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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年4月19日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/19 04/18特別会員銘柄NG +5.45% 合計+5.45% 04/19 04/18一般会員銘柄IH +2.43% 合計+2.43% 04/19 04/15一般会員銘柄SS +0.19% 合計+0.56% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は、193円安の10,908円と大幅続落となりました。 先週末の米市場が大幅下落、為替も円高に傾いたことで、朝方大幅下落スタート の展開となりました。 特に現物での売り圧力が強く、一時は200円超下落する場面となりましたが、 先物に買い戻しの動きが出たことで若干は下げ渋る動きとなりましたが、 反発らしい動きは一切無く安値圏での揉み合いに終始しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 米SEC（米証券取引委員会）がゴールドマンサックスを詐欺の疑いで提訴したことが きっかけとなり、先週末の米市場は大幅下落となりました。 さらにアイスランドの火山噴火で欧州経済への影響が懸念され始めたことなども 加わって為替の円高基調が止まらず、相場は全面安商状となりました。 先物の手口は、ニューエッジが2,256枚、BNPパリバが1,566枚の売り越し、 IBが1,872枚、大和が1,324枚、ゴールドマンサックスが1,097枚の買い越しと なりました。 TOPIXでは、クレディスイスが4,853枚の売り越し、BNPパリバが2,383枚、 野村が1,119枚、バークレイズが1,081枚、ニューエッジが1,038枚の 買い越しとなっております。 目立つのはクレディスイスの売りで、日経平均は小幅買い越しとなったものの、 TOPIX型を大量に売ってきたことで、TOPIXを下押す要因となりました。 これでクレディスイスは、ポジションがほぼニュートラルとなり、 ここからさらにショートにポジションを積んでくるのか、動向が注目されます。 他は特に目立った動きは無く、大半がリバランスの動き程度となっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、高安まちまちとなり、ジャスダック平均、マザーズ指数が続落、 ヘラクレス指数は反発となりました。 朝方は3指数揃って大幅下落スタートとなりましたが、朝方の売りが一巡すると 徐々に買い戻されて下げ渋る展開となっていきました。 ジャスダック、マザーズでは主力銘柄が中心に売られたことで、下げ渋ったものの 指数は重い状況となりました。 一方ヘラクレス指数は、主力の日本通信、ガーラ、ガンホー、ケイブなどが指数を 牽引、前場後半にはプラスに転じ、そのまま上げ幅を拡大する強い動きと なりました。 相場環境は非常に悪化してきましたが、新興市場の一角に短期資金が循環、 短期回転型の資金と思われるものの、調整一巡銘柄、割安、出遅れ銘柄などに 引き続き注目したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 朝方から日経平均は大幅下落、為替も円高ということで、幅広い銘柄が売りに 押されました。 米市場でゴールドマンサックスが提訴されたこともあり、銀行、証券、ノンバンク などが叩き売られ、為替の円高からハイテク、自動車なども軒並み軟調と なりました。 また鉄鋼、非鉄、海運、商社などの景気敏感株と言われるところも売られました。 東証1部の値下がり銘柄数は1,470で全体の87.8%、規模別株価指数は全て下落、 セクター別でも全業種が下落となる、まさに全面安となりました。 会員銘柄でもほとんどの銘柄が下落となりましたが、朝方は投売りが下押し要因と なっていたこともあり、下げ幅を縮小、小幅プラスに転じる銘柄もありました。 また指数の影響の受けにくい低位仕手性銘柄なども堅調となっております。 場中紹介銘柄では、インテリジェント ウェイブ （4847）、シコー （6667） ＧＣＡサヴィアングループ （2174）、インデックス・ホールディングス （4835）、 ガンホー・オンライン・エンターテイメント （3765）などが大幅上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 先週末が大幅下落となっていることから、反動の買いが入ってもおかしく無い ものの、東京時間、欧州時間でも米Globex先物がジリ安展開を継続しており、 欧州市場も総じて軟調ということからも、軟調な展開となりそうです。 また商品市況でも原油、金などが弱い動きとなっており、相場の重しと なってきそうです。 先週末の米市場はダウが125ドル安と大幅反落となりました。 前日のグーグル、AMD決算が材料出尽くしに繋がり、時間外で売られる展開と なっておりましたが、3月住宅着工件数が予想を上回ったことが好感され、 売り先行でも小動きのスタートとなりました。 ただSEC（米証券取引委員会）がゴールドマンサックスを、サブプライムモゲージ 関連証券の販売に関して、詐欺の疑いで提訴したと発表があったことをきっかけに、 金融セクターが急落、全面安となったことで指数も大きく下落しました。 ダウ構成銘柄のバック・オブ・アメリカは予想を上回る決算を発表したものの、 5.5%安と冷や水を浴びる格好となって大きく下落、当のゴールドマンサックスは 12.8%安で終了しております。 シカゴ日経先物は150円安の10,940円、円建ては175円安の10,915円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ＩＢＭ、シティグループ、ハリバートンなどが予定されて おります。 経済指標は、3月景気先行指数が予定されており、予想は+1.0%（2月+0.1%）と なっております。 3月景気先行指数は雇用環境や景況感の改善を受けて、予想も改善を示している うえ、さらに上ブレとなる可能性が指摘されております。 ただ一方で先週末のミシガン大消費者信頼感指数がネガティブインパクトと なっていることからも、強気予想に反した時のネガティブインパクトに 注意が必要となってきそうです。 決算では、まずはシティグループの決算内容及び市場の反応が注目されます。 昨日はゴールドマンショックの影響から金融セクターへの不透明感が強まり、 シティグループも株価下落に巻き込まれました。 決算を受けて市場がどのように反応してくるかが注目されるところです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、91円50銭に本邦準公的機関投資家のドル買いが控えていると 言われており、一方で91円後半では米系インベストメントバンクの売りが 先週から確認されております。 またユーロの弱含みが止まらない状況となっているのが懸念材料で、 ギリシャのCDSが過去最大に拡大したことからギリシャ懸念が再燃、ユーロを 押し下げる要因となっております。 また、アイスランドの火山噴火の影響で、ギリシャへの支援策に関する欧州連合、 欧州中央銀行、国際通貨基金、欧州委員会との協議は延期となったうえ、 火山灰による欧州圏の景気回復や農作物、今週末ワシントンで開催される、 IMF世界銀行の春季総会、G7・G20財務相中央銀行総裁会議への影響も懸念され、 徐々に大きな問題材料として懸念が拡がっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も軟調な展開が想定されます。 テクニカル的には自律反発の動きがあってもおかしくありませんが、 とにかく為替要因が大きく影響してくることが想定され、止まらない円高基調が 重しとなってきそうです。 欧州ではギリシャ問題も相変わらずユーロを押し下げてる問題として再燃、 アイスランドの火山噴火も加わって弱い動きを続けております。 米市場がどこで下げ止まってくるかにも注目ですが、為替動向にも神経質に 反応を示しておりますので、注視する必要があります。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均はマドを開けての大幅下落となり、25日線を割り込みました。 ボリンジャーバンドでは-1σまで一気に調整となり、これをサポートとして 反転してくる可能性もありますが、1月安値を10,982円割り込み本格調整入りが 濃厚となったうえ、新値3本足が陰転してきたことからも、引き続き下値模索の 展開となる可能性が高そうです。 メドとなってくるのか、2月、3月安値などを結んだ下値支持線が10,700円を 超えたところにあり、さらに同水準は、75日線、月足の一目均衡表の基準線など が推移していることから、まずはこの水準が意識されそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均はゴールドマンショックによって大幅下落となり、1月高値を割り込んで 調整入りが明確になってきました。 一旦は自律反発の買いが入ってきてもおかしくありませんが、基調は下向きに 転換しておりますので、引き続き押し目ポイント探っていくことになります。 ゴールドマンショックの影響は日本株にとって限定的との声が聞かれ、本日の 大幅下落である程度折り込みましたのが、為替の円高基調が上値を抑える要因 として警戒されております。 特にアイスランド火山噴火の噴煙の影響が既に航空業界に打撃を与えており、 これが経済全体へと影響してくる可能性が懸念、当然これはユーロ安円高に 繋がってきますので、注視していく必要がありそうです。 個別では、引き続き指数に絡む大型株や為替の影響を受ける輸出株は、 手を出し辛い展開となりそうです。 また東証1部の中小型材料株が崩れていることからも、関連銘柄には買いが入り 辛そうです。 一方、新興市場には短期資金が流入、一部銘柄が大きく上昇するなど、何とか 循環物色の流れは継続しております。 基本は、キャッシュポジションを高めて様子見となりますが、短期小口回転 スタンスで、割安、出遅れ、調整一巡感のある銘柄などを狙っていくことに なりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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