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前回の続きです。 まずSMと言うと「命令と服従」だと思います。 何より簡単にSMを経験したって感覚を味わうことが出来ます。 ですがこれにはちょっと罠が、基注意しなくってはならないことがあります。 「命令と服従」は簡単にSMを体感することが出来るものでもあり、しかしそのことが 相手の過去に触れることがあるからです。 なので自尊心の低い人にはかなりのリスクがあります。 その自尊心の低さが逆に自分の自信のなさに繋がっていくため、Sに向かって服従を し、「自由」を必要以上に渡してしまう事があります。 仮にSMにおいての自分自身に対して自信がない場合、低い場合、少し服従することを 考えてみましょう。 また「服従したい」と思っている人を服従させることが魅力だと感じている場合は自 分が相手に対して自分は無価値だと思っている自尊心の低い相手を求めているのか、 と言うことを考えて見ましょう。 自己実現をもたらしてくれるのか、あるいは破綻になるのか。 そこらはじっくり考えるべきです。 危険かどうかに関しては正直わかりません。 ただ言葉が、行為が・・・それが危険になるかわかりません。 そのためのセーフワードであり、相手の限界を知ることも、自分の気持ちよさを得る ことも大事なことです。 このためお互いに話し合いそれぞれに理解し、限界を知り安全でよりよいSMが出来る のが理想です。 SMとはセラピーのような役目を持っていることがありますが、でも決してセラピーで はないです。 何度かくどく言っているように健康なSMの場合、その関係は信頼があり、お互いに強 制されることなく、理解してこのことを自分たちが楽しんでいるそんな状態であるの が理想です。 しかし相手を服従させ、コントロールして支配することは決してよいことではありま せん。 SMは虐待関係ではなく、相手を支配をすることではなくお互いに理解し合うことなど が大事です。 実際に行っていくさいには相手が楽しめるように工夫や退屈しないようにするための 注意がいります。 これからMの人は恍惚した時間を過ごすことになります。 もしSの方が、Mの方が2人で決めたことを破ってしまった場合、無視したり追い返 したりすることもあります(最もこれは上級者向けですが) またエイズの心配も必要です。性的接触、粘液や血液などで感染します。 このためコンドームの使用やゴムのカバなど使うようにしましょう。 またローションは水性の物がいいです。 と言うのもラバーなどにかかった場合や拭き取りなどの後始末の点からもそっちを勧 めます。 ラバーやゴムに油性のローションは溶かしてしまう恐れがあるためです。 またよほど熟練した人から教授を受けていない限りやらないのがいいのが「しばり」 と「吊り」です。 緊縛はSMの中でも一番の見所と言えますが、同時に危険でもあります。 SMと関係ないのですが、おーらるせっくすのところで亡くなる人がいます。 ぎょっとしそうですが、中には「手」では物足りなくなり、快楽を追求するあまり 「縛ったり」「吊ったり」することがあります。 中には身体を柔らかくして自らの口で・・・と言う曲芸師並のことやってのける方も いますが・・・そこで事故が起き死亡することがあるため、これに関しては、きちん と「コツ」をプロから学び、そして安全でなおかつ楽しめる物から初めて行きましょ う。 まだ続くのかな? |