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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010ー03−07-------第362 (毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 信濃三十三観音 13 若穂 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 若穂 信濃三十三観音 16番札所 【清水寺】 真言宗智山派 15−7−29 近くに保科温泉が湧く、この寺は『保科観音』と呼ばれている。 天平14年(742)行基菩薩が千手観音を刻まれ創建した。 山麓にある本坊は白壁に囲まれ本堂、鐘楼,庫裏等の 建物と境内に大きな蓮池がある、 本尊は藤原中期の薬師如来座像が安置されている。 鐘楼脇から奥の院への山門を潜り階段や山道の参道を 800m程登ると朱も鮮やかな懸崖造りの『観音堂』に着く、 1975年に再建され鉄筋コンクリート造りの美しいお堂である。 此処に行基作139cm桜一木造りの千手観世音菩薩と 脇侍広目天と多聞天が祀られている。 本坊の裏手から林道も通じ奥の院まで車で行くことも出来る。 所在地 長野県長野市若穂町保科1949 0262−82−3701 |