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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年4月13日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/13 04/12特別会員銘柄LM +4.10% 合計+4.10% 04/13 04/12一般会員銘柄OK +6.67% 合計+6.67% 04/13 04/12ＪＶＣ・ケンウッド +5.56% 合計+5.56% 04/13 04/08一般会員銘柄KN +6.12% 合計+6.12% 04/13 04/06特別会員銘柄NY +0.60% 合計+1.97% 04/13 03/30特別会員銘柄TH +2.70% 合計+8.57% 04/13 03/29特別会員銘柄FK +1.37% 合計+7.25% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は90円安の11,161円と反落となりました。 米市場は小幅上昇ながらCME円建ては横ばい、為替は円高となっていたことから、 朝方から売り優勢の展開でスタートしました。 今年1月、昨年10月と米インテル決算前後で、材料出尽くしから調整局面入り していた経緯があるだけに、高値警戒感の高まりが意識されて下値模索の 展開となりました。 特に前場は先物への大口売りが断続的に出たことで指数を押し下げ、 後場はアジア市場が失速したことも合わさり、一時160円超下落する場面も ありました。 大引けにかけては押し目買いや若干の買い戻しが入って下げ渋って終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は上向きから下向きに転換しました。 本日の最大の要因は為替の円高で、特にユーロ安を嫌気する格好で先物主導で 下げ幅を拡大する展開となりました。 寄り前の外資系証券経由の注文動向も売り越し基調が目立ち、値上がり率上位 銘柄が低位銘柄が軒並み顔を出す展開から、相場は相当手詰まり状況となって いることが伺え、本格調整入りを警戒して利益確定売りが膨らみました。 先物の手口は、ニューエッジが2,643枚、クレディスイスが2,110枚、UBSが 1,117枚の売り越し、大和が1,974枚、モルガンスタンレーが1,263枚、 野村が1,228枚、シティが1,166枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、クレディスイスが1,403枚の売り越し、モルガンスタンレーが 2,042枚の売り越しとなっております。 本日の下落の主要因となったのはニューエッジとクレディスイスとなります。 場中からCTAの大口売りが確認されており、特にニューエッジは前場を中心に 売りを11,135枚出しており、これが指数を押し下げる要因となりました。 またクレディスイスは、日経平均、TOPIX共に売り越しており、まだロング形成 のままですが、このままニュートラルに戻す動きになっていくのか、一過性の 利益確定売りなのかを確認したいところです。 また買い越しの大和、モルガンスタンレー、野村などは裁定解消の動きとなり、 先物を買い戻す一方で、主力株を売ってきており、現物から指数を下げる 要因となっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数まちまちの展開となりました。 ジャスダック平均と、マザーズ指数は続伸、ヘラクレス指数は反落となりました。 3D関連など、テーマ性材料株物色の流れが継続したことで指数を支えましたが、 主力銘柄やネット関連銘柄は総じて軟調な動きとなり、指数の上値を抑えました。 ヘラクレスは、昨日に大幅上昇となった反動で、終日利益確定売りに押されて 軟調な動きとなりました。 東証1部も新興市場も主力銘柄が軟調となっておりますが、小型銘柄の一角が 循環物色されるなど、短期資金は活発に動いております。 引き続き、仕手性銘柄を中心に飛び乗りスタンスの小型銘柄物色の流れが 継続しそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均が下げ幅を拡大する中で、主力銘柄を中心に売りが膨らみました。 米アルコアの決算が材料出尽くしとなったことから、鉄鋼、非鉄、商社が 大きく値を下げ、バルチック海運指数の下落基調の影響から海運も冴えない 展開となりました。 また為替の円高から、自動車、ハイテクなども売り優勢の展開となりました。 銀行、証券は昨日まで買われていた反動から売られましたが、マンション販売が 好調だったことから不動産は後場に切り返しました。 個別銘柄でも利益確定売りに押される銘柄が散見されました。 昨日のメルマガ銘柄のＪＶＣ・ケンウッド・ホールディングス （6632）も 含めて小型銘柄は比較的堅調となりましたが、輸出関連銘柄は弱含みとなりました。 ただ、出遅れ割安の材料株の中でも、前場に踏み止まった銘柄の一角が 大引け間際の下げ渋りでプラスに転じるなど、チャートが大きく崩れる銘柄は 今のところ限定的に留まっております。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反落の展開が想定されます。 米アルコアの決算が引け後に発表され、1株利益は予想を若干上回りましたが、 売上高が予想を下回りました。 直近は好調な企業業績を織り込んだ格好で上昇してきましたので、この内容は やや失望となっており、時間外で売られる要因となっております。 またギリシャ問題に加え、米中通商問題などが足枷になってくるほか、 今晩取引終了後にインテルの決算を控えているだけに、売り先行から様子見ムード が強まりそうです。 昨晩の米市場は、ダウが8ドル高と11,000ドル台を回復して終了しました。 週末にEUとIMFが450億ユーロの信用枠設定を柱とするギリシャ支援策を明らかに したことが好感されたほか、卸電力大手ミラントと同業RRIエナジーなど 複数のM&Aニュースも好感されました。 ただアルコア決算を控えて様子見ムードが強く、小動きに留まりました。 シカゴ日経先物は35円高の11,295円、円建ては変わらずの11,260円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、インテル、リニアテクノロジー、ＣＳＸが予定されてます。 経済指標は、2月貿易収支、3月輸入物価指数が予定されております。 予想は、2月貿易収支が-385億ドル（1月-373億ドル）、 3月輸入物価指数が前年比+11.7％（2月+11.2％）となっております。 決算では当然インテルの決算が注目されます。 昨日のアルコアは、１株利益は予想をやや上回りましたが、売上高は予想を下回り 材料出尽くしから嫌気される結果となっております。 インテル決算は取引終了後となることもあり、終盤にかけては様子見ムードが 強まりそうです。 経済指標では、2月貿易収支が注目されております。 米中首脳会談で人民元切り上げの具体的な決定は無く、米国議会で中国制裁法の 動向が神経質になっていることからも、対中貿易赤字が注目されるところです。 株式市場よりも、為替に大きな影響を与えてくる可能性があります。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連は、タルーロ米FRB理事が金融規制について講演を行う予定と なっております。 為替要因は、まずはギリシャ国債の入札がどのような結果となるかが注目で、 好調ならはユーロ高に繋がりそうですが、逆に不調ならさらなるユーロ安に 拍車がかかることが警戒されます。 またギリシャだけでなく、スペインにも懸念が台頭しており、こちらは救済 されないのではないかと、米FRBに救済されなかったリーマンブラザーズを 引き合いに出して、警戒する声が高まっております。 また、米議会の中国制裁法制定、米財務省の為替操作国認定などの懸念は、 全てドル売り要因に、また中国人民元切り上げ観測、金融引き締め観測も ドル売りに繋がると見られ、ドル円での円高警戒が高まっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は11,000円を意識した揉み合いの展開が想定されます。 まずは、今晩の米インテル決算の内容、及び市場の反応に注目されます。 前回は、インテルが決算を発表した翌日に高値を付け、その後は大きな調整局面 入りした経緯があります。 今回も先行して指数が上昇してきましたので、材料出尽くしからの本格調整入りの 可能性に注意したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均はこれまでのサポートラインだったボリンジャーバンドの+1σを割り込み、 今度は上値抵抗として意識され始めております。 目先的には中心線が意識されてきますが、1月戻り高値の10,982円を下回って しまうと、中期的なトレンドも崩れてしまうため、何とかこのラインは死守して おきたいところです。 一目均衡表では、転換線を割り込んだことで、基準線が次のサポートとなり、 10,975円と1月高値と同じ水準で推移していることから、このラインが次の 重要なポイントとなってきます。 1月高値を割りまずに踏み止まることができれば、再び+2σに向けた強い動き になる可能性があります。 □総括・今後の方針 =========================================== これまで高値警戒感が叫ばれておりましたが、本日は遂にテクニカル的にも サポートとなっていた+1σや転換線を割り込み、5日線も遂に下向きに転換となり、 調整色が非常に強まっております。 スピード調整に留まれば、ここから反転してくる可能性もありますが、 今年の1月の高値や、昨年10月高値から1ヶ月近くの調整入りしたきっかけは 米企業決算となっており、今回も同じような展開になるのではないかと 警戒されております。 特に1月高値の時は米インテル決算が好決算にも関わらず、材料出尽くしとなって S&Pが9%近く下落した経緯があり、日経平均も約1,000円近く下落しました。 さすがに日経平均が1,000円も下落すると警戒する動きはありませんが、 少なくとも25日線まで押してもおかしくないと見る動きは多く、仮に25日線を 割り込むならば、75日線の10,600円まで調整となっても不思議は無いと見る 動きもあります。 まずは、米インテル決算の内容と、市場の反応をしっかり見ておきたいところです。 個別では、引き続きキャッシュポジションを高めたまま、押し目を探ることに なります。 また短期割切りで動き出した低位株や、出遅れ銘柄などを探っていくことに なりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 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