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タイトル:火星への人類移住計画 &国家公務員採用半減  2010/05/03


火星への人類移住計画 まもなくスタート 日本も出費強要か? 

NASAの伝える情報はガセネタが多いと言われている。その中でも火星の情報は特にひどいことで有名だ。何やら特別な軍事機密でもあるのだろうか?

火星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F

現在知られている火星のデータの中で、一番引っかかるのが大気圧である。610.5Paという公称データはどうも信用できない。

NASAが探査機を火星に着陸させる際にも、パラシュートが使われていた。ローバーの太陽電池に塵が付着し電力不足に陥ったときも、旋風がそれを吹き飛ばした。
610.5Paでも十分可能な現象とされているが、胡散臭い。

火星の氷を掘り起こしたクレーター 
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/space92-mars-ice-crater_19583_big.jpg 

最近になってNASAは火星の情報を小出しするようになった。予算獲得と関係があるのだろう。火星に大量の水が存在することは、関係者の間ではかなり以前から常識化していた。
NASAは最初、「火星には水が存在せず、あるのはドライアイスばかり」などとでたらめを言っていたが、それが両極の極冠は水であることを認め、ここに至って「氷は地下に無尽蔵にある」とまで臆面もなく言ってのけている。
火星探査の目的を、「将来の火星移住」という素人受けする話題に偽装しているためである。

2030年、果たして人類は火星に到達しているのだろうか
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1272694491/-100

金さえ使えば可能な計画である。核戦争などが発生して地球上で生物が住めない状況になったとき、偉いさんだけが火星に避難する設定の映画や小説はよくある。

実際には地球の内部に核シェルターを造った方が経済的だ。選ばれた連中だけが、数十年間外界と遮断して地下生活する施設を建造するには莫大な資金が必要だが、それでも火星に居住施設を造るのより安上がりである。
そもそも、偉いさんたちの体力では火星にたどり着くまでの宇宙船内の生活でギブアップしてしまうはずだ。

テラフォーミング
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

現在NASAが火星有人旅行を計画しているのは、アメリカ人の火星好きに乗じて予算獲得を狙っているのが見え見えだが、将来的には人類は他の惑星に移住するようになるだろう。外見的には土星の衛星であるタイタンが地球そっくりの環境らしいが、循環しているのが水ではなくメタンなのが決定的に違う。現実に移住するとなると、諸条件をを考慮すれば、やはり火星が最も現実的な候補である。

火星を地球化するのは現段階の技術をもってしても不可能ではない。人類がやる気を出すかどうかは、財布との相談である。
当然ながら宇宙ステーションの例を見るまでもなく、アメリカは日本を財布と見なしている。協力要請されるのは見え見えだ。
金だけ強要される日本にとって火星有人旅行は全く夢のない話なのである。

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 無責任国家公務員採用半減の政府方針

民主党の方が自民党よりは少しはましかと思っていたのだが、やっていることは予想通りの低級レベルである。どうして日本人は政治音痴なのかな?

自民党だったら、天下りと高級官僚に配慮した政策を講じるだろうが、民主党は連合が支持基盤なので労働組合にいい顔をする。天下りと高級官僚に縁がないバカウヨが自民党を応援するのは世界の七不思議である。
今回の方針は、「既存公務員の賃金を守るためには採用を減らす」という安直な発想である。
それでも天下りの肥やしになるよりは幾分はましとは思えるのだが…。

国家公務員採用半減の政府方針 「政府まで採用削減」「せめて半年前に言え」「中国に出稼ぎでもしろと?」怒りの声大きく
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1272847951/-100

≪国家公務員の採用を2011年度分から半減させるという政府方針が、受験者らの怒りを買っている。あまりに拙速で、就職難に苦しむ若い世代のことを考えていないというのだ。 
現職世代の給料を減らすなどしなければ不公平だ、という声も大きくなっている。 ≫

歳ばかりとって無能な高給取りの公務員がうじゃうじゃいることは事実だ。そんな連中を1人リストラすれば優秀な若者を3人雇用することが可能になる。

単純な理屈では、リストラをしまくった方がいいのだが、実際はそれをやったら世の中がめちゃくちゃになる。無能な高給取りの公務員でも子供を大学に進学させるために金を使っている。このオヤジがリストラされたら、子供は大学に行けなくなる。
日本低迷の最大原因は経団連が「能力主義」を採用したことと言われている。
企業が目先の欲に目がくらんだ結果、会社の士気が大幅に低下してしまったのである。
保障を篤くしてやれば権利の前にあぐらをかいてしまうし、競争をあおれば忠誠心が低下し安定感がなくなる。
公務員社会はいまだに年功序列が生き残っている構造である。旧態依然ではあるが、能力主義がめちゃくちゃになってしまった実態を考えれば、一概に否定できない。

日本の歴史では、乱世では能力主義が、安定期では年功序列の世襲制が幅をきかせていた。かれこれ2千年も同じパターンを繰り返してきたのである。
結局、既得権を奪うには世の中を乱世にするしかない。

突然採用数を半減された公務員試験受験者の怒りはごもっともである。しかし、一度採用されてしまえば、年功序列を望む連中が多いことだろう。

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