メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/05/19  2010/05/19


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年5月19日 発行
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□本日の結果
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05/19 05/18一般会員銘柄TK +7.65% 合計+7.65% 暴騰!
05/19 05/18一般会員銘柄SK +0.15% 合計+0.15%
05/19 05/17一般会員銘柄NK +3.53% 合計+3.39%
05/19 05/10特別会員銘柄ES +3.70% 合計+12.16%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は55円安の10,186円と続落となりました。
米市場の下落、円高進行を受けて、朝方から大幅安スタートとなり、一時は
201円安の10,041円まで売り込まれました。
ただ10,000円の節目を意識して下げ止まると、押し目買いや買戻しが意識され、
前場中頃からは為替で円高基調が一服傾向となったこと、上海市場が切り返して
きたことなどから、先物に大口買いが入り下げ渋りました。
10,100円〜10,150円近辺での揉み合いとなっておりましたが、大引けにかけては
さらに先物の買戻しが入り、下落ながらも高値引けとなりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
外部環境の悪化を受けて大幅下落スタートとなりましたが、ユーロが下げ渋り
上海市場が切り返す動きを見せたことから下げ渋り、10,000円の節目を割り
込まなかったことで押し目買いが意識されました。
ただあくまで買い戻しや押し目を拾う動きに留まっており、買い姿勢は消極的な
ままとなっており、油断できない神経質な状況は継続しそうです。

先物の手口は、ゴールドマンが3,444枚、JPモルガンが1,602枚、トレイダーズが
1,445枚、BNPパリバが1,082枚の売り越し、MSMが2,489枚、メリルリンチが
2,060枚、岡三が1,584枚、バークレイズが1,119枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、BNPパリバが1,809枚、メリルリンチが1,273枚の売り越し、
ソシエテジェネラルが1,500枚、ゴールドマンが1,391枚、野村が1,260枚、
大和が1,047枚の買い越しとなっております。

目立ったところとしては、BNPパリバが裁定買いのポジションを取ったとこで、
割安の現物を拾う格好となり、大型株を支えてきました。
一方でゴールドマンは日経平均売り、TOPIX買いのリバランスながらも、
日経平均を利食い、昨日まで処分を続けていたTOPIXを拾う格好となっております。
全体的に方向感は無く、利食い、リバランス、様子見のニュートラルスタンスの
展開となっております。
このため、下値を売り叩く展開にはなっておりませんが、反転上昇する勢いも
狙いも感じられません。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均はが3日続落、マザーズ指数
が反発、ヘラクレス指数が4日続落となりました。
朝方は相場全体が大きく下落していたことから、3指数揃って大幅下落展開と
なっておりましたが、直近大きく売られていたネット関連銘柄の下げ幅は
限定的に留まり、日経平均が下げ渋ったのをきっかけに、後場に入ってからは
指数が反転する展開となりました。
またヘラクレス主力株も反転する銘柄が散見され、指数は続落となりましたが、
大幅に下げ幅を縮小する展開となりました。
大型株に比べてとにかく投げ売られている新興市場銘柄ですので、相場が反転
せずとも落ち着きを取り戻せば、短期リバウンド狙いの展開が期待できそうです。


□個別銘柄動向
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朝方は東証1部の9割近くが下落する全面安商状となっておりましたが、
主力株の一角にも反転する銘柄が散見され、下げ渋る展開となりました。
特に直近売られていた資源、鉄鋼、非鉄などが後場にかけて切り返す動きとなり
ました。
また商社、海運なども下げ幅縮小となっております。
一方で昨日まで資金の逃避先となっていた倉庫運輸、陸運、水産農林などは
売りにおされました。

個別銘柄でも下げ渋りからプラスに転換する銘柄が散見されました。
高田機工 (5923)は安く寄り付きましたが、その後プラスに切り返したことで
一時183円まで上昇、+7.65%の上昇となりました。
他、場中紹介銘柄では、ミクシィ (2121)、メディネット (2370)、
リアルコム (3856)、アクセルマーク (3624)、ASJ (2351)、
ネクスト (2120)、ネットイヤーグループ (3622)、グリー (3632)
サイバーエージェント (4751)などが後場にかけて大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は軟調な展開が想定されます。
東京時間にはユーロのショートカバーの流れから米Globex先物がプラスに転じる
場面もありましたが、欧州時間に入って、英中銀議事録の中でユーロや緊縮財政
への警戒感を示し、下ブレリスクを指摘したことから、再度ユーロ安の展開が
進行しており、欧州市場は軒並み下げ幅拡大、米Globex先物も再び下落に転じて
推移しております。
また独の空売り禁止措置について、仏ラガルド財務相が一方的な現物手当の無い
空売り禁止の決定は遺憾と批判しており、まだまだ欧州動向は不安定となって
おります。

昨晩の米市場はダウが114ドル安と大幅反落となりました。
欧州が堅調推移したこと、ウォルマートやホームデポの決算や4月の住宅着工件数
の結果を好感し、ダウは買いが先行、一時93ドル高まで上昇しました。
ただ独政府が空売り規制の導入を発表したことをきっかけにユーロが急落、
米国での金融規制強化の動きが強まるとの懸念が拡がり、株式市場も下落展開と
なりました。
シカゴ日経先物は、100円安の10,160円、円建ては85円安の10,160円で終了
しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ディアー、ターゲット、アプライド・マテリアルズなどが
予定されております。
経済指標は、米住宅ローン借換え申請指数、4月消費者物価コア指数、
4月実質所得が予定されております。
予想は、4月消費者物価コア指数が前年比+1.0%(3月+1.1%)となっております。

昨日はネガティブサプライズも警戒された住宅関連指標が予想を上回り、
米住宅市場の二番底に対する懸念は幾分後退しました。
ただ引き続き注目されているところであり、今晩の米住宅ローン借換え申請指数
によって、4月末で期限切れとなった初回住宅購入者向け税控除措置の影響を
見極めたいとの動きになっております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、ドル円では引き続き欧州ソブリンリスクが上値を抑える要因と
なってきますが、91円50銭付近に本邦準公的機関投資家からのドル買いオーダー
が入っている模様で、この水準では下げ渋り展開が想定されます。
また独政府が発表した空売り禁止措置について、オーストリア財務省が、
欧州全体で禁止することを目指すと表明しており、影響を見たいところです。
他のイベントでは、米FOMC議事録の公表があります。


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■明日の展望
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明日も上値が重い横ばいまたは軟調な展開が想定されます。
本日は下げ渋りましたが、依然として円高基調は継続中であり、外部環境の悪化も
依然として根強く残ったままとなっております。
何らかの材料をきっかけに短期リバウンドの流れとなる可能性もありますが、
買い材料に乏しい状況であることや、海外勢の資金流出が続いていることから、
あくまでもリバウンドの動きに留まりそうです。
ただ個別銘柄では、好業績銘柄でも問答無用に投げられている銘柄多数あり、
相場が落ち着きさえすれば、見直し買いの短期リバウンド展開が期待されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅安スタートの後は下げ渋り、10,000円の大台割れは回避しました。
ただ依然として10,000円の節目が意識される展開が継続しております。
ボリンジャーバンドでも拡大する-2σに沿った格好で下げが継続しております。
一方でもう1本陰線を繋げると新値足の陽転ポイントが10,350円まで一気に
下がることから、トレンド反転が容易になってきます。
このまま反転の意識を強めるためには、早急に200日線を超えることが必要で、
いつまでも下方に沈んでいるようなら、2月安値が再び意識されることに
なりそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均は10,000円の節目で下げ渋り、新興市場もマザーズ指数が切り返すなど、
リバウンドの展開が期待されるものの、依然として市場関係者は警戒感を緩めて
おらず、引き続き10,000円割れの可能性を警戒しております。
また欧州系を中心に資金を引き上げる動きが継続していることからも、簡単に
反転攻勢の展開に移行するのは難しそうで、あくまで為替、特にユーロの展開次第
で上下する神経質な展開が続きそうです。
概ね日経平均は底値圏に近いというのは、市場関係者間で一致しておりますので、
あとは外部環境でのきっかけ次第で、それまでは様子見となりそうです。

個別でも様子見継続となりますが、マザーズ指数が本日切り返したこともあり、
明日が大きく下落する展開にならなければ、引き続き短期リバウンド狙いの
展開になる可能性もありそうです。
ただ、まだ薄氷の上を歩く感覚での超短期トレードが中心であり、少しでも
状況が悪化すればすぐに崩れていくことも想定されます。
リバウンドを狙うとしても、デイトレードになることも念頭に基本は様子見で
リスクの取る小口資金で小幅回転させていくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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