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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年5月12日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 05/12 05/11特別会員銘柄PC +4.04% 合計+4.04% 05/12 05/11一般会員銘柄TE +2.46% 合計+2.46% 05/12 05/10特別会員銘柄ES +3.33% 合計+8.33% 05/12 05/06特別会員銘柄MS +10.85% 合計+17.50% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は17円安の10,394円と小幅続落となりました。 昨晩の米市場は高安まちまちながら、下げ幅を縮小する展開となったことで、 先行して下落していた日経平均は買い先行のスタートとなりました。 一時90円高の10,501円まで買われましたが、10,500円に差し掛かると戻り売り 圧力が強まり伸び悩む展開となりました。 後場に入ると、アジア市場が軒並み下落に転じたことを受けて先物、現物共に 売りが優勢となり下落に転じると、そのまま下げ幅を拡大しましたが、大引けに かけては若干買い戻されて小幅安で終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向きに継続となっております。 昨日と同様に前場で伸び悩み、後場に下落に転じる展開となっており、戻りは 非常に鈍い動きとなっております。 一方的な売り手口は無いものの、ファンド解約45日前ルールによる断続的な売り、 週末オプションSQに向けて上値を抑える売りなどが上値を抑え、上値を押し下げる 動きに繋がっております。 一方、200日近辺では息の長い年金や生保の買いが入っている模様で、同線が 下値支持ラインとして意識されております。 先物の手口では、大和が3,350枚、野村が1,198枚の売り越し、JPモルガンが 3,258枚、ソシエテジェネラルが1,254枚、UBSが1,217枚の買い越しとなりました。 TOPIXでは、大和が1,552枚、BNPパリバが1,063枚の売り越し、ゴールドマンが 2,360枚、メリルリンチが1,350枚の買い越しとなっております。 先物は10万枚を超える大きな商いとなっておりますが、一方的に売り買いの ポジションを決めるような手口は見られません。 前場買い、後場売りの短期スタンスでの売り買いと、リバランスの動きが メインとなっております。 ただ全体的には売りが優勢で、日々上値を抑え、下に押さえつける動きに 繋がっております。 先物のも200日線が下値支持ラインとなっておりますので、これを下抜けると 一気に10,000円近辺を見に行く可能性がありますので、注意が必要です。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続落となりました。 朝方は3指数揃って堅調推移となり、昨日大きく売られたマザーズのネット関連 銘柄を中心にリバウンド狙いの短期資金が流入しました。 ただ昨日同様に後場には伸び悩むと資金が一気に流出し、日経平均の下落転落も 手伝って3指数は下げ幅を拡大させました。 3市場ともに売買代金が低下しており、特にジャスダック、マザーズ市場では、 200億円割れとなっております。 連日での失速展開や、個人投資家のリスク許容度、流動性の低下から 手控えムードが非常に強まりました。 引き続き売られ過ぎ銘柄のリバウンド狙いはありそうですが、半日も堅調さを 維持できないほど資金の逃げ足が速まっており、デイトレード以外で 手掛けるのは難しくなりそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は最終的には小幅安となり、方向感乏しく高安まちまち売り買い交錯と なっております。 ただ昨日に続き銀行、証券、ノンバンク、保険、不動産は下落率上位に顔を並べ 上値を抑える要因となりました。 一方で、自動車、石油、資源などはリバウンドの動きとなりましたが、商社、海運 などは一角が売られて続落となりました。 朝方や前場高く、後場安い展開で個別銘柄としてやり辛い状況が続いております。 そんな中で丸山製作所 （6316）が高値で+10.85%、合計+17.50%となった他、 空売り銘柄が逆に高くなりました。 新興市場銘柄は博打要素が高く、大幅リバウンドとなる銘柄もあれば、 伸び悩んで急落する銘柄も多く、デイトレードで細かく回転する以外には利益が 出し辛い状況となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は小幅高または横ばいの展開が想定されます。 米連邦検察当局が米モルガン・スタンレーについて、住宅ローン関連の デリバティブ取引で投資家を欺いたかどうか捜査していると報じられており、 手仕舞い売りを誘発して時間外で下落する要因となっております。 他の金融機関にも捜査の手が及ぶ可能性が指摘されており、環境が悪いだけに 神経質な状況となっております。 一方でEU圏の3月鉱工業生産などの経済指標は、予想を上回る結果となり、 欧州市場はプラスに転換、為替もユーロが上昇しております。 米Golebx先物もプラス転じてきていることから、このままであればダウは 反発展開となりそうです。 ただ、買い進めるような材料は無く、不安要素が多い状況に変わりありません ので、上値は限定的となりそうです。 昨晩の米市場はまちまちの展開となり、ダウが36ドル安、ナスダックが0.64 ポイント高となりました。 大幅上昇の翌日ということ、一部の欧州国の緊縮財政政策についての懸念や 中国での金融引き締め観測が嫌気され、売り先行となってダウは一時99ドル安 まで下落しました。 ただ短期的な流動性の懸念が払拭されたとの見方から下げ幅を縮小、 一時プラスに転じる場面もありました。 シカゴ日経先物は45円高の10,445円、円建ては35円高の10,435円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、シスコシステムズ、メーシーズなどが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、3月貿易収支、4月財政収支が予定されて おります。 予想は、3月貿易収支が-405億ドル（2月-397億ドル）、 4月財政収支が-400億ドル（2009年4月-209.1億ドル)となっております。 特に相場を左右するような材料はありませんが、貿易収支に関しては、 燻り続ける米中通商問題に再度火を付ける可能性が指摘されております。 引き続き、米議会の中国制裁法制定の懸念、米財務省の為替操作国認定懸念に ついて解決しておりませんので、注意が必要となります。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、欧州ソブリンリスク、中国人民元切り上げ観測がドルの上値を 抑える状況となりそうです。 ルービニ・ニューヨーク大学教授は、数年以内のユーロ崩壊を警告したことが 伝わっており、引き続き警戒感が強い状況となっております。 要人関連では、ブラード米セントルイス連銀総裁、ローゼングレン米ボストン 連銀総裁、ロックハート米アトランタ連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日が上下どちらに放れていくかで、週末に向けての方向性が出てくる可能性が ありそうです。 本日下げ止まっている200日線を下放れるようなら、節目の10,000円や10,000円 割れの水準が意識されることになりそうです。 一方で同線をサポートに反発するようなら、暫くは狭いレンジでの日柄調整を 形成、再上昇のきっかけを待つ状況となっていきそうです。 再度上値を試すには、最低でも10,800円を突破してくる必要がありますので、 日柄調整となるようなら、上下しならが10,400円〜10,800円での持ち合い状況と なっていきそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は5日線および75日線に上値を抑えられ、200日線がサポートとなる 格好となり、週初の上昇分を帳消する状況となっており、底値模索の展開が 継続しております。 ボリンジャーバンドでは-2σ水準にありますが、バンド自体が急速に拡大、 -2σも下方へ拡大しておりますので、-2σの下落に沿った下げとなっております。 一目均衡表では、雲の下限から下放れとなっており、週足の基準線、月足の 転換線が位置する10,200円水準が次のサポートラインとして意識されます。 ここを割り込むようなら、節目の10,000円や週足ベースの雲の上限の9,930円と なってくるため、10,000円割れも意識されることになります。 ただMACDは-121まで下落しており、2月安値の-127に接近してきたことで、 そろそろ底値が近くなる可能性もありそうです。 まずはサポートラインとなっている200日線を維持できるかどうかが焦点と なってきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 引き続き欧米外部要因の不安定な動きに左右される格好となりそうです。 特にユーロが安値近辺まで下落していることが嫌気される要因となってります。 また上海市場が連日で安値更新となっていることも限定的ながらも買い意欲を 削ぐ状況となっております。 引き続き悪材料出尽くしとなる場面、相場ではコツンと底を打つ音が聞こえる 場面を探っていくことになります。 個別では引き続き短期小口回転型で、売られ過ぎ銘柄や値動きの軽い低位銘柄 などの物色に注目することになりそうです。 ただ新興市場など、需給が悪化してリスクだけが高くなっている状況ですので、 無理に手を出さずに様子を見るも良さそうです。 また、あくまで余裕があればといった状況ながら、200日線近辺では好業績銘柄 に長期資金の買いが入っていることから、中長期狙いでの打診買いを探るのも 一手となりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== きもと （7908） 現在値：577円 大幅下落銘柄の短期リバウンド狙いとなります。 業績下方修正が嫌気され、相場環境の悪化を受けて急落展開となっております。 ただボリンジャーバンド-2σを超えての下げ過ぎ水準にあり、テクニカル的にも 一旦反発してもおかしく無い水準に達しました。 相場環境としては前場高く後場安い難しい状況が続いており、反発しても動きが 止まるようならすぐに撤退するだけの準備が必要な割切り銘柄となりますが、 超短期回転型として注目したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 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