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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年3月17日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 03/17 03/16一般会員銘柄HK +6.54% 合計+6.54% 03/17 03/16特別会員銘柄DB +4.21% 合計+4.21% 03/17 03/15一般会員銘柄WC +2.05% 合計+4.05% 03/17 03/14特別会員銘柄KS +5.75% 合計+8.30% 03/17 03/14一般会員銘柄KZ +2.15% 合計+10.45% 03/17 03/11一般会員銘柄NS +2.98% 合計+5.81% 03/17 03/09特別会員銘柄NK +1.15% 合計+16.23% 03/17 03/08特別会員銘柄AP +20.43% 合計+33.33% 暴騰! 03/17 03/02一般会員銘柄KG +6.19% 合計+38.26% 03/17 03/01内田洋行(8057) +1.89% 合計+3.45% 03/17 02/17一般会員銘柄TA +4.30% 合計+6.33% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は125円高の10,846円と大幅反発となりました。 昨晩の米市場が上昇、CME円建ても高く返ってきたことで、朝方から買い先行の 展開となりました。 日銀の金融政策決定会合を控えて、前場は10,800円での揉み合いとなりました。 金融政策決定会合では、予想通りの追加緩和策が発表されたことで、 為替が円高方向に進行し、利食い売りに押される場面もありましたが、 円高進行がすぐに落ち着き、大引けにかけては再び円安方向に向かっていった ことから、先物主導で上げ幅を拡大、日経平均は約2ヶ月ぶりの高値で 終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は上向き、中期基調も上向き継続となっております。 昨晩の米FOMCでは、低金利維持の声明文が出たことで、為替はドル安に向かい ましたが、商品市場、株式市場が堅調となり、東京市場も朝方から買い優勢の 展開となりました。 国内では、日銀が追加金融緩和の実施を決定し、期間3カ月の資金を 年0.1%の固定金利で金融機関に貸し出す「新型オペ」の供給枠について、 現在の10兆円程度から20兆円程度に拡大することが発表されました。 事前予想通りの内容で、為替が円高方向に進行、一時はこれを嫌気した売りが 出ましたが、株式市場でも金融緩和政策について素直にポジティブと受け止め、 為替は円安傾向、株式市場は先物主導で上げ幅を拡大する展開となりました。 先物の手口は、売りでは大和が1,401枚、日産が1,084枚の売り越し、 クレディスイスが1,213枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、BNPパリバが1,831枚の売り越し、ゴールドマンが1,246枚の 買い越しとなりました。 クレディスイスは昨日も小幅ながら買い越しとなっており、ポジションの ロング方向に意識しており、日経平均を押し上げる要因となりました。 BNPパリバや大和、日産は裁定業者ですので、現物に買いを入れてきており、 銀行、ハイテクなど、現物側から指数を押し上げております。 ゴールドマンは、TOPIXのロングポジションをさらに積み増す強い動きを 継続しております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続伸となりました。 DeNAの上方修正を背景に、これまで売られてきたネット関連銘柄に資金が入り、 マザーズ指数は非常に堅調な動きとなりました。 ヘラクレスでは、逆に昨日に大きく買われていたことから、ダヴィンチ、大証、 日本通信などの主力株が利食い売りに押され、指数の上値を抑えました。 ジャスダックでは、楽天、JCOMなどの主力が堅調、3D関連のボラテクノも 引き続き物色されたことから、堅調推移継続となっております。 ネット関連銘柄が反発してきましたが、売買代金はイマイチ膨らんでおらず、 強い買い意欲は感じられません。 一方で、3D関連などの材料株には大きな資金が流れ込んでいることから、 出遅れ材料株などの中小型銘柄には引き続き注目が集まりそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 指数が大きく上昇したことから、主力株を中心に幅広い銘柄が買われました。 銀行、損保、証券、ノンバンクなど金融株が買われて続伸、不動産株も 堅調推移となりました。 商品市況の上昇から、鉄鋼、商社、非鉄が、為替の円安や市場心理の好転を 背景に、精密機器、ハイテク、自動車なども軒並み買われました。 会員銘柄でも、相場全体が軒並み高となったことから、どの銘柄も堅調な 動きとなりました。 中でも、保土谷化学工業 (4112)が後場にかけて大幅上昇となった他、 アプラス (8589)が自社株買いを発表したことで、高値で+20.43%、 合計+33.33%にまで達する大暴騰となりました。 他、東邦亜鉛 (5707)、関東自動車工業 (7223)、河合楽器製作所 (7952)、 などが大きく上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は堅調な動きを継続しそうです。 日米欧の重要イベントはそれぞれポジティブに反応して通過することになり、 市場心理の好転が買い基調を継続させそうです。 米市場もテクニカル的な過熱感が台頭しているものの、明確な売り材料が 出ない限りは、下値は限定的となりそうです。 少し注意したいのは、今晩はバーナンキFRB議長とボルカー経済再生諮問会議 議長の議会証言が予定されており、ボルカールールに関する発言には 神経質になりそうです。 昨晩の米市場は、ダウが43ドル高と続伸となりました。 2月住宅指標が上回ったこと、格付け機関のS&Pがギリシャをクレジット ウォッチから解除したとの発表が、好感されました。 FOMCでは、長期間低金利政策を継続するとの表現を維持したうえ、景気認識を 上方修正したことから、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となりました。 シカゴ日経先物は115円高の10,785円、円建ては60円高の10,730円で終了 しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ナイキが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、2月生産者物価指数・コア指数が 予定されております。 予想は、2月生産者物価指数が前月比-0.2%、予想+4.9%(1月+4.6%)、 2月生産者物価コア指数が前月比+0.1%、予想+1.0%(1月+1.0%) となっております。 生産者物価指数は、前月比で横ばいからやや低下すると予想されており、 予想通りに落ち着くと見られておりますが。 ただ、低下幅が小さかった場合はリスクとなりますので、注意も必要です。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、準公的機関投資家のドル買いと、本邦企業のリパトリ、 日本版本国投資法、第一生命保険のIPO新規株式公開に伴うドル売りに 挟まれる格好となり、膠着状態が継続しております。 要人関連では、バーナンキFRB議長とボルカー経済再生諮問会議議長の 議会証言が予定されております。 米新金融規制案である、ボルカールールに関する発言には要注意となりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も年初来高値を意識した堅調な動きが継続しそうです。 ただイベント通過による達成感、短期的な過熱感が台頭していることから、 テクニカル的に過熱感が感じられる10,900円前後では、利益確定売りが 上値を抑える要因になりそうです。 ただ押した場面では、積極的な押し目買いが入ってくると想定されることから、 下値も限定的になると想定されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均はボリンジャーバンド+2σに沿って推移しており、+2σが拡大して いることから、まだ過熱感は出ておりません。 週足では+1σを上抜けてきたことから、中期的に+2σが位置する11,000円を 超えたところを意識することになります。 パラボリックのSARは10,860円水準まで下がってきていることから、 買いシグナルを発生の可能性が高まっております。 他の短期指標では過熱感を示しておりますので、短期的な調整や揉み合い展開 になることもありそうですが、基本的には年初来高値を目指す展開に なっていきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は、SQ値の10,808円を突破し、1月21日の10,886円を意識する展開と なっており、これを突き抜ければ10,982円の年初来高値、11,000円乗せも 見えてきそうです。 指数的にはイベント通過による達成感から、一旦は売られることも 想定されるものの、これまでイベント通過を待っていた外資系資金の流れ込み に注目したいところです。 メリルリンチで日本株がオーバーウェイト、ドイツ、バークレイズでも 日本株拡充と報じられていることも、外資系資金が入りやすい状況となり、 オイルマネーの流入や年金の買いも期待感が高まっております。 個別では、大きく売られて割安、株価水準の低い銘柄などの見直し買いが 期待できることから、引き続き安値圏で動いていない銘柄などに 注目していきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 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