メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/07  2010/06/07


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月7日 発行
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□本日の結果
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06/07 06/06特別会員銘柄AJ +13.13% 合計+13.13% 暴騰!
06/07 06/06一般会員銘柄NM +2.23% 合計+2.23%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は380円安の9,520円と大幅続落となりました。
先週末の米市場の大幅下落展開を受けて、朝方から売りが先行となりました。
その後もユーロ安を背景に下げ幅を拡大、アジア市場も全面安となり、一時
日経平均は400円弱まで下げ幅を拡大しました。
後場に入ると為替が小康状態となり、日経平均も9,500円の節目で下げ止まり、
そのまま安値圏で揉み合いとなりました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
先週はテクニカル的にも買い転換となり、今週の展開が期待されていただけに、
先週末の米市場の結果からの株安の流れは失望感の強いものとなりました。
もっとも米雇用統計に対して期待が先行し過ぎているとの見方もありましたので、
先週末の段階で会員ページなどでキャッシュポジションを高めていくのも一考と
させて頂き、正にその通りの展開となってしまいました。
後場にかけても反発らしい動きも一切無く、東証1部の96%が下落する全面安商状
のまま終了となりました。

先物の手口は、みずほが7,636枚、ニューエッジが1,677枚、野村が1,512枚、
クレディスイスが1,253枚、大和が1,063枚、MUMSが1,027枚の売り越し、
JPモルガンが4,861枚、ドイツが3,261枚、ソシエテジェネラルが3,071枚、
メリルリンチが2,441枚、UBSが2,311枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、クレディスイスが2,346枚の売り越し、BNPパリバが2,424枚の
買い越しとなっております。
あまり目立った動きは無く、週末のSQに向けての裁定解消やリバランスの動きが
多くなっておりまsじゅ。
ただ引き続きクレディスイス、ニューエッジの売りが相場を押し下げる要因と
なっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
相場環境が急速に悪化、日経平均が大幅下落展開となったことを受けて、
新興市場でも朝方から売り優勢の展開となりました。
その後も日経平均が下げ幅を拡大するに合わせて新興市場でも投売りが続出、
個人投資家の信用需給悪化も手伝って、これまで先行して物色されていた
銘柄を中心に下げがきつくなりました。
一部バイオ関連のみが材料を伴ったことで買いが入りしました。


□個別銘柄動向
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東証1部の96%が下落、規模別でもセクター別でも全てが下落する全面安展開と
なりました。
特に原油価格の急落などを受けて、石油、資源、鉄鋼、非鉄、商社などの
景気敏感株の下げ幅がきつくなりました。
他、目先物色されていたノンバンク、保険や、円高基調が嫌気されてハイテク、
自動車なども軒並み安となりました。
一方で電力ガス、水産農林などのディフェンシブ銘柄や、円高メリット銘柄など
の下げ幅は限定的に止まりました。

個別銘柄でも全面安となりましたが、その中で唯一特別会員銘柄のASJ(2351)
が寄り付きから+13.13%のストップ高で大暴騰となりました。
場中銘柄では、SUMCO (3436)、メディアグローバルリンクス (6659)、
アドバネクス (5998)、JUKI (6440)、スタートトゥデイ (3092)
などが物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は横ばいか小反発の展開が想定されます。
欧州時間に入って為替のユーロがショートカバーの流れとなり、欧州市場も
軒並み下落展開ながらも下げ幅を徐々に縮小する展開となっております。
これを受けて米Globex先物も小幅プラスに転換して推移しており、とありえず、
連鎖的なリスク回避の動きは止まりつつあるようです。
ただNYダウは10,000ドルの節目を下放れてしまったことで、下値模索の展開には
変わらず、節目のラインが上値抵抗となって重い展開になることが想定されます。
逆に、何らかの好材料を伴って、10,000ドルを回復して終了することができる
ようなら、投資家心理も幾分改善してきそうです。

先週末の米市場は、ダウが323ドル安と大幅反落となりました。
5月の雇用統計で、非農業部門雇用者数の結果が予想を大きく下回る43.1万人増に
止まったことが嫌気され、朝方から下落展開となりました。
また雇用者増の43.1万人のうち、民間雇用者数がわずか2万人に止まったことも
予想を大きく下回り、売り材料となりました。
場中では、ハンガリー与党幹部が債務危機を回避できる可能性が低いとの見方を
発表、ハンガリー首相の報道官がこれを支持したことが東欧でのソブリンリスク
問題警戒を高めることになり、下げ幅を拡大させる要因となりました。
シカゴ日経先物は315円安の9,615円、円建ては320円安の9,610円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、4月消費者信用残高が予定されており、予想は横ばいになると
見られております。
本日は注目されている経済指標はありませんので、先週末の米雇用統計によって
雇用改善期待が後退したことに対する影響を見ていくことになりそうです。


□その他海外注目材料
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為替要因では、リスク回避の動きが強まっており、この流れがどこで止まるかが
焦点となってくるため、商品市場や株式市場動向に注目が集まりそうです。
欧州ではユーロ圏財務相会合があり、スペイン、ポルトガルの緊急措置の
最終評価を行う予定となっております。
スペインは5月12日に、ポルトガルは13日にそれぞれ緊急措置を発表しており、
ユーロ安が一段と進行している折、各国財務相のユーロ相場に関する発言が
注目されるところです。


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■明日の展望
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明日は反発の展開を想定します。
とりあえず本日の大幅下落で、米雇用統計の失望は織り込みました。
また欧州ソブリンリスクに関しても、これまでの下落で相当織り込んでいると
見られており、とりあえずは下げ止まって反発の動きに向かうと想定されます。
ただ、あくまでショートカバー中心のアヤ戻し程度に終るものと思われ、
引き続き下値意識の強い状況は継続しそうです。
まずは直近安値を前に踏み止まれるのか、割り込んでしまうのかを確認したい
ところです。
また、週末はメジャーSQですので、先物主導での思惑にも注意したいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続落となり、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表の
転換線を割り込みました。
ボリンジャーバンドの-2σは9,200円を推移しており、目先はこのラインが
下値意識となってきそうです。
直近安値の9,459円がまずは意識されそうですが、このラインを下回れば、
11月安値の9,081円までは節目らしいものは無くなりますので、さらに下押す
展開も想定されます。


□総括・今後の方針
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投資家心理が好転しており、米雇用統計への期待感も高まる中で、予想を大きく
下回る内容になったことで、失望感が大きく出る格好となりました。
日経平均でも10,000円の節目回復が期待されていただけに、投資家心理が急激に
悪化しました。
また欧州ソブリン債の保証コストが過去最高水準にまで上昇、為替でもユーロが
対ドルで4年ぶりの安値、対円では8年ぶりの安値を付けるなど、状況は非常に
悪くなりました。
また投資家心理が改善しかけていたことや、期待感が非常に高まっていたことが
失望感を大きくしました。

引き続き慎重姿勢を継続しながら、大きく売られた銘柄を中心に短期リバウンドを
狙っていくことになりそうです。
ただ信用需給が悪化している一部大型株などは、引き続き重い展開が続くと
見られ、値動きの軽い低位株や、新興市場銘柄などが的になってきそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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