メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/10  2010/06/10


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月10日 発行
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□本日の結果
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06/10 06/09一般会員銘柄LK +14.80% 合計+14.80% 暴騰!
06/10 06/09一般会員銘柄NT +3.08% 合計+3.08%
06/10 06/09一般会員銘柄LP +6.61% 合計+3.12%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は103円高の9,542円と反発となりました。
昨日の米市場は反落となりましたが、一時NYダウが10,000ドルを回復するなど、
底打ち感が出る状況となり、ショートカバーの流れから先物主導で買い先行の
スタートとなりました。
ただ買いは続かずに一時下落に転じるなど方向感無く推移しましたが、前場後半
からユーロ高がの傾向となったことを受けて、再び上げ幅を拡大しました。
後場にかけてもユーロ高を背景に先物主導でショートカバーが顕著となり、
明日のSQを控えて9,500円を意識してのリバランス展開となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
寄り前に発表された1-3月GDP改定値が上方修正となったこともあり、買い先行と
なりましたが、商いは非常に低調なままであり、あくまで明日のSQに向けた先物
主導で指数だけが動く展開となりました。
東証1部の売買代金も前日比14%減とまったく盛り上がらず、あくまでショート
カバーとリバランスの動きのみで、底打ち感はまったく出ておりません。

先物の手口は、MSMが2,060枚、ゴールドマンが1,373枚の売り越し、ニューエッジ
が2,280枚、JPモルガンが2,058枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、ゴールドマンが1,936枚の売り越し、大和が1,077枚の買い越しと
なっております。
トレンドを示すような手口はありませんが、ショートが大量に積まれている
ニューエッジが買い戻しの手口となり、相場を押し上げる要因となりました。
CTAの動きとしてはクレディスイスが有名ですが、手数料の安いニューエッジに
鞍替えしているところも結構あるようで、短期トレンドを見るためには、
ショートトレンドとなっているニューエッジの動向に注目されます。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って反発となりました。
朝方からテーマ性銘柄、ネット関連銘柄の一角が買われ、マザーズ指数は堅調な
動きとなりました。
ヘラクレス指数も日経平均が上げ幅拡大となったのに合わせてプラスに転換、
後場にかけて上げ幅拡大となりました。
ただ堅調な指数と裏腹に盛り上がりは無く、一部銘柄だけが物色されて買いに
広がりが出ておりません。
売買代金も3市場合わせても300億円を下回っており、指数の上昇の割には
イマイチ感が拭えません。


□個別銘柄動向
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前場は下落銘柄数が上回る展開でしたが、後場にかけて日経平均が上げ幅拡大と
なったことから、個別銘柄でもショートカバーの流れとなりました。
原油価格の落ち着いた動きを受けて、石油、資源、海運、非鉄、鉄鋼などの
景気敏感株がしっかりとなった他、円安傾向から、機械、ハイテクなども
しっかりとなっております。

個別銘柄では、ルック (8029)が後場から右肩上がりの展開となり、前日比
+17.19%の大暴騰となりました。
他、デイトレ銘柄のプライムワークス (3627)、サイバーエージェント(4751)、
さくらインターネット(3778)などが上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
欧州で、スペイン3年債の入札結果が好調となり、国債利回りが急低下となった
ことで、ユーロ高展開を呼び込んでおります。
またこれを受けて、欧州市場は売り先行スタートからプラスに切り返す展開と
なっており、米Globex先物も上げ幅拡大展開となっております。
また、メキシコ湾原油流出事故から、直近の英市場の重しとなっていたBPの
下げ幅が徐々に縮まってきており、相場を押し下げる要因が軽くなったことで、
一旦のショートカバーの流れとなっております。
これを受けて米市場もショートカバーの流れとなりそうですが、NYダウが再び
10,000ドルを回復できるかどうかが注目されるところです。

昨晩の米市場はダウが40ドル安と反落となりました。
10日に発表される中国の5月輸出指標が、前年比50%増になる可能性ありとの観測
を背景に、素材セクターが大幅上昇となり、朝方から買い先行の展開となりました。
またバーナンキFRB議長が議会証言で、政策当局は景気回復支援を必要に応じて
行動すると表明したことも追い風となって、相場は上げ幅拡大となり、
ダウは10,000ドルを回復する場面がありました。
ただメキシコ湾の原油流出事故に置ける原油流出が、当初の予想を上回る勢いで
深刻化されているとの見方が示されたことが嫌気され、終盤にかけて再びマイナス
に転じ、ダウは10,000ドル割り込みました。
またメルケル独首相が、景気刺激策を引き揚げる時期が迫ってきたとの認識を
示したことも売り材料となりました。
シカゴ日経先物は10円高の9,490円、円建ては5円高の9,485円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、4月貿易収支、新規失業保険申請件数が予定されております。
予想は、4月貿易収支が-410億ドル(3月-404億ドル)、
新規失業保険申請件数が45万件(前回45.3万件)となっております。

新規失業保険申請件数はほぼ横ばい予想となっております。
先週末の雇用統計が予想にまったく届かずに失望売りを呼び込んでいるだけに、
予想より増加した場合は、悪材料に対して神経質に反応してくる可能性があり
ますので注意が必要となります。
4月貿易収支は、原油価格が上昇、ISM製造業の4月輸入DIは輸入拡大、輸出受注DI
は輸出縮小となっており、全てが赤字拡大要因となっております。
赤字幅は予想並みと見られておりますが、一部では拡大リスクがあるとの声が
聞かれます。


□その他海外注目材料
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欧州では、英中銀が政策金利、金融政策の発表を予定しております。
政策金利、金融政策とも現状維持の予想となっております。
また、ECB政策金利発表も予定されており、こちらも現状維持の予想となっており、
その後のトリシェECB総裁の会見に注目が集まっております。
政策金利は据え置きが当分続くとの見方が大勢ですが、利下げや新たな流動性供給
措置に関する噂も出ていることから、注意して見ておきたいところです。

為替要因のドル円では、92円台では目立ったドル売りオーダーは見られないものの、
戻り売り圧力は強いとされております。


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■明日の展望
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明日も持ち合いの展開が想定されますが、短期リバウンドで9,800円どころを
目指す展開になる可能性もありそうです。
依然として9,000円〜9,200円意識が強い状況となりそうですが、一旦短期反発を
挟んで再度下値を見に行くという格好になる可能性もありそうです。
また、明日は6月限オプションSQ算出日に相当します。
SQ値を終値で上回ると翌週は堅調というアノマリーがありますので、SQ値を
上回って終了するかどうかが注目ポイントとなってきます。
仮に明日の寄付きが高くなりSQ値が高く付いた場合は、SQ値が抵抗ラインとなり、
来週以降再び弱含むというシナリオも頭に入れておきたいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、5月安値とダブルボトム形成が意識されるところですが、
結局はボリンジャーバンド-1σに上値を抑えられる格好となり、依然として-2σの
9,200円近辺が意識される状況となっております。
週脚の一目均衡表では厚い雲の中での推移となり、上値は9,800円、下値は8,900円
となり、暫くは9,500円近辺での揉み合いになる可能性が高そうです。
一方で明日に雲の上限の9,822円、6月3日高値9,914円を捉えることができれば、
ダブルボトム形成からの反転の可能性もありますが、ハードルは高そうです。
週足の新値足では、現時点ではトレンド転換ラインは終値で10,996円となりますが
来週も陰線形成となれば陽転ラインは9,785円まで一気に下がってきます。
テクニカル的な底値を確認して、しっかり反転シグナルを出すためには、
もう一段の調整が欲しいところです。


□総括・今後の方針
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相変わらず市場は閑散として、あくまで先物主導で指数だけが動く展開と
なっております。
その先物にしても、ユーロ動向に沿って上下しているに過ぎず、本日の日経平均
が三桁の反発となっても、力強さも底打ち感もまったく感じられません。
国内ディーラーなどは、イブニング重視の夕方組みと、SGX夜間、CME主体の
夜間組みに分かれ、東京時間は一切参加しない筋も多く、依然として外部環境
次第の不安定な状況が続きそうです。
新興市場も反発となりましたが出来高が少なく盛り上がりに欠け、資金の回転も
非常に速く、手掛け辛い状況が継続しそうです。
一部動いている銘柄にデイトレ主体で飛び乗るか、少し活況を見せ始めている
仕手性銘柄などを小口で拾っていくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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