メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol. 050  2010.5.23  2010/05/23


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol. 050  2010.5.23       ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう



 礼子の指先が谷間から逸れて、私の乳首のまわりを、弧を描くように動いた。
円の直径はだんだん狭くなり、やがて、ぴょんと突き出た頂をこねるようにも
てあそんだ。
「あああ……ダメ……隣に……」
「聞こえちゃう?」
 礼子はそう言って唇をふさぎ、ふわりと脚をからめてくる。そして強引に、
腿を使って私の脚の間に割りこんでくる。股間で感じる礼子のやわらかな皮膚
の感触が心地いい。その腿を礼子がぐいぐいと私に押し付けてくる。
 声が漏れそうになったところを、礼子の唇でふさがれた。礼子の舌が、閉じ
た私の歯の聞から、強引に入って私に絡んだ。
 礼子の手は、私の体を滑らかに這い回っている。礼子が舌を尖らせながら、
筆でデッサンを描くみたい頬や首筋をなぞった。
「ダメ……」
 私はとかすれた声をあげながらも、自分の手足からどんどん力が抜けていく
のを感じている。
 浴衣の合わせ目が開かれ、胸がはだけた。礼子はあらわになった私の乳房を
舐めた。
 風呂上がりの上気した体に礼子が舌を押し付け、あちこちを這いまわらせ、
乳首を転がす。自分の体の奥の方が次第に熱くなっていくのを感じる。
 礼子のねっとりとした愛撫に、私の息は次第に荒くなっていった。
 礼子は脚をからめ、太槌を左右に動かしながら、脚の間に食い込ませてくる。
 私の口から小さく声が漏れた。
 礼子の体が下へさがっていく。その舌先が淫裂をなぞり、敏感な場所を探り
当てる。礼子は両手で襞を広げ、硬くなった芽を舐めはじめた。
私は思わず「ああっ、いい、そこよ、いいわ、そこ」と口走ってしまった。
「うふ、気持ちいい? もっとして欲しい?」
「うん……あああ……もっと、もっとして」
 彼女の手が胸に伸びる。胸の先をいじられ、舌で芽をねぶられ、私は何度も
体を硬直させた。礼子の手が尻肉をつかんで、激しく揉みしだく。
「あ……んっ……やっ……やンっ……」
 私は次第に股を大きく開き、礼子の舌の動きに腰をシンクロさせ、早くも全
身が痙攣し始めていた。
「あ……あっ……だめっ……いっ……いっちゃうっ……」
 私の反応が一際激しくなり、今一歩のところで、礼子は舌の動きを止めた。
「あっ!……やっ!……やぁんっ!」
 私は思わずあさましく腰を振ってしまい、自分の動作に恥じ入った。
「あぁん……」
 恥じらいに身をよじりながらも、私は困ったように礼子を睨み、もじもじと
なおも腰を礼子の顔に擦りつけた。礼子はそんな私を微笑んで見つめた。私は
礼子が自分を焦らしていることに気づいた。
「い……意地悪ぅ……」
「うふふ……美紀が可愛いから……」
「もぉ……ばかぁ……ね……ねぇ……」
「なに?」
「あぁん……意地悪しないで……あ!……あぁっ!」
 会話の途中で礼子は再び舌を動かしたので、とたんに私の身体は激しく反応
を始めた。
「あ……ん……んんっ……あぁっ……あンっ……」
 私ははしたなく脚を広げて陰部を露出して腰を震わせた。だけれど、今にも
達しそうになると、礼子はまたしても動きを止めてしまった。
「あ……あぁんっ……いや……ねぇっ……ねぇっ!」
「どうして欲しいの?」
「あぁん……やめないで……ねぇ……もっと……して……」  
 薄く目を開き、潤んだ瞳で哀願してくる私に、礼子は加虐的な興奮を覚えた。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週2回発行予定)

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