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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年3月11日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 03/11 03/10特別会員銘柄TS +3.03% 合計+3.03% 03/11 03/10一般会員銘柄NM +4.69% 合計+4.69% 03/11 03/09特別会員銘柄NK +1.93% 合計+4.97% 03/11 03/08特別会員銘柄AP +2.20% 合計+10.71% 03/11 03/04特別会員銘柄SM +6.54% 合計+12.13% 03/11 03/03一般会員銘柄YT +16.29% 合計+14.36% 暴騰！ 03/11 03/02一般会員銘柄KG +2.25% 合計+22.15% 03/11 02/28一般会員銘柄PI +2.73% 合計+7.64% 03/11 02/22特別会員銘柄AR +14.29% 合計+32.67% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は101円高の10,664円と大幅反発となりました。 昨日の米市場は続伸、CME円建ても上昇して返ってきたことを背景に、 朝方から買いが先行する展開となりました。 一昨日から日柄調整となっていたものの、底堅い展開となっていたこと、 米市場ではハイテク株が強く推移していたことなどから、買い先行後も ジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。 後場に入って、中国の2月CPIなど経済指標が予想を上回る伸びとなったことから、 金融引き締め懸念が台頭、アジア市場は相次いで下落に転じたことから、 日経平均も上げ幅を縮小する展開となりました。 ただ上海、香港などが売り一巡後に切り返す動きとなったことに合わせて、 先物主導で上げ幅を拡大、高値引けとなって終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 明日にメジャーSQを控えることもあり、動き辛い展開となっていたものの、 10,500円と10,750円の中間値である10,625円を寄り付きから突破したことから、 10,750円を意識する手口が先物に入り、上げ幅を拡大させる展開となりました。 また中国経済指標発表後、アジア市場は軒並み下落となっていたのですが、 日経平均はプラスを維持、底堅い展開を見せたことで、大引けにかけて 買い戻されました。 ただ日経平均の値幅は76円、東証1部の売買代金は1兆1,000億円に留まり、 エネルギー不足の展開は継続中となっております。 先物の手口は、売りでは野村3,436枚、みずほが2,501枚、BNPパリバが2,221枚 の売り越し、買いでは、三菱UFJが2,866枚、ニューエッジが1,695枚、 ドイツが1,415枚の買い越しとなっております。 明日にメジャーSQを控えることから、目立った手口は見られませんでしたが、 ニューエッジの買戻し基調が継続、指数を押し上げる要因となりました。 また売り越しとなった野村、みずほ、BNPパリバは全て裁定業者ですので、 裁定取引によって、先物売りの現物買いとなり、ハイテク株が中心に買われて 現物から指数を押し上げることになっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数まちまちの展開となり、ジャスダック平均、ヘラクレス指数は、 続伸、マザーズ指数は続落となりました。 ネット関連銘柄を中心に利益確定売りが継続したことから、マザーズを中心に 冴えない展開となりました。 ジャスダックでは、JCOM、第一興商などが上昇したことで、辛うじて指数は プラスとなっておりますが、Jストックは下落となっております。 ヘラクレスでは、大証、ダヴィンチHDなどネット関連以外の主力銘柄が堅調と なり、指数を押し上げております。 ただ新興市場全体では売買代金がさらに減少、特にマザーズの減少が大きく、 一時期率先して買われた反動とはいえ、弱さが際立っております。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の大幅上昇を背景に、東証1部大型株を中心に幅広い銘柄が物色され、 メガバンク、証券、不動産など金融株が買われた他、米ハイテク株の堅調な 推移、為替の落ち着きを背景に値嵩ハイテク株が大きく買われました。 また非鉄、商社、海運なども上昇となったものの、原材料価格の問題から 鉄鋼は売られました。 目立ったのは、クロマグロ禁輸の話題から、ホウスイ（1352）日東製網（3524） 林兼産業（2286）などマグロ関連の銘柄が物色されました。 会員銘柄では、本日は東証1部大型株が中心となっていたことから、 中小型銘柄物色はまちまちとなっておりました。 ただ3月1日のメルマガ銘柄の内田洋行（8057）が売り一巡から反発の動きを 見せ5%超の上昇となりました。 他、アエリア （3758）が連日での大幅上昇、本日は+14.29%で合計+32.67%を 達成しております。 またＹＫＴ （2693）も後場急上昇、+16.29%の大暴騰となりました。 他にも、芝浦メカトロニクス （6590）、アプラス （8589）、PI（4290）など 相次いで目標ラインを突破する堅調な動きとなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場も方向感無く、商い低調の揉み合い商状が続きそうです。 テクニカル的な高値が意識されて上値が重く、これを突き抜けるような 材料に乏しいことから、上値の重い展開が継続しそうです。 ただ下値ではしっかり買いが入っている他、ハイテク株が非常に堅調、 ナスダックは強い動きを続けております。 テクニカル的な一服場面となってもおかしくありませんが、安いところでは 押し目買いが入ってくると見られ、下値も限定的となりそうです。 昨晩の米市場は、ダウが2ドル高と小幅続伸となりました。 1月卸売在庫が予想外の減少となる一方、売上高が増加となったことを受けて、 朝方は小幅上昇となってスタートとしました。 またM&A観測を背景に地銀が堅調に推移しましたが、手掛かり材料難で あることから上値は重くなり、引けにかけては上げ幅を縮小しました。 ナスダックは、グーグルと中国の問題が近々に解決する見通しとなったこと などを好感し、大幅続伸展開となりました。 シカゴ日経先物は50円高の10,620円、円建ては45円高の10,615円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ポール・コーポレーション、ナショナルセミコンダクター などが予定されております。 経済指標は、1月貿易収支、新規失業保険申請件数が予定されております。 予想は、1月貿易収支が-410億ドル（12月-402億ドル）、 新規失業保険申請件数が46万件（前回46.9万件）となっております。 1月貿易収支は、輸入について1月平均原油価格は前月比約5％の上昇、 ISM製造業輸入指数は1月に小幅上昇、輸出受注上昇していることから、 前月からコンセンサス通りの赤字になることが見込まれております。 新規失業保険申請件数は、小幅改善予想となっておりますが、失業率が地域に よってバラツキがあり、改善よりも悪化している地域が多い伝わっており、 予想通り新規失業保険申請件数も改善を示してくるかどうかが注目されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、米国債入札の結果及び長期金利動向に注目されます。 今晩は、米30年債の入札が予定されております。 これまでの3年債、10年債の入札はともに堅調となり、長期金利の上昇から 仕組み債によるドル買いの動き見られます。 今晩もより長い期間の入札となり、長期金利への影響が大きくなりやすいので、 入札結果及び金利動向と仕組み債による為替の動きが注目されます。 欧州では、ギリシャが公務員の2010年の賞与30％削減、年金凍結を閣議決定、 議会で通過しました。 これを受けて、ギリシャの公共セクターと民間の最大労組がスト実施を表明 しており、動向が注目されるところです。 他用要人関連では、ダドリーNY連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も堅調な動きが期待されます。 ただ明日はSQ算出日ですので、終値でSQ値を上回れるかどうかが注目されます。 終値でSQ値を上回れば翌週は堅調、下回れば軟化、場中に一度もSQ値にタッチ できない「幻のSQ」形成なら、さらに弱含みの可能性が高いとのアノマリーが あります。 先物主導で買い進められており、テクニカル的に高値圏にありますので、 明日のSQも高く付く可能性があります。 SQ日は転換点となるケースが多いでの、動向をしっかり見たいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 直近の抵抗ラインだった10,600円を超えたことで、一目均衡表の雲の上限を 確実に上放れる格好となりました。 ボリンジャーバンドでは、バンド自体は拡大傾向にあるものの、+2σを捉えて きていることから、目先的にはやや過熱感が台頭しやすいところです。 週足では、遅行スパンが上方転換シグナルを発生、ボリンジャーバンドでは +1σを捉えてきましたので、中期的には+2σが位置する11,000円を目指す 展開が期待されるところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 足元では堅調な米市場、為替の落ち着きに支えられ、堅調な動きを続けて おりますが、日中のエネルギーは低調なままで、国内独自に強い展開を形成 するのは難しそうです。 とはいえ、東証1部の昨年来高値更新銘柄は今年最多を記録、直近の日柄調整 でも非常に底堅い動きを見せていたことから、大きく下落する可能性は少なく、 「買い」展開であることには間違いありません。 今週は明日のメジャーSQまでは様子見としていた筋が多かったことから、 出来高が少なく指数は停滞または調整となることは予想通り、来週からは 外国人を中心に資金が投下されてくる展開が期待されます。 また、国内機関投資家の年度末に向けた持ち合い解消の売りも昨日がピーク だったとの観測も伝わっており、年度末の月末に向けての強含み展開が 期待されるところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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