メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/08  2010/06/08


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月8日 発行
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□本日の結果
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06/08 06/07特別会員銘柄IS +6.98% 合計+6.98%
06/08 06/07一般会員銘柄JK +9.60% 合計+9.60% 暴騰!
06/08 06/07一般会員銘柄NV +6.44% 合計+6.44%
06/08 06/06特別会員銘柄AJ +14.00% 合計+28.96% 暴騰!
06/08 05/30特別会員銘柄FS +3.28% 合計+5.00%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は17円高の9,537円と小幅反発となりました。
昨日の米市場は下落となり、朝方の東京市場も売り先行のスタートとなりました
が、為替のユーロ安が落ち着き、円安方向に向かったことで先物に買い戻しが
入り下げ渋る展開となりました。
国内年金の買い観測の噂も流れたことが相場を押し上げ、前場中頃にはプラスに
転換しました。
たが後場に入ると為替も落ち着き、先物のショートカバーも一巡すると揉み合い
展開となり、徐々に今晩の欧米市場を警戒してポジション縮小の売りに押される
展開となりました。


□相場総括
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短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。
とりあえずザラ場ベースでの年初来安値9,395円の前で下げ渋り、終値ベースでも
安値を割り込む展開は回避し、踏み止まった格好となっております。
ただ現物の出来高は盛り上がらず、あくまで為替動向に沿って先物にショート
カバーが入ったに過ぎず、上値を追うような動きは皆無となっております。

先物の手口は野村が4,186枚、MSMが2,663枚、JPモルガンが2,618枚、みずほが
2,535枚、ニューエッジが2,532枚、MUMSが1,672枚の売り越し、クレディスイスが
5,954枚、大和が5,123枚、ソシエテジェネラルが3,430枚、ドイツが2,489枚、
BNPパリバが1,490枚、UBSが1,076枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、バークレイズが1,839枚、ドイツが1,514枚、JPモルガンが1,451枚、
ゴールドマンが1,325枚、大和が1,039枚の売り越し、クレディスイスが3,061枚、
MSMが1,448枚、UBSが1,250枚、みずほが1,143枚の買い越しとなっております。

本日はクレディスイスの買戻しが朝方から相場を押し上げることになりました。
他は連日と変わらず方向感を出すようなものはなく、週末のメジャーSQを
控えて、現物や為替、債券、またはTOPIX先物とのリバランスのがほとんどと
なっております。


□新興市場動向
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新興市場は、まちまちの展開となり、ジャスダック平均、マザーズ指数が反発、
ヘラクレス指数が続落となりました。
朝方は日経平均の下落展開もあり3指数揃って売り優勢となりましたが、日経平均
が下げ渋ったことを機に、テーマ性銘柄やネット関連銘柄などが中心にリバウンド
の動きとなり、マザーズ指数はすぐにプラスに転換しました。
日経平均がプラスに転換し、上げ幅拡大となったことを受けて、前引け時点では
3指数揃ってプラスとなりましたが、後場に短期利益確定の売りに押され始め、
ヘラクレス指数は再び小幅下落に転じて終了しました。
新興市場も盛り上がるという程では無いものの、リバウンドを狙う動きは引き続き
出ております。底値でウロウロしている銘柄などの動向に注目です。


□個別銘柄動向
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日経平均は小幅上昇となりましたが、主力株を中心に冴えない展開となりました。
特に保険、銀行、証券、不動産などの金融株が軟調で、TOPIXの上値を抑える
要因となりました。
また鉄鋼、非鉄、海運、商社などの景気敏感株や、ハイテク、精密機器なども
主力どころを中心に冴えない動きとなっております。
一方で情報通信、電気ガスなどの内需デフェンシブ銘柄が物色されました。

会員銘柄では、ASJ (2351)が2日連続での大幅上昇で、高値で+14%の上昇、
合計で+28.96%の暴騰となりました。
他、JUKI(6440)が即日高値で+9.60%、イーサポートリンク (2493)、
ネットワークバリューコンポネンツ(3394)なども目標ライン突破となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は横ばいまたはやや軟調な展開が想定されます。
欧州時間に入ってリスク回避姿勢が強まり、株安、ユーロ安、原油安、金高と
絵に描いたようなリスク回避の動きとなっております。
独鉱工業生産が予想を上回ったことでやや下げ渋りとなっているようですが、
相場を転換させるだけの力強さは無い状況となっております。
米国でも相場を転換させるだけの強い材料が無いだけに、弱い欧州相場に連れる
格好で上値が押さえられそうです。

昨晩の米市場はダウが115ドル安と大幅続落となりました。
朝方は、ハンガリー政府が財政赤字削減の目標は達成できるとコミットメント
したことでデフォルト懸念が後退し、買いが先行となりました。
またユーロ安の影響からドイツ製造業受注が大幅に伸びたことも欧州筋要で
好感材料となり、指数を支える要因となりました。
ただ欧州ソブリンリスク拡大の警戒感から、節目の10,000ドルを前に上値が
重くなり、午後に入ってゴールドマンサックスが金融危機調査委員会の要求した
書類提出に非協力的であったことして召喚令状を受けたことが明らかになり、
下げ幅拡大の展開となりました。
指数は5月6日日中安値を下回り、年来安値を更新して終了しました。
シカゴ日経先物は110円安の9,400円、円建ては105円安の9,405円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標の発表も予定されておりません。


□その他海外注目材料
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為替要因では、ユーロ安がとりあえず止まり、ショートカバーの流れとなって
おりますが、これが一巡すれば戻り売りが強まる可能性が指摘されております。
ドル円では、92円台に目立ったドル売りオーダーは見られないようですが、
ユーロに連れ安する形で、円が買われる可能性が高いと見られます。
また、円安論者と言われた菅首相の会見が注目されておりましたが、会見では、
一般的に円安は輸出にプラスとしながらも、相場についてはあまり発言しない
としたことで、反動の円高意識が強まりそうです。

要人関連では、デューク米FRB理事が金融危機関連について、エバンス米シカゴ
連銀総裁が米国経済見通し関連について講演を予定しております。


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■明日の展望
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明日は軟調な展開が想定されます。
とにかく買い上がるだけの材料が無く、現物への買い意欲も無い状態です。
テクニカル的にも下値意識が強い状況にあり、下値模索展開が継続しそうです。
また明日はSQ前の水曜日となり、先物の思惑による売買が活発化することが
想定されます。
ロールオーバーは順調に進み、波乱は無さそうと見られておりますが、
先週末の段階では9,750円のオプション価格が意識された後の急落展開となって
いることから、思惑が非常に強くなることを意識しておきたいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅反発となりましたが、下落を続けるボリンジャーバンドの-1σに
上値を抑えられる格好となり、-2σへの意識の強い状況は継続しております。
パラボリックは売りシグナルを発生させており、一目均衡表では雲の中に潜り
こんでいる格好であるため方向感が出辛く、直近とのボトム形成の意識は
出ておりません。
9,500円の節目を下回ってくれば、9,000円水準に向かっていくことが想定され、
また、5月25日安値から6月3日高値まで戻した上昇幅を、6月3日高値からの
倍下げた水準も9,000円処となります。


□総括・今後の方針
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日経平均は安値更新とならず、踏み止まりましたが、現物主力銘柄では、
年初来安値を更新する銘柄が続出しており、本日安値更新銘柄は178となり、
昨日の大幅下落した時よりも増えております。
内需外需関係なく主力銘柄が地盤沈下しており、大手不動産や鉄道、メガバンク
では三菱UFJが安値更新、ハイテクでもソニー、シャープなどの主力どころの
下げが止まらない状態となっております。
一方で信用需給はさらに悪化、信用買い残が凄い勢いで積まれております。
これが捌かれないと主力銘柄の浮上も難しく、反騰展開に移行するためには、
さらなる下方突込みが必要となりそうです。

外部環境も言うまでも無く悪い状態であり、国内需給も悪く、とても手掛け
られるような状況ではありません。
信用需給が悪い銘柄は大抵1月に高値を付けた銘柄が多いと見られ、信用期限の
7月に向けて、処分売り圧力が強まっていきそうです。
引き続き基本様子見、新興市場や低位銘柄などを短期小口で回転していく
ことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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