メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO =367 信濃三十三観音  2010/04/11


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 2010ー04−11-------第367 (毎週日曜日発行)
  地方の札所を巡る旅 信濃三十三観音 18 上諏訪
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上諏訪  信濃三十三観音  24番札所 【阿弥陀寺】 浄土宗 15−5−9

松本から塩尻峠を越え岡谷を通り上諏訪の町,
「元町」の信号から霧ケ峰方面へ向かう、
バス停山ノ神の前にある神社を右折して、
どんどん山に登ってゆく約1,5k程行くと山深い道路の終点に【阿弥陀寺】はある。

石垣が両側に明いた所に『嶽門』と言われる珍しい山門を入る、
杉の古木が覆い日も届かない参道には湿った落ち葉が積もり
足に気持のよい感覚を伝えてくれる、賽の河原のお地蔵さん、
数多くの石仏が木立の中に点在する,
弾誓上人が爪で彫られたと伝えられる「御名号碑」もある。

九十九折の急な山道を更に進むと岩肌が剥き出しの山裾に
木の葉隠れに『鐘楼』が見えてくる、一寸絵になる風景だ。

隣の大な岩に「南無阿弥陀仏」と彫られた徳本上人と
徳住上人の御名号にも目を見張る。
 
登りつめた所に本堂と庫裏が並ぶ、
本堂は長野善光寺の「本誓殿」を平成8年6月に移築したもの、
本堂裏手の山の中腹に『観音堂』が建つ、
堂内奥の岩窟の中に十一面観音が安置され「唐沢の岩屋観音」
「子授け観音」として親しまれている。

観音堂の欄干から振り返って見れば眼下に諏訪湖が
一望できる素晴らしい眺めが期待できる。

所在地 長野県諏訪市上諏訪唐沢山7633−1  
       0266−52−5269

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