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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年4月21日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/21 04/20特別会員銘柄ST +4.95% 合計+4.95% 04/21 04/20一般会員銘柄OK +4.93% 合計+4.93% 04/21 04/19特別会員銘柄IS +6.19% 合計+5.10% 04/21 04/15一般会員銘柄SS +1.98% 合計+0.65% 04/21 04/11一般会員銘柄TK +6.35% 合計+0.75% 04/21 04/06特別会員銘柄NY +5.04% 合計+4.40% 04/21 04/06一般会員銘柄KD +1.96% 合計+4.18% 04/21 03/31特別会員銘柄NK +3.13% 合計+2.93% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は189円高の11,090円と大幅反発となりました。 昨晩の米市場が続伸したこと、米市場取引終了後のアップル決算を好感して 時間外で上昇していたことなどを背景に、朝方から買い先行のスタートと なりました。 前場は、テクニカルリバウンドの域を出ないとの見方から高値圏での揉み合いと なっておりましたが、先物にショートカバーの動きが強まったことで、 ジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。 後場に入ると、上海市場の下げ止まり、商品市況の堅調な動き、米Globex先物の 上昇などを材料に先物に断続的に大口買いが入り、日経平均はほぼ高値圏で 取引を終了しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。 昨日に失速した経緯もあり、朝方は指数が大きく上昇する割には現物の動きは 鈍く、あくまでショートカバーの流れのみに留まっておりました。 ただ後場に入ってもジリジリと先物主導で強含む展開となったことで、 現物にも資金が流入、指数を押し上げる結果となっております。 先物の手口では、IBが1,874枚の売り越し、クレディスイスが3,868枚の買い越し、 TOPIXでは、BNPパリバが4,862枚、ソシエテジェネラルが1,793枚、三菱UFJが 1,475枚、ドイツが1,064枚の売り越し、モルガンスタンレーが4,454枚、 クレディスイスが3,795枚の買い越しとなっております。 やはり注目はクレディスイスで、本日も相場を押し上げる第一の要因となりました。 昨日と合わせるとニュートラルに戻した後にロング積み増しとなっており、 再び強気転換してきたことが伺えます。 また先物大量売りのBNPパリバは裁定業者であることから、その裏には大量の 現物買いが入っており、後場の現物買いの一要因となっております。 まだ不透明要因の多い相場ですが、先物の手口は再び強気に傾きつつあるようです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って反発となりました。 朝方から日経平均が大幅上昇する展開となったことで、投資家心理が改善、 かつ昨日が大量の投売りで大幅下落した反動もあって、テーマ性銘柄や、 ネット関連銘柄を中心に軒並み買いが入りました。 投げ売りを吸収したことで需給が改善、循環物色もしっかり続いていることからも、 引き続き、新興市場や低位株、仕手性材料株といったところが再び盛り上がって くる展開が想定されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の大幅上昇に合わせて幅広い銘柄が買われ、セクター別では全業種が 上昇する全面高商状となりました。 東証1部の値上がり銘柄数は1,509と実に全体の90%にのぼり、2月22日の1,533に 続く今年2番目の記録となり、良い押し目買いポイントとして認識された ようです。 特に欧州の空港閉鎖が緩和されたことで空運が大きく上昇、海運、非鉄、 商社、鉄鋼などの景気敏感株も買われました。 またゴールドマンショックで売られていたノンバンク、銀行、証券なども ショートカバーと押し目買いが入って上昇しております。 個別銘柄では、新興市場銘柄が軒並み高、後場に入ってからは短期資金も分散し、 小型株や仕手性材料株などにも資金が分散していきました。 国内企業決算の本格化、ゴールデンウィークの大型連休を控えるていることで、 大口の本気買いが入り辛い状況は継続しており、引き続き連休までの回転を 考慮した短期資金による物色が期待されます。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場も堅調な動きが期待されます。 昨日の取引終了後に決算を発表したアップルが時間外に大幅高となり、 ハイテクセクターを中心に相場を牽引する展開が想定されます。 ただ欧州時間に入って英雇用統計が発表され、内容は好調に回復する内容を 示しておりましたが、ブラウン英首相が「雇用統計の結果は回復の脆弱性を 示している。回復は十分でなく脆弱」と公表したことが嫌気されているほか、 欧州ソブリンリスク警戒が再燃しており、欧州市場は急速に値を消して 下げ幅を拡大する展開となっております。 これに合わせて米Globex先物も弱含み展開となっており、この影響を受けて 上値が抑えられる展開となる可能性は十分ありそうです。 昨晩の米市場は、ダウが25ドル高と続伸となりました。 ゴールドマンサックスの決算が好感された他、コカ・コーラや ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、好調な決算が続いたことで業績に対する 楽観的な見方が拡がりました。 また、ゴールドマンサックスが、SECから提訴された件について、改めて正当性を 表明したことも好感され、金融セクターが上昇相場を牽引しました。 シカゴ日経先物は125円高の11,025円、円建ては105円高の11,005円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ムーディーズ、マクドナルド、ボーイング、 モルガン・スタンレー、AT&T、クアルコム、ロッキード・マーチン、 アムジェン、イーベイなどが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されております。 決算はモルガンスタンレーやボーイングを中心に個別に見ていくことになります。 またMBA住宅ローン申請指数は注目される材料ですが、上下どちらかに振れた 方向に材料視されやすいと見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、バーナンキFRB議長が財務省の新100ドル札発行式典で挨拶する 予定となっております。 内容は米ドルに対する見解についてとなっておりますが、直近のゴールドマン ショック及び金融機関に対するコメントがあるかどうかに注目されております。 為替要因では、アイスランド火山噴火に影響は後退しつつありますが、 引き続きギリシャを中心とするソブリンリスクが神経質な問題として 相場に影響を与えてきそうです。 また、昨日のメドレーレポートで、来週のFOMCで「長期間」の低金利継続の 「長期間」削除は時期尚早ながら、6月のFOMCで文言が変更される可能性があると 指摘されたことを受けて、公定歩合引き上げの可能性を見極める動きになって おります。 ドル円では、93円50銭〜70銭にドル売り、ストップロスの売りが93円75銭に 控えていると見られております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日はやや軟調な展開が想定されます。 日経平均は大幅反発となりましたが、下落時にあけたマドの上限で止まって しまったことから、一旦リバウンドの達成感が出やすいところとなりそうです。 米市場や為替次第となりますが、まずは11,000円で値固めができるかどうかが 焦点となってきそうです。 一方で、これまで相場を牽引してきた仕手性中小型材料株などが反発し始めており、 これらの動きが波及していく展開になるかが注目されます。 中核銘柄である、ツガミ(6101)、黒崎播磨(5352)、鬼怒川ゴム(5196)、 JUKI(6440)、クラリオン(6796)の動向を注視したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反発となり、マドを空けて下落した分のマドをほぼ埋めた格好と なりました。 マドの上限が抵抗ラインとして意識され、マド埋めしたことで一旦の達成感が でやすいところですが、早期にマドを埋めて下落を否定したこと自体は 相場の強さを示すことになり、強弱感が対立しやすいところです。 一目均衡表では転換線の11,115円まで回復することはできず、まだテクニカル リバウンドの位置を抜け出せていないので、明日以降に突破できるかが 注目されるところです。 また雲のねじれが発生するタイミングでもありますので、相場の転換点と なってくるかどうか重要なポイントとなりそうです。 明日が安寄りで下げる展開となるなら、本日の上昇で一旦のリバウンドが終了、 引き続き切り返していくポイントを探る展開が想定されます。 逆に強含みとなり、転換線を超えてくるようなら、再度高値に向けて再攻勢の 展開に繋がっていきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 状況は好転してきたように見えるものの、先週末からの下落分から考えると 下落の半分程度戻したに過ぎず、全面高というものの現物に力強さが感じられ 無いなど、ひきつづき欧米市場、為替市場次第の神経質な展開が続きそうです。 国内要因では、政局不安が台頭、鳩山内閣の5月退陣が囁かれるているほか、 大型連休や国内企業決算を控えることからも、引き続き短期回転型で臨む ことになりそうです。 幸い本日の上昇で下値不安は後退、新興市場も強く反発してきたことで、 一方的なムード悪化は回避となりました。 直近に利益確定で売られて安い銘柄などの短期リバウンドを狙っていきたい ところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== シンフォニアテクノロジー (6507) 現在値:210円 週初からの急落で75日線及び200円の節目まで一気に調整が進みました。 これで3月始めからの上昇分を吐き出し、十分な押し目を形成してきました。 調整一巡銘柄の短期資金によるリバウンド狙いとなります ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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