メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/03/12  2010/03/12


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年3月12日 発行
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□本日の結果
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03/12 03/11特別会員銘柄MB +3.64% 合計+3.64%
03/12 03/11特別会員銘柄SP +4.29% 合計+4.29%
03/12 03/11一般会員銘柄NS +5.50% 合計+5.50%
03/12 03/10東京製綱(5981) +3.38% 合計+3.38%
03/12 03/09特別会員銘柄NK +3.87% 合計+6.62%
03/12 03/04特別会員銘柄SM +2.72% 合計+11.48%
03/12 02/22東洋ゴム工業(5105) +1.90% 合計+5.39%
03/12 02/17特別会員銘柄ME +7.34% 合計+17.00%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は86円高の10,751円と続伸となりました。
米市場が上昇、CME円建ても高く返ってきたことで、朝方から買い先行の
スタートとなりました。
また本日はSQ算出日だったこともあり、10,750円の節目を意識した強い動きで
買いが入りました。
SQ通過後は様子見ムードが強まり、週末要因の利益確定売り、押し目買いなどが
交錯する展開となりましたが、大引けにかけてはジリ高展開となり、ほぼ高値圏
で取引を終了しました。
ただSQ値は10,808.73円と高い位置で付け、場中はSQ値に一度もタッチできない
幻のSQを形成しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
朝方からSQを意識した買いが先行したこともあり、非常に強い動きとなりました。
SQ通過後は利益確定売りによって前引けにかけて売りに押される展開と
なりました。
ただ後場にかけて、売りが一巡した場面では商いは少ないながら買い戻しや
押し目買いが優勢となってジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。

先物の手口は、売りではゴールドマンが2,980枚、野村が1,166枚、岡三が
1,146枚の売り越し、買いでは、メリルリンチが1,668枚、ドイツが1,572枚、
フォルティスが1,343枚、みずほが1,109枚、UBSが1,062枚の買い越しと
なっております。
TOPIXでは、大和が1,729枚、バークレイズが1,410枚、UBSが1,141枚の
売り越し、ゴールドマンが1,501枚、クレディスイスが1,140枚の買い越しと
なっております。

先物の手口に目立ったものはありませんが、ゴールドマン、野村はNTショート、
UBSはNTロングの手口となっております。
大和、岡三は裁定取引によって現物買い、メリルリンチ、ドイツ、フォルティス
はロング追加で後場の堅調な動きの要因となりました。
全体的には、様子見、リバランスの動きですが、売り手口は出ておらず、
上意識の展開は継続中となっております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って上昇となりました。
朝方はこれまで売られていたマザーズのネット関連銘柄を中心に買いが
自律反発の動きとなり、マザーズ指数は終日堅調な動きとなりました。
逆にジャスダック平均、ヘラクレス指数は利食い売りに押されて軟調な
動きとなっておりましたが、後場にかけて日経平均がジリ高展開となったことで、
新興市場にも買いが拡がり、小幅ながら両指数もプラスに転じました。
ただ日計り資金が流れて来たに過ぎないと見られており、持続性は懐疑的と
なっております。


□個別銘柄動向
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セクターでは、米市場で金融株が買われたこともあり、銀行、証券が堅調、
鉄鋼、自動車、精密機器なども買われました。
機械などは途中下落に転じる場面もありましたが、後場にかけて日経平均が
戻ったことから、再びプラスに転じました。

会員銘柄では、宮地エンジニアリンググループ (3431)、
芝浦メカトロニクス (6590)、東京製綱 (5981)などが買われた他、
場中銘柄では、日本板硝子(5202)、新日本無線(6911)、大東紡織(3202)、
JFE商事ホールディングス (3332)、タカラバイオ (4974)、
アプリックス (3727)、ユビキタス (3858)などが物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は底堅い動きが継続しそうです。
これまで手掛かり材料難から方向感の無い動きとなっておりましたが、
それでも底堅くジリ高展開となっており、本日も経済指標で余程悪い内容が
出ない限りはこの流れを継続しそうです。
また反発基調となっている商品市況も相場の下支えとなってきそうです。

昨晩の米市場は、ダウが44ドル高と続伸となりました。
新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となったことから、
朝方は売りが先行、中国の金融引き締め懸念も重しとなりました。
ただ貿易赤字の減少、バンカメCEO、シティCEOの業績に対して前向きな
発言があったことから、終盤にかけて金融セクターが指数を主導し、
高値引けとなりました。
シカゴ日経先物は110円高の10,720円、円建ては40円高の10,650円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表の予定はありません。
経済指標は、2月小売売上高、3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、
1月企業在庫が予定されております。
予想は、2月小売売上高が-0.2%(1月+0.5%)、
3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が74.0(2月73.6)、
1月企業在庫が+0.1%(12月-0.2%)となっております。

2月小売売上高は、注目度の高い指標となっております。
チェーンストア売上は堅調、自動車販売台数は減少、ガソリン・スタンド売上も
ガソリン価格の下落で落ち込む降参となっており、予想並の減少になると
見られております。
3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、2月から小幅改善する見通しと
なっており、ここ最近の雇用指数は改善傾向から、予想に対して上ブレと
なる可能性も指摘されております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、ドル円では基本的にドル堅調の動きが見込まれております。
ただ経済指標の動き次第となりそうですので、動向を注視する必要が
ありそうです。
91円以降では強いドル売りオーダーが控えていると見られ、この水準では、
上値が重くなりそうです。

要人関連では、ガイトナー米財務長官、トリシェECB総裁講演が講演を
予定しております。


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■来週の展望
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来週も堅調な動きが期待されます。
週初は日柄調整となる可能性もありますが、外部環境次第では騰勢を
強める展開となりそうです。
意識的には昨年来高値の10,982円や節目の11,000円が意識されます。

イベントでは、国内で金融政策決定会合が開催されます。
追加金融緩和の検討が既に報じられていることから、日銀がどのような
動きを見せてくるかが注目されます。
またこれを織り込んで上昇した経緯もありますので、材料出尽くしとして
判断されるかどうかも見ておきたいところです。
欧州では、16日にギリシャが財務改善のための工程表を提出することに
なっております。
追加措置発表で、ギリシャ問題は楽観論に傾きつつありますが、この工程表が
無事に通過するかどうかが注目ポイントとなってきそうです。
またギリシャ問題が落ちついても、スペインなどの問題もあること、
新興国の金融引き締めに対する警戒感もあり、外部要因次第のところも
ありますので、あまり楽観に傾くのも危険と言えそうです。


□テクニカル分析からの展望
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ボリンジャーバンド+2σを超えたところで上値を抑えられたものの、
行き過ぎによる達成感は強まらず、上昇する+2σに沿った動きとなりました。
短期的なテクニカル指標では過熱感を示していることもあり、目先の調整を
挟む可能性はありますが、週足では+1σを捉えてきましたので、10,700円
あたりでの日柄調整となれば、+2σが位置する11,000円に向かっていく展開が
期待されます。
月足では10,770円あたりに一目均衡表の基準線が推移しておりますので、
目先的にはこれが抵抗ラインとなってきそうです。


□総括・今後の方針
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幻のSQを形成、来週以降に軟調となる可能性が高いというアノマリーが
出てましたが、市場筋は過熱感を冷ます程度の調整に留まりそうとの見方が
多く、あまりネガティブに捉える動きは無いようです。
香港や上海などアジア市場が弱含み展開となったにも関わらず、後場にかけて
強含みとなったことを評価する声も多く、来週も底堅い展開が継続しそうです。

個別では、週末にかけてはこれまで物色された仕手性中低位株が利食い売りに
押されましたが、来週からも引き続き循環物色の流れは継続するとの見方が
多くなっております。
高値圏にある銘柄は回避される可能性も高いのですが、調整一巡銘柄や
割安圏にある銘柄などは物色の対象となってくることが想定されます。
また、SQイベント通過を待っていた外国人筋が来週から資金を投下してくる
との観測も流れており、引き続き中小型材料株の動向は注目されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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