メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/04/14  2010/04/14


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年4月14日 発行
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□本日の結果
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04/14 04/13特別会員銘柄TS +1.74% 合計+1.74%
04/14 04/13一般会員銘柄DW +3.94% 合計+3.94%
04/14 04/12特別会員銘柄LM +12.41% 合計+13.04% 暴騰!
04/14 04/12一般会員銘柄OK +4.17% 合計+11.11%
04/14 04/11一般会員銘柄TK +7.00% 合計+3.38%
04/14 04/06一般会員銘柄DG +6.04% 合計+6.04%
04/14 04/06特別会員銘柄NY +1.94% 合計+3.79%
04/14 03/30特別会員銘柄TH +2.70% 合計+8.57%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は43円高の11,204円と反発となりました。
昨晩の米市場は、下落スタートから切り返す格好で小幅上昇となったこと、
米市場取引終了後に発表された、米インテルの決算が好調な内容であったことから、
日経平均は朝方から買い優勢のスタートとなりました。
前場中頃には、109円高の11,270円まで買われる場面もありましたが、あくまで
昨日のショートカバーの動きに留まり、積極的な買い手口が続かなかったことから、
次第に上値の重さが意識されて、戻り売りに押される展開となりました。
後場に入ると、上海、香港市場の下落展開を嫌気し、日経平均は一時下落に
転じる場面もありましたが、その後は若干買い戻されて11,200円に乗せたところで
揉み合いとなって終了しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米市場が切り返して上昇して返ってきたことから、昨日売られた分を取り戻す
格好で朝方から上昇する展開となりました。
また米インテルの決算が非常に良い内容となったことも好感されました。
ただ、今年の1月、昨年10月と、インテル決算に前後してトレンドが転換している
経緯があり、今回も高値を付けてから本格調整入りが警戒されて、積極的に買い
進める動きは無く、次第に戻り売りに押される調整展開継続の冴えない相場と
なりました。

先物の手口は、シティが1,925枚の売り越し、ニューエッジが1,928枚、
BNPパリバが1,171枚、メリルリンチが1,010枚の買い越しとなっております。
TOIPXでは、ソシエテジェネラルが5,500枚の売り越し、バークレイズが2,767枚、
大和が1,017枚の買い越しとなっております。

昨日大きく売ってきていたニューエッジは買戻し、クレディスイスも小幅ながら
買い越しとなっております。
ただ徐々にロングを解消する動きに向かっていることには変わりはなく、
引き続き動向に注目されるところです。
また本日はソシエテジェネラルの利食い売りがTOPIXに大量に出たことで、
TOPIXは日経平均に比べて弱い動きとなりました。
BNPパリバも裁定解消で、先物を買い戻す一方で現物を処分する動きとなっており、
全体的にロングをニュートラルに戻す動きが目立ち始めております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇、ジャスダック平均とマザーズ指数は続伸、
ヘラクレス指数は反発となりました。
朝方から上昇して始まる日経平均に連れ高となり、堅調な動きとなりました。
ジャスダックでは、主力全体では軟調となりJストックは続落、相場全体の重し
となりましたが、テーマ性材料株が堅調となりました。
特に日経平均が停滞した後場中頃から資金が流入して、値を切り上げる展開と
なっております。
マザーズでは、これまで売り優勢だったネット関連株が反発となり、指数は
大幅上昇となっております。
ヘラクレスでは、大証、日本通信などの主力の一角が上値を抑えましたが、
マンション販売好調という材料を背景に不動産関連銘柄が堅調となり、
指数を押し上げました。


□個別銘柄動向
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米市場の切り返しての上昇、円高一服を受けて、ハイテク株や自動車などは
買戻しが入って反発となりました。
ただ米アルコアの不完全燃焼の決算が引き続き重しとなったことで、鉄鋼、
非鉄、海運などは冴えない展開となりました。
銀行は高安まちまち、証券は下落、保険、不動産は上昇となり、金融関連全般
ではまちまちの展開となっております。

個別銘柄では、引き続き短期資金による中小型銘柄物色の流れが継続しております。
会員銘柄では、リスクモンスター (3768)が大幅上昇となった他、
大末建設 (1814)、デジタルガレージ (4819)などが買われました。
場中紹介銘柄では、リサ・パートナーズ (8924)、ラウンドワン (4680)
ケネディクス (4321)、セキュアード・キャピタル・ジャパン (2392)、
デジタルアドベンチャー (4772)、大阪機工 (6205)、サマンサタバサ (7829)
などが大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、昨日のインテル決算を好感して、買いが先行の展開と
なりそうです。
ただ昨日に、バーナンキFRB議長が政策文言について変更の可能性があると
一部報道があったことが警戒要因となっており、今晩のバーナンキFRB議長の
議会証言が非常に注目されるポイントとなっております。
経済指標を始め、JPモルガンの決算、ベージュブック、多数の要人の講演など
イベントが目白押しとなっておりますので、個別に確認していく必要が
ありそうです。

昨晩の米市場は、ダウが13ドル高と小幅続伸となりました。
アルコアの決算で売上高が予想を下回ったことが嫌気され、朝方は売り優勢の
展開でスタートしました。
また、バーナンキFRB議長が政策文言について変更の可能性があるとの
一部報道を受けて、一時58ドル安まで下落する場面がありました。
ただその後にこの報道が否定されたこと、ギリシャ国債入札が好調だったこと
などから買い戻しが意識され、取引終了前ではインテルの業績上振れ期待の
買いが入り、市場は小幅上昇に転じました。
シカゴ日経先物は75円高の11,225円、円建ては40円高の11,190円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、JPモルガン・チェース、ヤム・ブランズが予定されて
おります。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、3月消費者物価指数・コア指数、
3月小売売上高、2月企業在庫が発表される予定となっております。
予想は、3月消費者物価コア指数が前年比+1.2%(2月+1.3%)、
3月消費者物価指数が前年比+2.4%(2月+2.1%)、
3月小売売上高が+1.2%(2月+0.3%)、
2月企業在庫が+0.4%(1月0.0%)となっております。

経済指標は概ね予想通りに落ち着くと見られており、上下どちらかに大きく
ブレない限り反応は限定的に留まると見られております。


□その他海外注目材料
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要人関連では、ピアナルト米クリーブランド連銀総裁が規制改革関連、
ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が経済見通しについて、
フィッシャー米ダラス連銀総裁が金融危機関連について講演を行う予定と
なっております。
他、バーナンキ米FRB議長が上下両院合同経済委員会で証言を行う予定となって
おり、また地区連銀経済報告書(ベージュブック)が公表されます。

最大の注目ポイントは、バーナンキFRB議長が議会証言で、FOMC声明の文言を
変更してくるかどうかがポイントとなってきます。
低金利維持の姿勢を改めて確認する可能性が高いと見られておりますが、
昨日は政策文言の変更が一部報道で伝わったことで、市場が動揺して下げ幅を
急速に拡大する場面があり、神経質な問題となってきそうです。
3月雇用統計が改善したことを受けて、長期間の低金利維持の「長期間」が
削除されるのではないかと囁かれております。
なお、バーナンキFRB議長の議会証言は、日本時間23時から始まる予定と
なっております。


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■明日の展望
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明日も上値の重い展開となりそうです。
今晩の米市場はインテル決算を好感して上昇となりそうですが、引けにかけて
失速するようなら、日経平均は売り優勢の展開へと転落していきそうです。

イベントでは、中国市場の動向が相場の焦点となってきます。
東京市場前引け後に、中国1-3月期GDPを筆頭に、1-3月都市部固定資産投資、
3月消費者物価、小売売上高、鉱工業生産などが相次いで発表となります。
1-3月期GDPの市場予想は、前年同期比+11.7%と、3年ぶりの高水準となっており、
都市部固定資産投資は同+26%、消費者物価指数は前年同月比+2.6%、
鉱工業生産は同+18.2%、小売売上高は同+18%と、いずれも高い上昇になると
予想されております。
これを受けて、市場が金融引き締めを警戒するのか、素直に好感してくるのか
注目されるところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、前日あけたマドは埋める格好となりましたが、
ボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられており、中心線とのレンジ内の
動きが継続しております。
一目均衡表では転換線が抵抗ラインとなっており、25日線の水準が下値では
意識されております。
早期に+1σと転換線のラインを抜けてくるようだと、スピード調整一巡と
なってきますが、いつまでも上値を抑えられているようだと、一旦下値を
確認しにいく可能性が高まります。
ここで1月高値の10,982円を下回るようなら、中期的なトレンドも下方転換
となってくる可能性がありますので、注意が必要となります。


□総括・今後の方針
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日経平均は反発となりましたが、上値は非常に重く、米インテル決算を契機に
本格トレンド入りが引き続き警戒されていることが伺えます。
また、明日は中国経済指標が発表され、指標の内容が良ければ金融引き締め、
悪ければ中国景気の減速として、どちらも買い材料に繋がりにくいということで、
手仕舞い様子見姿勢が強まる結果となっております。
米市場動向次第となるわけですが、1月高値を付けて日経平均が1,000円近く
下落したのは、米インテル決算翌日からでしたので、国内市場筋にとっては
強烈な印象とこれが残っているようで、今回も似たようなチャートを形成
しているだけに、暫くは買いが入り辛い展開が続きそうです。
また、ゴールデンウィークの大型連休が近づいていることも手控え要因に
繋がってきており、今後も押し目は拾っても上値追いは無く、利益の乗っている
ものは徐々にポジションクローズの動きに繋がっていきそうです。

個別では引き続き超短期での、低位株物色の流れが継続しております。
ある程度割切りとして、小口短期で飛び乗り、乗り遅れた回避、噴き上がったら
すぐに利食いのスタンスで臨むことになります。
全体的には押し目どころを探ってキャッシュポジションを高めるスタンスと
なります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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