|
************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年5月14日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 05/14 05/13特別会員銘柄TK +2.13% 合計+2.13% 05/14 05/13一般会員銘柄SI +5.16% 合計+5.16% 05/14 05/13一般会員銘柄DC +2.47% 合計+2.47% 05/14 05/10特別会員銘柄EB +3.04% 合計+6.53% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は158円安の10,462円と反落となりました。 昨晩の米市場が下落、円高進行を受けて朝方から売り優勢の展開となりました。 一時200円超まで下げ幅を拡大する場面もありましたが、アジア市場が下げ渋った ことを受けて先物に買い戻しが入り、次第に下げ渋る展開となりました。 後場に入ると、円高進行が一服、アジア市場がさらに下げ幅を縮小する展開と なり、米Globex先物も上昇したことから、買戻しの動きが継続し、10,551円まで 下げ幅を縮小しました。 ただ14時を過ぎると週末要因に絡んだ短期筋の利食い売り、欧州経由での 手仕舞い売りが膨らみ下げ幅を再び拡大して終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 米市場が下落、為替の円高、特にユーロの下落が止まらないことを嫌気して 大きく売られる展開となりました。 ただ前引けにかけてSQ値を回復したことで先物の買戻しの動きが強まり、 後場にかけては下げ渋る展開となりました。 しかし14時過ぎに急速にユーロが下落したこと受けて、再び先物に大口売りが 入り、短期筋の週末要因の手仕舞い売りも重なって、再び大きく下落しました。 先物の手口は、クレディスイスが2,037枚、ニューエッジが1,271枚、みずほが 1,190枚、カブコムが1,070枚の売り越し、メリルリンチが2,342枚、JPモルガン が1,421枚、立花が1,269枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、メリルリンチが1,500枚、大和が1,494枚、クレディスイスが1,183枚 の売り越し、野村が1,740枚、BNPパリバが1,534枚、ソシエテジェネラルが1,500枚 の買い越しとなりました。 後場の下げ幅拡大の要因はクレディスイス、ニューエッジの売りと見られ、 急速に下げ幅を拡げる展開を作りました。 他に関しては、リバランス重視の動きながらも全体的にはニュートラルから 下値を意識する状況となっており、依然下値意識の強い状況となっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、マザーズ指数、ヘラクレス指数が反落、 ジャスダック指数が続伸となりました。 朝方は相場環境の悪化を受けて3指数揃って下落となり、特に値動きの軽い ネット関連銘柄を中心に売られる展開となりました。 その後日経平均が下げ幅を縮小するのに合わせて、新興市場も下げ幅を縮小、 好調な決算などを受けてジャスダックは大引けにかけて小幅プラスに転換、 ヘラクレス指数も小幅安まで下げ渋りました。 一方で短期筋の売り抜けの影響を大きく受けたマザーズ指数は1%弱の大幅下落と なりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 外部環境の悪化、ソニーの冴えない決算、プロパストの民事再生法の申請など、 悪材料が重なったことを受けて、主力銘柄を中心に売りが膨らみました。 特に円高要因が重しとなって、精密機器、電機、自動車などが大きく売られ、 資源、鉄鋼、非鉄、商社なども売られました。 また銀行、保険、不動産、証券なども軟調となっております。 一方で、円高メリットの紙パルプ、内需の農林水産、倉庫運輸などが買われました。 会員銘柄では、空売り銘柄や下げ渋りを狙ったところが堅調となったものの、 全体的には売りに押される展開となりました。 また短期筋の週末要因における手仕舞いが目立ったことも要因となりました。 場中紹介銘柄では、パイオニア(6773)、駒井鉄工(5915)、北川鉄工所(6317)、 ゲームオン(3812)、オリコン(4800)、ツガミ(6101)、アプリックス(3727) などが上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 欧州時間に入ってソブリンリスクの警戒感が高まり、欧州市場は軒並み下げ幅を 拡大、ユーロが大きく下落しております。 ムーディーズが欧州格下げに関して、ギリシャを格下げする場合は複数引き下げる 可能性が高く、逆に格上げは近い将来では非現実的と伝わっていることも重しと なっております。 商品相場でもリスク回避の動きが強まり、原油価格が安値更新、反して金価格が 大幅上昇となっており、これも相場の重しとなっております。 米市場でもこの欧州の流れを継ぐ可能性が高く、軟調な展開が想定されます。 昨晩の米市場はダウが113ドル安と大幅反落となりました。 新規失業保険申請件数が予想より弱かったことから、朝方はやや売りが先行と なりました。 その後は終値近辺での揉み合いとなっておりましたが、住宅ローン関連証券の 格付けに絡み、ゴールドマンサックスなど8つの銀行や格付け機関に対して、 NY州司法長官が召喚状を送付したことを受けて、刑事事件へ発展するとの懸念が 台頭して、大引けにかけて売りが膨らむ結果となりました。 また小売のコールズが冴えない決算を発表、予想を上回る決算を発表した シスコシステムズが慎重な見通しを示したこと、レストランチェーンの ウェンディーズの北米既存店売上高が大きく減少したことなども、 売り圧力を強める要因となりました。 シカゴ日経先物は145円安の10,495円、円建ては160円安の10,480円で終了 しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算ではJCペニーが発表を予定しております。 経済指標では、4月小売売上高、4月鉱工業生産、4月設備稼働率、 5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想73.5、72.2)、3月企業在庫が 予定されております。 予想は、4月小売売上高が+0.2%(3月+1.9%)、 4月鉱工業生産が+0.7%(3月+0.1%)、 4月設備稼働率が73.8%(3月73.2%)、 5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が73.5(4月72.2)、 3月企業在庫が+0.4%(2月+0.5%)となっております。 小売売上高は、3月の大幅増加の反動で小幅増となる予想がされております。 5月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値は改善予想ながらも、直近のNY市場の 下落、ガソリン価格の下落によって、ネガティブサプライズになる可能性が 指摘されており、注意が必要となりそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因で、ドル円では、欧州ソブリンリスクがドルの上値を抑えるものの、 中国人民元切り上げ観測が後退したことで、幾分下支えされることが想定されます。 92円50銭にドル買いがあるとされ、これを下抜ければストップロス、逆に 93円台ではドル売りオーダーが控えており、ストップロスは93円60銭から上に 控えているとされております。 要人関連では、エバンス米シカゴ連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週も欧州動向を中心に、為替動向次第で乱高下する展開となりそうです。 ギリシャ支援については、具体的に動き出しているものの、依然ソブリンリスク 問題は燻ったままであり、下げ止まらないユーロの状況が重しとなってきそうです。 材料としては、週初に3月機械受注、4月マンション販売統計があり、20日には、 1-3月期GDPの発表が予定されております。 相場に影響を与えてくる指標だけに、大きく影響してくる可能性があります。 欧州では、19日に90億ユーロ規模のギリシャ国債の大量償還が予定されており、 無事に通過できるかどうかが注目されるところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 一目均衡表の雲の下限近辺での攻防となり、下値を切り上げる格好となって いるものの、雲の上限が10,640円で横ばいを続けることから見ても、強い上値 抵抗線として意識されております。 また転換線も下落して同ラインに接近していることから、今後は一層強い抵抗 ラインとして機能しそうです。 目先は10,400円〜10,800円でのレンジでの揉み合い、さらに週足の基準線、 月足の転換線が位置する10,200水準がボトムとして意識されそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日に短期的な天井を付けた可能性と記載しましたが、まさに教科書通りに 跳ね返される展開となりました。 10,400円を割り込まずに、下ブレとなったわけではなく、さらに下方へ突っ込んで 売りを入れるような動きはありませんので、下値意識が強いながらもこの水準 では好業績銘柄を中心に押し目買いや打診買い、買戻しの動きが強まりそうです。 ただ円高進行が続いていることが重しとなることに変わりなく、ユーロが危険 水域に達しつつあることからも、引き続き神経質な展開が継続しそうです。 ユーロがさらに下落を続ければ、日経平均も下方へ突っ込んで10,000円の節目 を目指してもおかしくありませんので、為替動向に注視する必要があります。 一方で、本日はオプションSQ算出日であり、終値ベースでSQ値を上回って 終了しました。 これは来週以降の下値サポートラインとして意識されることが想定されますので、 週初にこのラインを維持して反発展開に移行できるかが焦点となってきます。 逆に下放れてしまうと、SQ値が抵抗ラインとなってきますので、終値で上回った からといって楽観視はできません。 個別では、引き続き為替動向睨みに神経質な展開が続きそうですので、 様子見継続となっていきそうですが、企業決算がピークを超えたこともあり、 個別銘柄物色の流れが強まりそうです。 特に、現在は持ち合いを形成している、一時期賑わった仕手性材料などの 動向に注目が集まりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 ************************************************************************ |