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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010ー05−23-------第373 (毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 信濃三十三観音 24 別所 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 別所 信濃三十三観音 客番札所 【北向観音堂】 天台宗 15−7−.29 上田市の郊外ここ別所に天長二年(825)大火抗が生じ,慈覚大師が此れを鎮め、 その折温泉が湧出し千手観音を刻み奉安したのが創建とされている。 温泉街から一段下がった所に、 両側に土産物店や飲食店がビッシリ並んだ短い参道の奥に石段が伸びる、 城郭を思わせるような石垣を巡らして一段高い所に【北向観音堂】はある。 南向きに建てられた長野善光寺に相対して北向きに建てられているので その名が付いた『観音堂』が正面に、 お堂の回廊の欄間には数多くの絵馬が奉納されている、 右手の回廊を行くと『子育て観音』『大黒天』『不動堂』の諸堂が続く、 『鐘楼』の脇に樹齢1200年天然記念物の『カツラ』の大樹が聳えている。 山手には『不動明王立像』懸崖造りの『薬師堂』等見応えがある。 本堂左手の境内には『愛染堂』『札所観音堂』『仁王堂』も配されている。 所在地 長野県上田市別所温泉1666 0268−38−2023 |