メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/04/30  2010/04/30


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年4月30日 発行
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□本日の結果
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04/30 04/29一般会員銘柄NY +6.22% 合計+6.22%
04/30 04/27特別会員銘柄GO +4.83% 合計+1.70%
04/30 04/21一般会員銘柄NM +2.44% 合計+13.00%
04/30 04/15一般会員銘柄SS +3.41% 合計+9.95%
04/30 04/06特別会員銘柄NY +3.84% 合計+15.02%
04/30 04/06一般会員銘柄KD +1.47% 合計+4.18%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は132円高の11,057円と反発となりました。
欧米市場が反発したことを材料に、朝方から買いが先行となりましたが、
明日から日本市場は5連休となり、昨日の祝日と合わせて休日の中日となっている
ことから、動きは乏しく狭いレンジでの揉み合いとなりました。
連休前の手仕舞い売りが上値を抑え、逆に上値を買い進む動きが無かったことで、
すぐに伸び悩みました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
今週は外部要因によって大きく上下する結果となっておりますが、堅調な企業
業績に下値を支えられる格好となっており、下値は非常に堅くなっております。

先物の手口では、クレディスイスが2,203枚、大和が1,720枚、野村が1,093枚の
買い越しとなっており、1,000枚を超えるような売り越しの手口はありません
でした。
TOPIXでは、JPモルガンが4,547枚の売り越し、クレディスイスが4,492枚、
モルガンスタンレーが2,165枚の買い越しとなっております。

一昨日は大きく売り越してきたクレディスイスは、本日は大幅買い越しとなって
おります。
一昨日と合わせると、日経平均は半分、TOPIXは9割近く買い戻したことになり、
本日の相場を押し上げ、支える要因となりました。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数高安まちまちの展開となりました。
朝方は、日経平均が大きく上昇したことを受けて投資家心理が改善となり、
3指数揃って上昇する展開となりましたが、大型連休を前に手仕舞い売りが目立ち、
徐々に値を消す展開となりました。
後場に入ってからはジャスダック平均が下落に転じ、マザーズ指数、ヘラクレス
指数も上げ幅を縮小する展開となりました。
ただ大型連休を前にする買い手不在及び手仕舞い売りの一過性の状況であり、
騰落数でも値上がりが過半数を超えていることからも、まだ地合が悪化したと
いうわけではなさそうです。


□個別銘柄動向
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朝方から日経平均が大きく上昇したことを受けて、幅広い銘柄が買い戻し優勢の
展開となりました。
ただ上値が重く伸び悩んだことで、銀行、証券などは軟調となりました。
一方で非鉄、自動車、ハイテクなどは堅調、不動産、海運なども上昇しました。

個別でも上昇する銘柄が多くなりましたが、連休前の手仕舞い売りなどから
伸び悩む銘柄が散見されました。
特に時価総額上位の一角は、寄り天井となって下げに転じる銘柄も散見されました。
個別では、日本ユニシス (8056)、スター精密 (7718)、日本無線 (6751)
などが堅調な動きとなりました。
場中紹介銘柄では、武蔵精密工業 (7220)、日本インター (6974)、
ケイブ (3760)、ノリタケカンパニーリミテド (5331)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は底堅い展開が継続しそうです。
直近の上昇分の利益確定売りが出やすいところであり、ギリシャ問題の行方を
受けて、上値は重くなりそうですが、好調な企業業績が下支えとなって、
堅調な動きは継続しそうです。
ただ欧州市場は、ギリシャ問題への警戒感から上値が重く、下落に転じる市場も
多くなっており、これが米市場の上値を抑える要因になりそうです。

28日の米市場は反発しました。
S&Pによるスペインの格下げでデフォルト懸念が再燃したものの、米FOMCで
「長期にわたり異例の低金利が正当化される可能性が高い」、
「労働市場は改善し始めてきた」などの声明が好感されました。
29日の米市場は大幅続伸となりました。
ドイツ政府がギリシャ支援に前向きな姿勢を示したことでデフォルト懸念が
後退したこと、ヒューレット・パッカードが携帯電話端末企業のパームを買収合意
したこと、好調な企業決算などが好材料となり、終日堅調な推移となりました。
シカゴ日経先物は155円高の11,095円、円建ては135円高の11,075円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、シェブロン、ナイコアなどが予定されております。
経済指標は、1-3月期GDP速報値、1-3月期GDP価格指数速報値、
1-3月期コアPCE速報値、4月シカゴ購買部協会景気指数、
4月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予定されております。
予想は、1-3月期GDP速報値が前期比年率+3.3%(10-12月期+5.6%)、
1-3月期GDP価格指数速報値が前期比+1.0%(10-12月期+0.5%)、
1-3月期コアPCE速報値が前期比+0.5%(10-12月期+1.8%)、
4月シカゴ購買部協会景気指数が60.0(3月58.8)、
4月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が71.0(速報69.5)となっております。

1-3月期GDPは、前回より減速する予想となっており、4月のミシガン大消費者
信頼感指数、シカゴ地区購買部協会景気指数が改善予想となっていることから、
ネガティブサプライズには注意が必要と見られております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、94円50-80銭には、引き続きゴールデンウィークの連休を睨んだ
本邦輸出企業からのドル売りオーダーが上値を抑えていると見られております。
ユーロ・ドルでは、ギリシャ金融支援策の全容が、本日か今週末に発表される
との報道があることから、ドル円でも連れ高展開となっております。
引き続きギリシャ問題に左右される展開となっていきそうです。
また、中国の金融・為替政策に関する動向にも注意が必要です。


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■来週の展望
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来週は堅調な展開が想定されます。
ゴールデンウィークで5日の水曜日まで休場となるため、来週は営業日が2日しか
ありませんが、欧州ソブリンリスク、米ゴールドマン絡みの金融規制問題が
焦点となってくることには変わりはなさそうです。
また週末に米雇用統計が控えていることから、来週の2日間は様子見ムードが
強くなりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、11,000円台を回復しました。
11,000円近辺でのレンジでの揉み合いが続いている格好ですが、この流れが
継続すると、連休明けの再来週には一目均衡表の遅行スパンが下方転換シグナル
を発生させる可能性があり、上のマドを一気に埋める必要があります。
一方、下値では10,850円が非常に底堅くなっており、仮にここを下へとブレイク
したとしても、10,700円台を底値に反転してくる可能性は高そうです。
また週足では、転換線が10,762円から10,961円まで大幅上昇となってきます。
これをサポートとしている限りは三役好転の状態が続いていることになり、
中期的な上昇トレンドの継続が確認できます。


□総括・今後の方針
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欧米市場の動きに比べると、本日の日経平均の反発は弱いものとなりましたが、
大型連休前ということもあり、買いに向かう資金が無かったことを考えれば
仕方無いと言えます。
今後もギリシャ問題を中心に、欧州ソブリンリスク、米ゴールドマンサックス
問題及び新金融規制法案などの行方に左右されることになりそうですが、
基本的には好調な企業業績に支えらる格好となっており、底堅い動きは継続して
いきそうです。
来週以降は、5月14日が決算のピークとなり、業績修正や観測記事が相次ぐと
見られ、業績に関する個別銘柄物色の流れとなっていきそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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