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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年5月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 05/25 05/24特別会員銘柄GM +10.96% 合計+10.96% 暴騰！ 05/25 05/24特別会員銘柄GR +4.41% 合計+4.41% 05/25 05/24一般会員銘柄LB +25.79% 合計+25.79% 暴騰！ 05/25 05/24一般会員銘柄AP +5.99% 合計+5.99% 05/25 05/23特別会員銘柄AC +5.26% 合計+12.36% 05/25 05/19特別会員銘柄FD +4.79% 合計+11.60% 05/25 05/19一般会員銘柄NG +10.54% 合計+6.98% 暴騰！ 05/25 05/10特別会員銘柄ES +4.52% 合計+14.41% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は298円安の9,459円と大幅続落となり、約半年ぶりに9,500円を 割り込みました。 米市場の下落を受けて朝方から売り先行スタートとなり、下げ止まる動きも 期待されたものの、海外勢の先物売りが相場を押し下げズルズルと下げ幅を 拡大する展開となりました。 後場に入ると、中国の不動産規制警戒感の高まり、北朝鮮との軍事衝突を警戒する 地学性リスクの高まりからさらに下げ幅を拡大しました。 さらに為替は円高が止まらず、原油を中心とする商品市況も大きく下落するなど、 悪材料に事欠かない状況となったことで、先物、現物ともに大きな売りが出て 大きく下落しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 もともと市場筋はまだ現物の投げが足りないと言っていたこともあり、まずは 9,500円の節目を目指すような下落展開となりました。 外部環境の悪化も受けて、本日中に一気にこのラインを突破するほど売り込まれ、 節目を超えたところではとりあえず下げ止まった格好となりました。 先物は出来高が10万枚を超えて大商いとなりました。 手口は、シティが2,994枚、MUMSが2,111枚、クレディスイスが1,668枚、 ニューエッジが1,072枚の売り越し、みずほが2,486枚、ドイツが1,555枚、 バークレイズが1,409枚、MSMが1,279枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、ゴールドマンが1,547枚、メリルリンチが1,096枚、野村が1,012枚の 売り越し、大和が2,930枚、MSMが2,102枚、ソシエテジェネラルが1,500枚の 買い越しとなっております。 買い手口のところは概ね裁定業者が名を連ねており、裁定解消の動きによって 現物が大量に売られる要因となっております。 また先物サイドでは、クレディスイス、ニューエッジの売り込み、シティや ゴールドマンの処分売りが相場を押し下げました。 積極的な売り手口はありませんが、処分売りからニュートラルに戻す動き、 ヘッジ売りを入れる傾向が継続、引き続き下値警戒感の強い状況となって おります。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反落となりました。 日経平均が下落スタートとなったことで朝方から3指数揃って軟調となりましたが、 短期リバウンド狙いの買いも入っていたことから、マザーズ指数を中心に下げ幅は 限定的となっておりました。 ただ前場中頃から日経平均の下げ幅拡大となったこと受けて短期資金が一斉に 流出し、3指数揃って下げ幅を一気に拡大する展開となりました。 後場に入ると一段安となったことで、新興市場でのさらなる投売りが殺到、 個人投資家の追証発生警戒も追撃となって、マザーズ指数は7%弱の暴落展開、 ヘラクレス指数も4.5%の大幅下落、ジャスダック平均も1%を超える下落と なりました。 引き続き相場環境の変化が劇的で、デイトレード以外はリスクが高過ぎる状況 ですが、短期筋によるリバウンド狙いの動きは継続しております。 引き続き日経平均の深押しの可能性を念頭におきながら、値動きの軽い銘柄に 割切りで短期リバウンドを狙ってみたいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は3%を超える大幅下落となり、東証1部の8割超が下落となる全面安展開 となりました。 特に景気敏感と言われる、海運、鉄鋼、非鉄、資源、商社などは大きく売り込まれ 円高や中国市場の下落が重しとなって、精密機器を中心にハイテク全般が軟調 となりました。 銀行、保険、証券も下げ幅はそれほどでも無かったものの総じて軟調となり、 中国の不動産規制の高まりで不動産関連は大きく下落しました。 会員銘柄も後場にかけて崩れる展開となってしまいました。 ただその中で、ＬＴＴバイオファーマ （4566）が安寄からストップ高まで上昇、 わずか1日で+25.79%の大暴騰となったほか、ジー・モード （2333）が+10.96% の暴騰、ｎｇｉ ｇｒｏｕｐ （2497）も高値で+10.54%まで上昇となりました。 全てのが紙一重の博打のような状況ですが、短期リバウンド狙いは入っており、 あくまで割切りですが、こういったところを小口で狙ってみても面白そうです。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 本日の米市場は続落の展開が想定されます。 昨日はスペイン金融不安が相場を押し下げましたが、本日は北朝鮮に関する 地学性リスクの高まり、中国では上海で試験的に不動産税が導入される見込み との報道が嫌気、アジア要因が売り材料となってきそうです。 リスク回避の機運が高まり、商品市況が軒並み下落しており、原油は67ドル台 まで急落、ユーロ売りが止まらず、連れてドル円もドルが売られております。 米Globex先物も東京時間に10,000ドルを割り込むと下げが加速し、9,700ドル台 まで売り込まれております。 米市場の軟調展開は避けられそうもありませんが、下げ渋ってくるのか、 それとも下げ幅をさらに拡大して暴落展開へとなっていくのか、動向を注視 したいところです。 昨晩の米市場は、ダウが126ドル安と大幅反落となりました。 スペイン中銀が経営悪化した貯蓄銀行のカハスールを管理下に置いたことを受け、 欧州銀行システムの懸念が高まり軟調推移となりました。 4月中古住宅販売件数が予想を上回ったことが好感され、一時プラスに転じる 場面もありましたが、引けにかけて金融セクター中心に売り込まれ、 安値圏で終了しました。 シカゴ日経先物は60円安の9,700円、円建ては80円安の9,680円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、オートゾーンが予定されております。 経済指標は、3月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数、5月消費者信頼感指数、 3月住宅価格指数が予定されております。 予想は、3月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数が前年比+2.5％（2月+0.6％）、 5月消費者信頼感指数が59.0（4月57.9）、 3月住宅価格指数が前月比0.0％（2月-0.2％）となっております。 いずれも改善予想となっておりますが、アジアでの環境の悪化、欧州信用不安 などの悪材料を前に、反応は乏しくなることが想定されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 本日は財務省の2年債入札が予定されております。 リスク回避の流れから入札が好調となり金利低下となるようなら、仕組み債に よってドル売り、逆ならばドル買いに繋がりやすいと見られております。 リスク回避の動きから既にドル売り基調が強まっており、2年債入札結果次第で ドル売りの流れが加速する可能性があります。 89円50銭から55銭には本邦投資家のドル買いオーダーが控えていると見られ、 この水準では下げ渋る可能性もありますが、このラインを突破されると ストップロスの売りが出てくるものと思われ、一気に89円どころを試す展開に 移行していく可能性が強まると見られております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も軟調な展開が継続しそうです。 米市場が下げ渋ってくれば短期リバウンドの可能性もありますが、基本的には 買戻し以外の買いが入ってくる可能性は低く、外部環境の悪化も合わせると さらに下値を模索していく展開となりそうです。 ここまで来ると、もう売り枯れでこれ以上下げられないというところまで トコトン売られる必要がありますので、信用買いがさらに投げ売られる必要が ありそうです。 為替や外部展開次第ですが、9,100円までの突っ込みは想定しておきたいところ です。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅続落となり、週足ベースでの一目均衡表の雲の上限を明確に 割り込み、雲の中へ突入しました。 これでボトム意識としては、雲の下限の9,100円あたりが意識されることに なります。 また遅行スパンの下方転換シグナル発生がほぼ確実となったことから、 この調整が長期化する可能性も高まりました。 一方で25日線との乖離率は10.6%といつ反発してもおかしくない水準にまで 達しており、底値模索ながらも短期リバウンドの可能性があります。 また4月5日高値から本日が33日目となり、一目均衡表の基本日数が経過した ことで、目先変化日となってくる可能性があります。 ただ、あくまで短期リバウンドに留まり、中期的に高値を狙うようなトレンド 転換は相当難しそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日もここのコメントで、市場筋は9,500円の節目や、昨年11月安値の9,100円割れ の水準まで突っ込み、投げ売りを出させてセリングクライマックスが起きて欲しい と考えていると書きましたが、まさにまずは9,500円を試す動きとなりました。 ただ本日は東証1部の売買代金が増えておらず、思ったよりは信用買い残の 処分が進んでいないと見られております。 買い手が不在なために、投売りを入れても処分しきれていないと見られますが、 需給環境が改善していないこともあり、9,100円の節目まで突っ込む必要がある との見方に傾いてきており、引き続き下方突っ込みの動きには警戒する必要が ありそうです。 海外勢の売りに加え、個人投資家の追証に伴う処分売りが出続けており、 これらが出切って一巡してくるまでは浮上してくるのが難しそうです。 引き続き個別銘柄で短期リバウンドを狙っていくことになります。 ただ相場環境が著しく悪いこともあり、デイトレードを中心に超短期での回転を 念頭に入れて、利益が出れば良し程度で見ていきたいところです。 値動きの軽い新興市場銘柄や、小型仕手性銘柄、仕手性材料株などの動きにも 注目していきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 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