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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年3月30日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 03/30 03/29特別会員銘柄FK +1.45% 合計+1.45% 03/30 03/29一般会員銘柄LK +4.81% 合計+4.81% 03/30 03/28特別会員銘柄KT +15.56% 合計+40.54% 暴騰！ 03/30 03/28特別会員銘柄DB +2.27% 合計+3.45% 03/30 03/25一般会員銘柄KN +2.65% 合計+16.54% 03/30 03/25ＧＣＡ（2174） +6.98% 合計+4.83% 03/30 03/24一般会員銘柄AC +6.56% 合計+3.81% 03/30 03/24一般会員銘柄NI +0.43% 合計+3.57% 03/30 03/22一般会員銘柄SS +3.03% 合計+6.86% 03/30 03/14特別会員銘柄KS +4.94% 合計+18.09% 03/30 03/14特別会員銘柄KS +4.89% 合計+8.98% 03/30 03/11一般会員銘柄NS +1.76% 合計+6.12% 03/30 03/10特別会員銘柄TS +7.19% 合計+12.88% 暴騰！ 03/30 03/10東京製綱（5981） +2.35% 合計+10.13% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は110円高の11,097円と反発となりました。 米株高を背景に朝方から買いが先行、買い一巡後は高値警戒感が上値を抑え、 伸び悩む場面もありましたが、先物主導で上げ幅を拡大する展開となりました。 後場に入ると、さらに先物の大口買いが入り、先物の大量買戻しを巻き込んで 大引けにかけて右肩上がりの展開となり、日経平均は三桁の上昇、TOPIXも 日経平均を超える上げ幅で終了しました。 日経平均は終値ベースで1年半ぶりに11,000円の大台を回復、 TOPIXは昨年8月26日につけた昨年来高値を更新しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は、中期基調ともに上向き継続となっております。 前場は、期末要因による国内機関投資家、外資系ファンドなどの利益確定売りに 押される場面もありましたが、先物では11,000円台乗せからの売りの買戻しが 入り、指数を押し上げる展開となりました。 また一部短期筋、仕手筋が、売り方の踏み倒しを狙って、指数、個別共に 次々と上放れ展開を狙っているとされ、買戻しを余儀なくされた売りの ショートカバーが相場を押し上げました。 先物の手口では、ゴールドマンが1,755枚、ニューエッジが1,721枚、 メリルリンチが1,240枚の売り越し、クレディスイスが2,412枚、JPモルガンが 2,053枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、モルガンスタンレーが3,959枚、BNPパリバが3,142枚、 クレディスイスが1,582枚、ニューエッジが1,093枚の売り越し、 野村が5,185枚、ゴールドマンが2,083枚、みずほが1,368枚、UBSが1,208枚の 買い越しとなっております。 本日の主役はやはりクレディスイスで、連日での買い基調を継続しております。 反対にニューエッジは連日での売り越しで、高値を意識した動きとなりました。 TOPIXでは大商いとなっており、BNPパリバ、モルガンスタンレーなどは 裁定取引で大量の現物買い、野村は裁定解消で現物の利益確定を進めましたが、 先物の大量買戻しで指数を押し上げました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って上昇となりました。 地合の良さを背景に買い安心感が拡がり、ジャスダック平均は4日ぶりに 昨年来高値を更新しました。 3指数揃って高値引けとなる強い動きとなりましたが、売買代金は減少傾向と なっており、あくまで短期資金が流入してきたに過ぎないと見られます。 ジャスダックでは、主力の楽天、JCOM、インデックス、マクドナルドなどが 上昇して指数を牽引、他材料株物色からエイチアイも大きく上昇しました。 マザーズでも主力ネット銘柄が堅調となり指数を牽引、ヘラクレスでは、 日本通信、大証、ダヴィンチ、マネパなど主力銘柄が相場を牽引しました。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均が上げ幅拡大となる中で、東証1部主力株を中心に幅広い銘柄が物色、 東証1部は全体の81%が値上がりとなる全面高商状となりました。 銀行、証券、不動産、保険など金融株は総じて堅調、特にノンバンクは 短期資金に物色されて大きく上昇しました。 また堅調な商品市況を背景に鉄鋼、非鉄、商社、海運、資源なども軒並み上昇、 ハイテク、自動車もしっかりとなりました。 会員銘柄では、北川鉄工所 （6317）が本日+15.56%、連日での大暴騰で、 わずか2日で+40.54%を記録しました。 他、高島 （8007）、小池酸素工業 （6137）、小糸製作所 （7276）、 東京製綱 （5981）などが上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場はやや弱含みの展開が想定されます。 欧州でフランスのソブリン格下げの噂が流れており、ユーロが急落しており、 この影響から金、原油などの商品市況が下落、相場の圧迫要因となって きそうです。 またアイルランドが、一部銀行の持株比率を増やすと報じている他、 ギリシャも20年物国債を10億ユーロ分発行すると公表、合わせてユーロを 下押しする要因となり、欧州市場は軒並み上げ幅縮小、下落転落となっており、 米市場にも影響してきそうです。 昨晩の米市場は、ダウが45ドル高と続伸となりました。 2月個人消費支出が5ヶ月連続での上昇となった他、ギリシャ問題の後退から 商品相場が堅調となり、朝方から買いが先行となりました。 また米政府が、保有するシティグループの株式を77億株を年内に売却する 方針を示し、地合改善を好感する格好となりました。 シカゴ日経先物は70円高の11,090円、円建ては30円高の11,050円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ＳＡＩＣが予定されております。 経済指標は、1月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、3月消費者信頼感指数 が予定されております。 予想は、1月S&P/ケース・シラー住宅価格指数が前年比-0.6％（12月-3.1％）、 3月消費者信頼感指数が51.0（2月46.0）となっております。 1月S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、住宅市場が低迷していた1月の数字で あることから、マイナスとなっても折り込み済みとされております。 3月消費者信頼感指数も、消費指標が堅調な動きとなっており、予想通りなら 折り込み済み、上ブレならば好感材料となりそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、ボルカー米経済再生諮問会議議長が、金融改革関連に関する 講演を予定しており、ボルカールールの関する発言について注目が集まって おります。 為替要因では、3月期末決算に向けた本邦企業のリパトリのドル売りが 上値を抑えてきそうですが、加えて米中通商問題が払拭されていないことも、 ドルの上値を抑える要因となってきそうです。 ドル買い要因では、本邦機関投資家の新年度の外債投資や3月日銀短観での 追加金融緩和政策観測、米雇用統計での雇用者数の増加観測、 FRBによる公定歩合引き上げ観測などが下支え要因となってきます。 バーグステン・ピーターソン国際経済研究所所長が、米中通商問題について 提言を行っており、米財務省が為替政策報告書で中国を為替操作国へ認定、 続いて、IMF（国際通貨基金）に対して、通貨の不均衡を訴え政策変更を要請、 さらにWTO（世界貿易機関）に対して、関税及び貿易に関する一般協定を根拠に 為替操作問題を持ち込むとしております。 米中通商戦争とまで言われており、払拭されない限り不安要素として燻り続ける ことになりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も底堅い展開が継続しそうです。 ギリシャ問題の後退、米雇用状況の楽観観測などから、テクニカル的に高値 警戒感があっても売り込まれる動きには繋がりにくく、欧米市場が急落展開 にならない限り下値不安は限定的となりそうです。 上値は重いものの、先物でも現物でも売りは踏み上げを食らって連日買戻しが 入っている状況で、売りも仕掛け辛く、先物主導で上げ幅拡大していく展開も ありそうです。 ただ買い姿勢は継続ながらも、過熱感を警戒する神経質な動きとなりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反発となり、1月高値を超えてダブルトップ形成を拒否する 格好となりました。 また日足は並び陽線からさらに上に放れる格好となり、先高期待が高まる 状況となっております。 ボリンジャーバンドでは+2σを意識するトレンドを継続しており、 +2σは11,181円まで上昇、週足では11,290円まで上昇しております。 騰落レシオは相変わらずの過熱ぶりを示し、RSIもやや下落の逆行現象を見せ、 ピークアウトした可能性も出てきているものの、一目均衡表では雲のねじれ を通過したところでの上放れとなり、目先的には上意識が継続しそうです。 月足の一目均衡表では、基準線の10,772円を明日の終値で上回ることは まず間違い無いと見れますので、2007年7月以来の基準線、転換線を 上回る展開となり、長期トレンドのトレンド転換が意識されるところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は朝方に11,000円を回復し、引けにかけて上げ幅を拡大する強い 展開となりました。 リーマンショック時の11,000円〜12,000円は、先物のサーキットブレーカーが 連日発動する異常な相場展開で、わずか9日間で急落しており、真空地帯と なっております。 このため、12,000円までは一気に駆け上がっていく展開となっても不思議では ありません。 一方で騰落レシオは140%近くまで上昇、いつ調整入りとなってもおかしくなく、 こちらは警戒要因となってきます。 昨年も高値を付けてからは急落、その後1ヶ月に渡って調整モード入りした 経緯がありますので、頭の片隅に入れて警戒しておきたいところです。 個別では、引き続き仕手性銘柄、テーマ性材料銘柄などの物色が継続しており、 回転がしっかり効いている状況であることから、ムードは極めて良好と なっております。 指数の高値警戒が気になりますので、いつでも逃げられる準備をしながら、 短期回転中心でこれら銘柄の流れに乗っていきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 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