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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年4月9日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/09 04/08特別会員銘柄AK +5.41% 合計+5.41% 04/09 04/08一般会員銘柄KN +3.40% 合計+3.40% 04/09 04/07一般会員銘柄IS +4.24% 合計+6.83% 04/09 04/06関電工（1942） +1.65% 合計+3.18% 04/09 04/04一般会員銘柄TK +1.77% 合計+5.50% 04/09 03/29特別会員銘柄FK +2.08% 合計+6.52% 04/09 03/28一般会員銘柄RT +4.82% 合計+2.35% 04/09 03/23トクヤマ（4043） +1.10% 合計+7.63% 04/09 03/17特別会員銘柄MT +5.20% 合計+23.86% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は36円高の11,204円と小幅反発となりました。 昨晩の米市場が反発、為替も円高一服となったことを受けて、朝方から買いが 先行する展開となりました。 ただテクニカル的な高値警戒感や、週末要因が重なって現物、先物ともに 断続的に利益確定売りが出たことで10時過ぎには下落に転じました。 ただSQ値が下値サポートラインとして意識されたことで、必要以上に売られる 動きは無く、後場にかけてはアジア株高、円安基調が好感されて、大引けに かけて切り返す展開となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。 本日は週末ということもあり、幅広い利益確定売りが断続的に出たことで、 上値を抑える展開となりました。 ただそれでも東証1部の値上がり銘柄数は常に1,000銘柄近くにのぼり、 指数以上に底堅い展開となっており、上値を追う動きは無くても押し目買いが しっかり入っていることが伺えます。 先物の手口は、ドイツが2,469枚、みずほが2,059枚、JPモルガンが1,009枚の 売り越し、BNPパリバが2,315枚、クレディスイスが2,041枚、ゴールドマンが 1,625枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、BNPパリバが2,644枚、大和が1,160枚の売り越し、クレディスイスが 3,336枚の買い越しとなっております。 クレディスイスの買いが引き続き相場を堅調に導いております。 またゴールドマンも引き続きロングを積み増す格好となっております。 BNPパリバ、大和、みずほあたりはリバランスの動きとなっております。 本日の動きを見る限り、先物トレンドは上意識継続と見ることができます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って続伸となりました。 朝方は小動きで高安まちまちとなっておりましたが、冴えない展開の東証1部 主力銘柄からの資金流出が続き、ジリジリと指数を伸ばす展開となりました。 ネット関連銘柄は高安まちまちとなっておりますが、、電子書籍や3D関連といった テーマ性材料株が幅広く物色され、指数を押し上げる要因となりました。 短期資金の循環は速いのですが、上げ下げ回転しながらも相場全体が底上げと なっている展開が続いております。 引き続き調整で押した銘柄、出遅れている銘柄などに注目されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 指数が重い動きとなっていたことから、ハイテク銘柄はまちまちながらも 冴えない展開が継続しております。 また昨日買われた石油株も利食い売りに押されて軟調となりました。 一方で調整一巡となっていた鉄鋼、非鉄、海運、商社などはしっかり。 出遅れと言われていた銀行、証券などもしっかりとなっております。 個別では、利食い売りに押される銘柄、買いが継続する銘柄などまちまちと なりましたが、チャート的に崩れていく銘柄は無く、週末要因のスピード調整 に留まっております。 メガネトップ （7541）は完全に底値圏から離脱する動きとなり、公開から 合計で20%を超える上昇となりました。 また、3月23日メルマガ銘柄のトクヤマ （4043）は、派手な動きはありませんが、 ジリジリと下値を切り上げる展開を継続、公開から+7%を超えてきました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は堅調な展開が想定されます。 ギリシャ問題の再燃が重しとなっておりましたが、トリシェECB総裁が、 ギリシャのプランは実行とギリシャ問題に対して楽観的な見解を示したことから、 懸念緩和に繋がり、欧州市場は堅調な動きとなっており、米市場も懸念緩和から 底堅い展開に繋がりそうです。 米市場は、昨日に切り返す展開となったこともポジティブに働きそうです。 ただNYダウは11,000ドルを超えられない展開が続いており、強い抵抗ラインとして 意識されると、ここで上値を抑えられてしまいそうです。 昨晩の米市場は、ダウが29ドル高と反発となりました。 新規失業保険申請件数が予想より弱かったことから、ダウは一時53ドル安まで 下落しましたが、小売大手各社の3月の既存店売上高が強い内容だったこと、 大手航空会社のユナイテッド航空とえUSエアウェイズの合併観測が出たことが 好感され、相場はプラスに転じました。 シカゴ日経先物は90円高の11,260円、円建ては55円高の11,225円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、コンステレーション・ブランズが予定されております。 経済指標は、2月卸売在庫が予定されており、予想は、+0.4％（2月-0.1％）と なっております。 米国には注目材料は乏しくなっておりますが、今晩はカナダで3月雇用統計が 発表される予定となっており、注目を集めております。 予想は、3月失業率が8.1％（2月8.2％）、3月雇用者数増減が+2.6万人 （2月+2.09万人）となっております。 市場では、3月雇用者数増減が予想上ブレ、+3.4万人程度になるのではと 噂されており、内容に注目されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因は、中国人民元の変動幅拡大、切り上げの可能性を見極める展開と なりそうです。 昨日は、ガイトナー米財務長官と王岐山中国副首相が会談を行っており、 来週には、胡錦濤国家主席とオバマ米大統領の会談が予定されております。 会談前に何らかの方向性が出てくる可能性が指摘されているだけに、注目したい ところです。 中国人民元切り上げ観測は、ドル円にとっては短期的には円高要因となります。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は弱含みの展開が想定されます。 SQ値を終値で上回ったことから、翌週は堅調というアノマリーに期待したい ところですが、外部環境も含めて考えると、きっかけ次第で下方に放れかねない、 薄氷の上を歩くような展開となりそうです。 逆に何らかのポジティブ材料で、5日高値の11,408円を上回れば、騰勢を強める 可能性もありますが、東証1部騰落レシオが152%に達するなど、買い手控えられ やすい環境ですので、ジリジリを値を下げていく展開が想定されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== ボリンジャーバンド+1σ水準での攻防を継続する展開となりました。 ただ+2σが下向きに転じ、今後はバンド自体が収束する格好となってきます。 MACDはシグナルとの乖離が縮小、来週にも陰転シグナルを発生させてくる 可能性があり、+1σでの調整一巡からの反転というよりは、もう少し日柄調整 が長引く可能性を考慮しておきたいところです。 一方で一目均衡表の転換線がサポートラインとして機能しており、転換線自体も 上昇基調を続けております。 これに沿った形で、強く反発して陰転回避となるようなら、非常に強い展開に 移行する可能性も残されております。 □総括・今後の方針 =========================================== テクニカル的には上下どちらにでも動ける水準に達しておりますが、 東証1部騰落レシオは再び150%超え、明らかに高値警戒感が台頭していることから、 市場筋としては、もう少し押して過熱感を冷まして欲しいとの声が聞かれます。 一方で本日はSQ値の11,146.95円を上回って取引を終了。SQ値を上回って終了 すれば翌週以降は堅調というアノマリーがあり、市場がどのように判断して いくのかを注目したいところです。 ただ全体的に見れば、日経平均は上値も下値も切り下げる展開となっており、 NYダウも11,000ドルを抜けずに天井感が台頭しております。 来週からは米企業決算が始まるだけに、きっかけ次第で崩れていく展開も 想定されますので、引き続きキャッシュポジションを高めたままの戦略で 臨みたいところです。 個別では、引き続き指数に絡む大型株は手掛け辛いことから、中小型銘柄を中心に、 短期回転型で臨むことになりそうです。 幸い循環物色が継続しており、需給環境は良いので、手掛けるものが何も無い という状況にはなりにくいと想定されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- 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