メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/03/23  2010/03/23


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年3月23日 発行
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□本日の結果
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03/23 03/22特別会員銘柄SB +8.88% 合計+8.88% 暴騰!
03/23 03/22一般会員銘柄SS +5.43% 合計+5.43%
03/23 03/22一般会員銘柄FC +10.68% 合計+10.68% 暴騰!
03/23 03/18特別会員銘柄GO +9.59% 合計+12.68% 暴騰!
03/23 03/16一般会員銘柄HK +3.60% 合計+12.75%
03/23 03/16一般会員銘柄WC +4.75% 合計+9.54%
03/23 03/14特別会員銘柄KS +0.84% 合計+10.04%
03/23 03/09一般会員銘柄WN +19.74% 合計+35.42% 暴騰!
03/23 03/09一般会員銘柄TK +4.59% 合計+7.89%
03/23 03/07特別会員銘柄NK +2.60% 合計+6.13%
03/23 03/02一般会員銘柄AT +2.25% 合計+13.75%
03/23 03/02一般会員銘柄KG +6.11% 合計+63.09%
03/23 03/01東洋ゴム工業(5105) +3.76% 合計+8.33%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は50円安の10,774円と反落となりました。
先週末の米市場は下落、昨日の米市場はこれを埋める格好で上昇となりましたが、
為替が円高基調、CME円建てが下落して返ってきたことから、
朝方から売り優勢の展開でスタートしました。
10,800円近辺で揉み合い、高いところでは利益確定や戻り待ちの売りに
押されるものの、10,800円を割り込んだところでは押し目買いが入り
指数を下支えしました。
後場に入ると先物主導で下げ幅を拡大、原発などの材料株や朝方買われた
大型株が失速していきました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。
円高要因やギリシャ問題が重しとなり、先物や大型株が失速する展開と
なりました。
また第一生命の上場に向けた換金売り観測も出ましたが、薄商いの中で、
相場が崩れる程の展開にはなりませんでした。
もともと指数に絡みやすいところは手掛け辛いことは分かっていましたので、
中小型銘柄や新興市場銘柄が活発に動きました。

先物の手口は、売りではドイツが1,791枚、ニューエッジが1,747枚の売り越し、
メリルリンチが1,709枚、日産が1,434枚、立花が1,316枚の買い越しと
なっております。
TOPIXは、大和が1,404枚の売り越し、クレディスイスが1,517枚の買い越しと
なっております。

特段目立った手口はありませんでしたが、ニューエッジの売りが後場の指数を
押し下げる要因となりました。
ただ一方的に売り込む手口という訳ではなく、クレディスイスがTOPIXを
買い越していることから、ムードは上向き継続となっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均が小安いところで揉み合い、大型株も朝方の売り買いが一巡すると
商いが低調となって資金が逃げ出したこともあり、値動きの軽い新興市場に、
資金が流入、下げ幅を拡大する日経平均とは裏腹に大引けにかけて上げ幅を
拡大する展開となりました。
マザーズ指数は2.97%の大幅上昇、ジャスダック、ヘラクレスでも売買代金が
増加しており、ジャスダック平均は昨年9月1日の昨年来高値を更新しました。

ジャスダックでは人気材料株であるユビキタスが暴騰となった他、
楽天、Dガレージ、ウェブマネーなどネットサービス関連銘柄を中心に
買いが集まりました。
マザーズでは、ネット関連を中心に相場全体が大きく上昇しました。
ヘラクレスでもネット関連が中心に買われましたが、ダヴィンチ、USEN、
日本通信などが軟調となり指数を抑える要因となりました。


□個別銘柄動向
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為替の円高要因や、テクニカル的な過熱感から、主力株を中心に値動きが悪く、
日経平均が下げ幅を拡大するのに合わせて、下落に転じる銘柄が目立ちました。
銀行、証券、不動産などは下落、商品価格の下落から鉄鋼、非鉄、商社なども
主力を中心に軟調となりました。
ただ割安水準にある非鉄銘柄の一角や原発関連、トヨタ関連銘柄などが
買われております。

会員銘柄では、新興市場銘柄を中心に堅調な動きとなる銘柄が散見されました。
ファンコミュニケーションズ (2461)、ゲームオン (3812)が大幅上昇、
ウェルネット (2428)は本日+19.74%、連日での大暴騰で合計+35.42%まで
上昇となりました。
他、メルマガ銘柄の東洋ゴム工業(5105)もしっかりで合計+10%を突破、
チタン工業 (4098)、ウェブクルー (8767)、SBIベリトランス (3749)
など軒並み上昇となって、目標ラインを突破しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続伸展開が想定されます。
ただ、米中通商問題、欧州ギリシャ問題や為替のユーロ安など、
神経質な問題が山積みとなっておりますので、素直に上値を追っていくのは
難しく、薄商いで上値の重い展開となりそうです。

先週の米市場はダウが37ドル安と反落しました。
クアドルプル・ウィッチングと呼ばれるデリバティブの清算日とあって、
出来高は直近1週間平均の2倍超に増加し、利確売りが膨らんだ他、
インド当局による緊急利上げで新興国の金融引き締めが警戒されました。
昨日のダウは43ドル高で反発となりました。
新興国の金融引き締め警戒感を懸念して売りが先行したものの、
下院で医療改革法案が可決したことを受けて、ヘルスケアセクターが
相場を下支えしたほか、素材セクターが相場を牽引したことで、
急速に買い戻される展開となりました。
シカゴ日経先物は30円安の10,720円、円建は65円安の10,685円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ウォルグリーン、アドビシステムズ、カーニバルコープ、
ダーデン・レストランツ、ジャビル・サーキットなどが予定されております。
経済指標は、2月中古住宅販売件数、1月連邦住宅金融局住宅価格指数が
予定されております。
予想は、2月中古住宅販売件数が500万戸(1月505万戸)、
1月連邦住宅金融局住宅価格指数が前月比-1.0%(12月-1.6%)
となっております。

住宅関連指標は概ね予想通りになるとの見方が大勢となっており、
ブレた方向に反応してくることが想定されます。
ただ注目は米中通商問題に移っており、予想通りであれば反応は限定的と
なりそうです。


□その他海外注目材料
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注目は米中通商問題で、米Googleが中国本土から撤退、香港に拠点を移すと
発表したことから、神経質な問題へと発展しております。
明日から鐘山中国商務次官と米商務省との会談が予定されており、
予断を許さない展開となっております。
米国からは、超党派議員が中国制裁法の制定を目指すと表明し、
米財務省に対し為替報告書で中国を為替操作国と認定し対抗策を実施するように
要請しております。
中国サイドからは、「米国が通商戦争を始めれば中国は打撃を受けるが、
より傷つくのは米国民や米企業である。米国が中国を為替操作国と認定して
貿易制裁を行った場合、中国は報復措置を講じる」と陳徳銘中国商務相が
牽制の発言を発表、温家宝中国首相は「中国の3月の貿易収支は80億ドルを
上回る赤字となる。中国は貿易・通貨戦争に反対する」と述べており、
暫くは米中要人発言に注意が必要となりそうです。

他、今晩にもFRBによる公定歩合引き上げに関する報道が出る可能性が指摘
されております。
過去2年に渡って、日本で春分の日近辺で重要な政策を発表している経緯が
あるだけに、注目度が高まっております。

為替要因では、第一生命保険のIPOに対する海外投資家からの円買い圧力は、
3,500億円程度になると見られております。
89円台では、本邦準公的機関投資家からのドル買いオーダーが控えている模様で、
本邦通貨当局の円高阻止の憶測も流れており、株式市場よりも神経質な
展開が続きそうです。


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■明日の展望
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明日は小反発の動きが想定されますが、上値は重く動意の無い展開が
継続しそうです。
日経平均は煮詰まり感もありますが、騰落レシオは指数が下落しているにも
関わらず129.99%と上昇しており、相変わらず買われ過ぎ水準にあります。
為替の円高警戒が重しとなってくることや、欧州のギリシャ問題も燻り
続けていることから、大型株へは手掛け辛い展開が続きそうで、
中小型材料株物色の流れが継続しそうです。


□テクニカル分析からの展望
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ボリンジャーバンドは+1σと+2σの間での推移を継続しております。
膠着感が強まっておりますが、+1σが接近していることで、
そろそろ調整一巡となって+2σへと向かっていく展開が期待されます。
明日は5日線が上昇、一目均衡表の転換線、雲の下限が上昇してくることから、
これに合わせて目先の持ち合いを上放れるかどうかが注目となります。
ただ騰落レシオなどは依然として過熱感を示しており、10,982円の
高値近辺では目標達成感も出易くなるのも注意が必要となりそうです。


□総括・今後の方針
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明日も引き続き、中小型材料株、新興市場銘柄の流れが継続しそうです。
ただ短期回転型の資金が多く流入しておりますので、直近暴騰銘柄には
注意が必要となってきそうです。
また市場全体で見ても、ジャスダック平均は12連騰となっており、
過熱感が台頭してもおかしくありません。
資金が逃げ出すと一気に急落局面を招きやすいだけに、撤退時期は間違え
ないようにしておきたいところです。
また派手な動きをしていない銘柄でも、海外勢の資金が押し目を拾う動きも
見せており、これらをしっかり拾っていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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トクヤマ (4043)
現在値:511円

505円の抵抗ラインを突破してから押し目を形成してきました。
75日線がサポートラインとして機能しており、まだ上値余地のある銘柄として
注目されております。
あくまで噂レベルですが、本日大暴騰させている東京計器(7721)を
手掛けた資金が次に向かってくる可能性も指摘されており、値動きに注目
したいところです。

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