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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年3月5日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 03/05 03/04一般会員銘柄TF +10.34% 合計+10.34% 暴騰！ 03/05 03/04特別会員銘柄MB +1.02% 合計+1.02% 03/05 03/04特別会員銘柄SM +1.31% 合計+1.31% 03/05 03/04特別会員銘柄JM +7.94% 合計+7.94% 暴騰！ 03/05 03/02特別会員銘柄KS +3.64% 合計+4.27% 03/05 03/02一般会員銘柄KG +1.96% 合計+4.70% 03/05 02/24特別会員銘柄GO +2.53% 合計+3.29% 03/05 02/22特別会員銘柄AR +0.63% 合計+5.80% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は223円高の10,368円と大幅反発となりました。 昨晩の米市場が上昇し、昨日の東京市場が下落していたことの反動も合わさり、 朝方からCME円建ての値を超えての反発となりました。 寄り付きから先物オプション価格の10,250円を超える展開となったため、 昨日まで仕掛けられた売りが一斉に買い戻され、先物主導で上げ幅を拡大、 前場は10,300円台まで回復して終了しました。 後場は、週末要因の手仕舞い売りや機関投資家の年度末を意識した持ち合い 解消の売りなどで、やや伸び悩む展開となりましたが、大引けにかけては 引き続き先物への買戻しの動きが出たことで、ほぼ高値で取引を終了しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は横ばい継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。 日経平均は大幅反発となって昨日の下落を完全否定する動きとなりました。 昨日に先物への売り仕掛けが入っていたこともあり、先物主導で買い戻され、 現物もこれに連れて大型株を中心に買い戻しの動きとなり、ほぼ全面高の 商状となりました。 ただ週末であることや米雇用統計を控えていることなどから、積極的な買いは 手控えられ、売買代金は相変わらず低調なままとなりました。 先物の手口は、売りでは大和が4,199枚、ドイツが2,405枚、みずほが1,729枚、 フォルティスが1,423枚、カブコムが1,374枚、岡三が1,257枚の売り越し、 買いでは、クレディスイスが5,566枚、JPモルガンが3,054枚、ゴールドマンが 2,539枚、UBSが2,358枚、三菱UFJが2,076枚、トレイダーズが1,402枚、 ニューエッジが1,089枚の買い越しとなりました。 TOPIXは、モルガンスタンレーが2,327枚、野村が1,950枚、大和が1,610枚の 売り越し、クレディスイスが3,856枚買い越しとなっております。 やはり目立つのはクレディスイスの買戻しで、日経平均、TOPIX共に大幅な 買い戻し手口となり、本日の指数の上げ幅拡大展開の要因となりました。 ショートの半分を買い戻す手口となっており、買戻しが継続するか来週の 手口が注目されるところです。 また売り越しに並ぶところは裁定業者が多く、割高な先物を売り、 割安な現物を買う裁定取引によって、大型株を中心に現物が押し上げられました。 日々強弱が入れ替わっておりますので、来週以降の継続性が焦点となります。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反発となりました。 日経平均の大幅反発で投資家心理が改善、地合の好転を受けて、新興市場にも 買いが入りました。 ただ相場全体では薄商い展開が継続しており、東証1部銘柄へと資金が分散 したこともあり、物色の拡がりは限定的となりました。 ネット関連銘柄は短期的な自律反発はあるものの、やはり物色は離れており、 次のターゲットは調整一巡感の出ている中小型材料株がターゲットと なってきそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 東証1部銘柄は、日経平均の大幅上昇を受けて主力株を中心にほぼ全面高商状と なりました。 銀行、証券、保険、不動産など金融株は総じて堅調な動きとなった他、 円高傾向が一服となったことで、ハイテク、自動車なども買い戻しの動きが 強まりました。 バルチック海運指数の上昇から海運株が大きく買われた他、堅調な商品市況を 背景に、鉄鋼、非鉄、商社などにも買いが入りました。 会員銘柄では、テックファーム （3625）が高値で10%を超える上昇となった他、 蛇の目ミシン工業 （6445）が上昇、場中紹介銘柄では、川崎汽船 （9107）、 ビットアイル （3811）、ツガミ （6101）、ゼクス （8913）、大京 （8840） などが物色されました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続伸基調が期待されます。 アジア市場が総じて堅調、欧州も続伸基調にあること、堅調な商品市況が 下支えとなって米市場でも堅調推移が期待されます。 ただ今晩は、注目の米雇用統計が日本時間の22時半に発表される予定と なっており、全てはこの結果次第となりそうです。 ネガティブインパクトを予想する声もありますので、雇用統計の結果及び 市場の反応に注目したいところです。 昨晩の米市場はダウが47ドル高と反発となりました。 トリシエECB総裁によるギリシャの財政赤字削減案を歓迎するとの発言や、 新規失業保険申請件数の結果が予想の範囲内だったことが好感されました。 シカゴ日経先物は、90円高の10,230円、円建ては85円高の10,225円で 終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は、2月米雇用統計、1月消費者信用残高が予定されております。 予想は、2月失業率が9.8％（1月9.7％）、 2月非農業部門雇用者数が-6.5万人（1月-2万人）、 2月平均時間給が前月比+0.2％（1月+0.2％）、 1月消費者信用残高が-45億ドル（12月-17億ドル）となっております。 失業率、雇用者数は前月から悪化の見方となっております。 雇用者数については、国勢調査関連の臨時雇用が見込まれるものの、 寒波の影響による押し下げ要因が勝るとの見方となっております。 既に発表されたADP雇用報告では、寒波による影響は軽微だったことから、 予想の上ブレを期待する声がある一方で、雇用者数が-12万人台になると 予想する見方もあり、市場の見方は非常にまちまちとなっております。 予想より悪化しなかった場合、改善を示した場合はポジティブサプライズと なり、株高、ドル高展開が想定されます。 予想通りであれば、ある程度折り込み済みとして、下値は限定的になると 見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 欧州では、パパンドレウ・ギリシャ首相がメルケル独首相と会談を行う予定と なっております。 ただ、メルケル首相は2国間関係についてで、支援策についてではないと 明言しており、やや注目度は低くなっております。 為替要因では、引き続き本邦実需筋や投資家などのユーロ売り意欲が強く、 ドル円でも89円50銭から90円にかけて断続的にドル売りオーダーが 並んでいると言われております。 また89円台では中国筋のドル買いポジションが入っていると見られ、 再度88円に突入して円高が進むようだと、ロスカットによる売りによって 一層円高が進行する可能性が警戒されます。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は10,500円の節目を試す展開が想定されます。 本日の上昇によって昨日の下値模索の動きを否定、テクニカル的にも下放れ を拒否した動きとなり、強い動きとなっております。 ただ売買代金は低調なままであり、円高基調が重し、機関投資家の年度末を 意識した持ち合い解消の動きが継続していることもあり、ポジティブインパクト などによって一気に10,500円を突破する展開にならない限りは、 引き続きレンジ内で上下する持ち合い展開になるものと想定されます。 来週は週末がメジャーSQとなります。 SQは相場の転換点となるケースも多いので、SQ値を来週末の終値で上回ることが できるかどうかが注目されるところです。 SQ値を上回って終了すると、翌週以降が堅調というアノマリーがありますので、 レンジ上放れの上昇展開移行に移っていく期待もできそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反発となり、昨日割り込んだ5日線、25日線を奪回し、 下放れ展開を拒否しました。 ボリンジャーバンドは+1σを突破し、+2σを意識する展開となりました。 +2σは10,477円にあり、バンド自体は収束傾向にありますが、 +2σは10,000円〜10,450円のレンジの上限に位置することもあり、 まずは上限を試す展開が想定されます。 一目均衡表では、上値抵抗だった転換線をクリアし、目先は雲の上限の 10,540円を意識したトレンドに向かいつつあります。 遅行スパンは過去の実線に到達し、早期で上方転換シグナル発生の可能性が 高まりました。 持ち合いで見ると、2月9日安値から昨日安値を結んだ下値支持ラインと、 1月15日高値、2月22日高値を結んだ上値抵抗ラインの三角持ち合いでは、 完全に持ち合い上放れの動きを見せてきており、来週以降、先高観が高まり やすい展開となりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== まずは、今晩の米雇用統計の結果および市場の反応をしっかり見たいところです。 直近発表済みのADP雇用報告、新規失業保険申請件数の悪化下ブレが無かった ことで、幾分警戒感は和らいでおりますが、市場予想はまちまちとなっており、 予想から下ブレを警戒する声も多いので、慎重に見ておく必要がありそうです。 また、欧州ソブリンリスクが依然燻り続けていること、金融引き締めの動きが 相次いでいることも気掛かり要因となってきます。 米ボルカールールの発案文言案を発表していることも、今後の上値を抑える 要因となってきそうです。 少なくとも為替の円高が解消されない限り大型株の勢いは出辛いことが 想定されます。 1月、2月に盛り上がった中小型材料株に注目が集まり始めており、 その筆頭とも言えるツガミ （6101）が後場にかけて物色されたことからも、 調整一巡銘柄へ資金が巡っていくことが期待されます。 大型株を中心に変化が見られるまでは、引き続き中小型銘柄を中心に物色 していくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 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