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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年6月17日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 06/17 06/16特別会員銘柄AP +4.12% 合計+4.12% 06/17 06/16一般会員銘柄SD +1.10% 合計+1.10% 06/17 06/15一般会員銘柄IS +4.26% 合計+4.26% 06/17 06/15一般会員銘柄HK +1.07% 合計+2.17% 06/17 06/15ツガミ（6101） +8.93% 合計+9.11% 暴騰！ 06/17 06/14プロミス（8574） +7.29% 合計+10.66% 暴騰！ 06/17 06/13特別会員銘柄TD +1.07% 合計+6.52% 06/17 06/13一般会員銘柄ND +0.94% 合計+3.38% 06/17 06/09一般会員銘柄NT +1.52% 合計+6.38% 06/17 05/30一般会員銘柄LP +1.68% 合計+8.33% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は67円安の9,999円と反落となり、10,000円の大台を割り込み ました。 米市場は小幅上昇、CME円建ても小高く返ってきましたが、日経平均は朝方から 利益確定の売りに押される格好で安く始まりました。 一時下げ渋る動きもありましたが、戻り売り圧力は強く、後場にかけては、 円高進行、上海市場の下落などが重しとなって、10,000円を挟んで揉み合う 展開となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 昨日に調整があってもおかしくないと書かせて頂きましたが、日経平均は5日続伸 で、600円超上昇していたことからも、当然の一服といえそうです。 このことを背景に短期資金の利益確定は目立ちましたが、それ以外は限定的に 留まり、安いところでは押し目買いも散見されました。 東証1部の売買代金は1兆1,000億と相変わらずの低水準ですが、売り物も限定的と いう格好になっております。 先物の手口は、1,000枚を超えるような売り越し買い越しはありません。 TOPIXでは、野村が1,192枚の売り越しになっているだけとなっております。 売買枚数も3万枚程度と薄商いとなっており、トレンドを示すような取引は ありません。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反落となりました。 朝方から調整モードとなったことを受けて、新興市場も売り優勢の展開となり ました。 一部3DS関連などの材料株が買われたものの、短期資金の利益確定売りが膨らみ マザーズ市場のネット関連銘柄を中心に下げ幅を拡大する展開となりました。 引き続き出遅れ銘柄やテーマ性銘柄への注目度は高そうですが、資金の逃げ足も 速い状況で、持続性は懐疑的です。 □個別銘柄動向 =========================================== これまでの上昇の反動を受けて、幅広い銘柄が利益確定売りに押されました。 特に石油、海運、鉄鋼、商社など直近上昇銘柄の売りが目立ちました。 また円高基調に押されてハイテク、自動車も軟調、銀行、証券、ノンバンク、 不動産なども売られました。 会員銘柄では、メルマガ銘柄のプロミス （8574）が連日での上昇で合計+10.66% まで上昇、ツガミ （6101）も9%弱の大幅上昇場面がありました。 他、短期利食いに押される銘柄が多くなりましたが、小型銘柄の中には堅調推移 となる銘柄もありました。 引き続き、底値圏で煮詰まっている銘柄の動きに注目です。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は堅調な動きが期待されます。 米Globex先物は軟調推移となっており、欧州市場も下落スタートとなりましたが、 注目されていたスペイン国債の入札結果が好調となり、これによってユーロが 急伸し、欧州市場も切り返しの展開となりました。 米Globex先物も急速に下げ幅縮小、小幅プラスにまで戻してきております。 連日の上昇で上値は重そうですが、昨日も安いところでは買いが入って下げ渋りを 見せたように、底堅い展開となりそうです。 ただ、米経済指標が多数発表されますので、予想から悪化を示す内容が出てきた 場合は、利益確定売りのきっかけになってくる可能性があります。 昨晩の米市場は、ダウが4ドル高と小幅続伸となりました。 スペイン財政危機への懸念の高まりや、5月住宅着工件数と建設許可件数が予想を 下回ったことから、朝方は売り先行の展開となりました。 またフェデックスが慎重な通期見通しの決算を発表したことも重しとなり、 ダウは一時72ドル安まで下落する場面がありました。 ただ、5月鉱工業生産が好調だったこと、BP経営者がホワイトハウスに訪問し、 原油流出被害の補償基金へ200億ドル拠出することに合意したことが明らかとなり、 午後にかけては買い戻される展開となりました。 シカゴ日経先物は50円高の10,090円、円建ても同値の10,090円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、クローガー、ＪＭスマッカーが予定されております。 経済指標は、5月消費者物価コア指数、5月消費者物価指数、 新規失業保険申請件数、1-3月期経常収支、6月フィラデルフィア連銀景況指数、 5月景気先行指数が予定されております。 予想は、5月消費者物価コア指数が前年比+0.9％（4月+0.9％）、 5月消費者物価指数が前年比+2.0％（4月+2.2％）、 先週分新規失業保険申請件数が45万件（前回45.6万件）、 1-3月期経常収支が-1,219億ドル（10-12月期-1,156億ドル）、 6月フィラデルフィア連銀景況指数が20.0（5月21.4）、 5月景気先行指数が+0.4％（4月-0.1％）となております。 5月消費者物価指数は、5月のガソリン価格は横ばいながら、季調済では+4％超に なるため、上振れの可能性が指摘されております。 6月フィラデルフィア連銀業況指数は、先行指標の5月の新規受注DIはプラスながら 鈍化となており、出荷DIは改善しております。 6月NY連銀指数についても、予想を下回りましたが拡大基調は継続しており、 予想通りの内容になるのではないかというのが大勢となっております。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、91円台で攻防となっており、91円と92円を抜けた方に動きやすい と見られております。 ただ92円台から本邦実需筋のドル売りオーダーが並んでいると言われており、 上値は重くなりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も外部環境次第となりますが、持ち合いの展開となりそうです。 方向感無く、中国市場や為替で上下する展開となりそうですが、基本的には 上値が重く下値も堅い揉み合い状況が想定されます。 米市場次第ではもう一段の下落も想定されますが、押したところでは絶好の 押し目買いポイントとなってくる可能性があります。 東京時間に方向性を出すためには売買代金の増加が必須で、商い低調な展開が 続いているだけに外部環境次第となり、上値を追うにも信用買い残の積みあがり が重しとなりそうで、指数だけが先物に押し上げる展開も想定されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は反落となり、10,000円の節目及び一目均衡表の基準線での攻防と なりました。 下方のマド埋めをするような下落にはならず、三空形成を維持していることから、 9,900円前後までの押しがあってもおかしくありません。 ボリンジャーバンドは+1σを意識して跳ね返った格好となっており、バンド自体 は収束していることから、+1σに抑えられた格好で煮詰まってくることが想定 されます。 週足では明日の終値で一目均衡表の雲の上限の9,827円を上回って終了できるか が注目ポイントとなり、クリアできれば前週の下げがダマシとなります。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日の下落は予想通りということで、当然の調整といえそうです。 600円超上昇しておりますので、もう一段調整となってもおかしくありませんが、 売りも限定的に留まっているうえ、断続的に押し目買いが入っておりますので、 底堅い展開は継続しそうです。 暫くは揉み合いながら売り物を吸収していく展開も想定されます。 個別では、大型株を中心に信用需給は非常に悪い状況となっており、これらは 非常に上値が重い状況となっていきそうです。 引き続き底値圏で横ばいとなっている中小型銘柄のリバウンド展開期待と、 買い上げられている銘柄の順張りで臨むことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 日本カーバイド工業 （4064） 現在値：184円 本日大口資金の投下が確認され、株価は上昇、75日線を突破したうえに直近高値 を明確に上回り買い転換となっております。 ツガミ（6101）を筆頭に仕手性材料株が物色され始めておりますので、同様に 仕手性材料株とされ、動き始めた同銘柄の動向に注目です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 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