところです。
また相場全体が停滞していることから、低位銘柄の短期物色も目立ちはじめる
ことが想定されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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