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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年6月4日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 06/04 06/03特別会員銘柄AC +2.13% 合計+2.13% 06/04 06/03一般会員銘柄WN +7.39% 合計+7.39% 暴騰！ 06/04 06/02アドバンストメディア（3773） +4.52% 合計+17.58% 06/04 05/31特別会員銘柄VC +5.00% 合計+6.74% 06/04 05/30特別会員銘柄FS +4.75% 合計+6.67% 06/04 05/30一般会員銘柄KD +1.87% 合計+2.05% 06/04 05/27一般会員銘柄GO +2.41% 合計+3.09% 06/04 05/26一般会員銘柄SK +4.72% 合計+58.40% 06/04 05/26ツガミ（6101） +3.97% 合計+19.58% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は13円安の9,901円と小幅反落となりました。 昨晩の米市場は小幅上昇となりましたが、上下振れながらも横ばいで落ち着いた 格好となり、日経平均も方向感無くスタートとなりました。 菅氏の代表選出もおおよそ決定的となっていたことで、円安論者と言われる 菅氏への期待も手伝って先物主導で上げ幅拡大となりました。 ただ菅氏が代表に選ばれると、期待で買い事実で売るのスタンスで材料出尽くし が相場に広がり、上海市場の手伝って一気に利益確定売りムードが広がりました。 後場に入って下げ幅拡大となりましたが、売りも一巡すると今度は今晩の米雇用 統計期待があることで一層の売りは出ることなく、ほぼ横ばいで終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 昨日の大幅高の反動や週末要因により、もう少し弱くなる可能性も想定され たものの、菅氏代表への期待と、米雇用統計の期待で売りに傾くことはなく、 短期利益確定売り以外の手口はまったく出ない様子見展開となりました。 先物の手口は、みずほが3,581枚、ニューエッジが3,409枚、クレディスイスが 3,031枚、ＵＢＳが1,173枚の売り越し、ＭＵＭＳが5,006枚、ＪＰモルガンが 2,410枚、ソシエテジェネラルが1,553枚、大和が1,545枚、ＭＳＭが1,188枚 の買い越しとなっております。 TOPIXは、クレディスイスが1,136枚の売り越しとなっており、他に1,000枚を 超えるような手口はありませんでした。 クレディスイス、ニューエッジの売りが相場を押し下げた格好ですが、あくまで ニュートラルに戻すための利益確定に留まっており、それほど警戒される要因 とはならず、相場を押し下げるには至りませんでした。 他はほとんどがリバランス、様子見の手口となっており、米雇用統計通過待ち といった格好となっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って続伸となりました。 市場心理の好転もあり、朝方から買い先行となりましたが、週末のイベントを 控えて買いは拡がりませんでした。 また週末要因の短期利食いも上値を抑える格好となり、リバウンド期待ながらも こちらも本日は様子見となりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 個別でも方向感無い動きのない状況となりましたが、原油価格の上昇を背景に 石油などの資源、非鉄などが比較的買われました。 また新政権への思惑から引き続きノンバンクが物色され、円安基調期待から ハイテク、自動車などにも買いが入りました。 一方で、鉄鋼、海運、不動産など先行して値を飛ばしてきた銘柄が短期的な 利益確定売りに押されました。 会員銘柄でも個別でまちまちの展開となりました。 新興市場も小幅高または小幅安をウロウロする格好となっております。 その中で、ウェルネット （2428）が即日+7.39%で目標達成となったほか、 出遅れ新興市場銘柄の一角が堅調推移となりました。 基本的に来週も出遅れどころを中心に短期リバウンドを狙っていきたいところです。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続伸展開が期待されます。 全ては5月米雇用統計の結果次第ということになりそうですが、期待感が高まって いるだけに、買いが入りやすい状況となりそうです。 欧州では、ユーロ圏GDPが小幅ながら速報値から上方修正されており、これが 好材料視されて欧州市場は堅調、ユーロも買われる展開となっております。 商品市況も概ね堅調推移にあり、リスク志向の流れから買いが優勢の展開に なっていきそうです。 ただ米雇用統計への期待感が非常に先行しており、予想に届かなかった場合は、 失望売りに繋がる可能性もありますので、注意して市場動向を見たいところです。 昨晩の米市場はダウが5ドル高と小幅続伸となりました。 5月のADP全国雇用者数が予想より若干弱い数値となる一方で、新規失業保険 申請件数が予想よりも改善したことでほぼ相殺となり、堅調な欧州に連れて 買い先行スタートとなり、一時ダウは65ドル高まで上昇しました。 ただ5月のISM非製造業景況指数が予想を下回ったことで下落に転じたものの、 雇用指数は大幅改善となり、明日の雇用統計への見方が若干楽観的な方向に 向かったことで下げ幅を縮小、大引けにかけて小幅プラスに転じて終了しました。 シカゴ日経先物は20円安の9,920円、円建ては15円安の9,925円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は、5月米雇用統計が予定されております。 予想は、5月失業率が9.8％（4月9.9％）、 5月非農業部門雇用者数が+53.6万人（4月+29万人）、 5月平均時間給が+0.1％（4月0.0％）となっております。 雇用統計は予め雇用者大幅増が期待されている状況ですが、それには国勢調査に 絡む臨時政府雇用者が多く含まれている状況となっております。 民間雇用者数は18万人程度の増加が予想されており、民間雇用に関しては、 4月を下回る可能性が指摘されております。 またクレディスイスなどは民間雇用が10万人程度に留まるとの予想を立てており、 非農業部門雇用者数が予想通りの大幅増となったとしても、民間雇用者数の 内容が重要となってきそうです。 また、大幅増加については既に市場は折り込み済みとなっておりますので、 予想を下回ることになれば、大幅増でも失望売りを呼び込みやすいので注意が 必要となります。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、菅新政権の発足、米雇用統計期待からドル買い円売りが強まり やすい状況にあり、93円以降での上昇余地を探る動きが進む可能性が指摘されて おります。 海外勢がドル強気センチメントにあり、ドル買いを継続しているおり、 一方で、本邦輸出企業のドル売りオーダーが93円台に控えており、 このあたりでの綱引きとなっていきそうです。 要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁が講演を予定しております。 ハト派的とみられておりましたが、昨日には高い失業率の中でも政策金利を 引き上げる必要もあるとのタカ派的な発言をしたこともあり、考え方を変更して きたかどうかを再確認するためにも、発言内容が注目されております。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は戻りを試す展開が期待されます。 米雇用統計に波乱が無ければ、日経平均は節目の10,000円台を奪回する展開が 想定されます。 首相に就任した菅氏は、内閣の要となる官房長官に仙谷氏、幹事長に枝野氏の 起用を内定した模様で、組閣は8日頃と目されております。 菅氏がどのような政策変更や連立組み換えなどの舵取りを行うのかが注目され るところです。 なお、安倍氏が突如首相を辞任した際には、翌日以降に急速に切り返し、 月末にかけて一段高展開になった経緯があります。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は小反落となりましたが、終値で9,783円を上回ったことで週足での 一目均衡表の雲の上限をクリアしました。 週足で見ると前週に長い下ヒゲを付けて、今週は雲の上限を突破したことになり、 目先中期的な底からのリバウンド展開が意識されそうです。 まずはマドがあいている節目の10,000円が意識されますが、これをクリアすれば、 25日線の10,200円水準がターゲットとなってきそうです。 また転換線は来週に10,373円まで下落することになり、5/25が底値とすると 半値押しの水準は10,399円となります。 以上から10,200円〜10,400円水準が目先の戻りメドということになりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は大幅高の後ということから、もう少し押してくると想定されましたが、 小幅安に留まり、引き続きリバウンド展開を期待した底堅い動きとなって おります。 国内動向にも注目ですが、やはり来週も欧州を中心とする外部環境に左右される 展開に変わりはなく、欧州での銀行間取引金利が高止まりしている状況だけに どこから火種が飛び出してもおかしくない状況となっております。 また、北朝鮮問題では、7日に開催する最高人民会議で、強硬姿勢を強めると いつ戦争状態に入ってもおかしくない状況になると見られ、株式市場にとっては 重しとなることも頭に入れておきたいところえす。 基本的には、短期リバウンドの動きが継続しておりますので、こういったリスク を頭に入れながら、短期回転を中心に出遅れ銘柄、上値余地が十分にある銘柄 などを狙ってみたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー 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