メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/03/04  2010/03/04


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年3月4日 発行
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□本日の結果
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03/04 03/03一般会員銘柄YK +3.87% 合計+3.87%
03/04 03/02特別会員銘柄KS +5.52% 合計+4.88%
03/04 03/02一般会員銘柄KG +2.65% 合計+4.03%
03/04 02/24特別会員銘柄GO +1.62% 合計+3.44%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は107円安の10,145円と反落となりました。
米市場は横ばいとなったものの、日経平均は4日続伸となっていたことから、
やや売り優勢で小安いスタートとなりました。
前場は狭いレンジでの揉み合いを続いておりましたが、後場に入ると香港、
上海市場が下落に転じ、アジア市場が軒並み下落に転じたことを嫌気し、
先物に仕掛け的な売りが入ったことで下げ幅を拡大しました。


□相場総括
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中期基調は横ばい継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
朝方からこれまで同様閑散相場の動意の無い展開となっておりましたが、
円高要因が重しとなって小安い水準での動きとなっておりました。
ただ後場に上海と香港が急速に値を消して下落に転じたことから、
これに合わせたように先物に大量の売りが断続的に入り、指数を押し下げました。

先物の手口は、売りではクレディスイスが2,659枚、ニューエッジが1,956枚、
ソシエテジェネラルが1,180枚の売り越し、買いではドイツが1,379枚、
モルガンスタンレーが1,207枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、ゴールドマンが2,612枚、クレディスイスが1,833枚の売り越し、
BNPパリバが2,108枚、JPモルガンが1,396枚、モルガンスタンレーが1,336枚の
買い越しとなっております。

やはり日経平均を押し下げたのはクレディスイスで、動きが乏しい中で
大口の売りを一瞬で出すことによって下押し方向を動意付けました。
ニューエッジも売り越し基調を継続中であり、こちらも日経平均を押し下げ
ております。
TOPIXではゴールドマンがロングを崩す利益確定売りを出しており、
BNPパリバは裁定解消の動きで現物株を押し下げ、全体的にも下意識の強い
先物の手口となっております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って続落となりました。
前場は一部ネット関連銘柄が反発したことで、ジャスダック平均や、
マザーズ指数は堅調推移となりましたが、後場にかけて日経平均が下げ幅を
拡げると、軟調な地合に押されてそれぞれ下落に転じました。
ヘラクレスでは、朝方から大証、ダヴィンチ、日本通信などが軟調と
なっていたこともあり、指数は終日下落展開となりました。
昨日の新規IPOのアニコム(8715)も朝方から大きく下落する展開となり、
新興市場への盛り上がりが拡がらないまま失速してしまいました。


□個別銘柄動向
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日経平均が三桁の下落となったことで、東証1部は1,200銘柄以上が下落する
展開となり、幅広い銘柄が売りに押されました。
メガバンク、証券、不動産などは売りの押されて下落となり、円高要因から
自動車、ハイテクなども冴えない展開となりました。
一方で商品市況の堅調な推移から、資源、非鉄、鉄鋼、商社などは買いが
優勢となったものの、終盤にかけては値を消す銘柄が目立ちました。

個別でも朝方から動きの乏しい展開が続き、日計りでの物色の流れが継続
しました。
場中紹介銘柄では、ビリングシステム(3623)、ブロードバンドタワー(3776)、
ngi group (2497)などが物色され、ブロードバンドタワー (3776)
は一時ストップ高まで上昇しましたが、後場にかけて失速する銘柄が目立ち
ました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場も小動きの展開が想定されます。
明日の雇用統計までは動き辛い展開が継続、昨晩も終盤にかけて失速した
経緯がありますので、上値の重い展開が継続しそうです。
ただADP雇用報告が下ブレしなかったことで、雇用統計の警戒感が後退、
今晩の新規失業保険申請件数が下ブレとならない限りは、下値は限定的に
留まりそうです。

昨晩の米市場はダウが9ドル安と小幅反落となりました。
ギリシャ政府が48億ユーロの追加緊縮財政措置を発表したことを好感し
買いが先行、2月のISM非製造業景況指数が予想を上回ったこと、
ADP雇用報告が予想よりも雇用者の減少が小幅だったことが好感され、
一時ダウは63ドル高まで上昇しました。
ただ心理的節目の10,500ドルが抵抗となり、オバマ大統領が医療保険制度
改革法案の早期採決を強く求める意向を示したことで、
ヘルスケア関連株が崩れ、次第に売りが相場全体に拡がりました。
シカゴ日経先物は20円高の10,250円、円建ては10円高の10,240円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、コストコホールセール、アーバン・アウトフィッターズ
の発表が予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、10-12月期非農業部門労働生産性改定値、
1月製造業受注、1月中古住宅販売保留指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が47万件(前回49.6万件)、
10-12月期非農業部門労働生産性改定値が+6.3%(速報+6.2%)、
1月製造業受注が+1.8%(12月+1.0%)、
1月中古住宅販売保留指数が前月比+1.0%(12月+1.0%)となっております。

新規失業保険申請件数は改善予想となっております。
昨日予想の下ブレが懸念されたADP雇用報告は、予想通りの改善傾向を示し、
寒波の影響などが軽微であることを示したことで、明日の雇用統計の警戒感が
やや和らぎました。
新規失業保険申請件数も明日の雇用統計の前哨戦として注目指標でありますので、
下ブレするようなら、警戒感の高まりを誘発してネガティブに反応する
可能性が高そうです。
1月中古住宅販売保留指数は、2ヶ月連続での上昇見通しとなっております。
米政府の税控除措置の延長が決まったものの、12月は小幅な伸びに留まり
ましたが、春先にかけては再び住宅販売の増加が強まると見られております。


□その他海外注目材料
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欧州では、ECB理事会、英中銀金融政策委員会が開催されます。
ECB理事会において政策金利は据え置きになる見通しですが、出口戦略について、
3月に第2四半期の流動性措置に関する決定を下すと発言していたことから、
その内容についてが注目されるところです。
また昨日のギリシャの追加緊縮財政措置決定を受けて、ギリシャ問題に対する
警戒感は若干後退し、ユーロ売りも一服となりましたが、ギリシャ問題に
対する総裁の発言内容も注目されるところです。

米要人関連では、ブラード米セントルイス連銀総裁がFRB関連について、
エバンズ米シカゴ連銀総裁が市況状況について講演を行う予定となっております。


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■明日の展望
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明日も動きの乏しい展開が継続しそうです。
本日の先物の仕掛けは一過性と見られているものの、明日は米雇用統計が
控えているだけに動き辛い展開が継続しそうです。
また中国では全国人民代表会議(全人代)が開幕、格差是正や腐敗撲滅、
インフレ対策やバブル抑制について議論される見込みとなっております。
市場筋も、次の物色の準備を進めつつも、今急いで買う必要は無いと
様子見を決め込んでおり、明日は週末でもありますので、
手控え感は一層強まりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は三桁の下落となり、5日線、25日線を割り込みました。
これまでのレンジ内の動きではあるものの、結局は一目均衡表の転換線に
抑えられて跳ね返された状況となってしました。
基準線がサポートラインになるかと思われましたが、これも割り込んでしまい、
抵抗ラインと意識されるようになってしまうと、再度10,000円の節目が
意識されてしまいそうです。
同時に遅行スパンの上方転換シグナル発生も後退、10,000円まで下落すれば
シグナル発生は1ヶ月先となってしまいます。
またパラボリックはついに陰転しました。
まずは基準線や25日線を奪回てきるかが焦点となってきます。


□総括・今後の方針
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相変わらず閑散相場の中で、個別でも動きの乏しい状況が続いておりますが、
そろそろ煮詰まり感が強まってきており、動き出し待ちという状況になりつつ
あります。
新興市場ネット関連銘柄への物色が一巡したことから、次の物色を模索しており
ますが、引き続き中小型銘柄への物色が継続しそうです。
大型株はやはり円高要因が重しとなって買い辛いこともあり、
1月後半から2月初めに物色され、その後調整モードとなって一巡感が出てきて
いる銘柄などが、再度注目を集めそうです。
まだ明日までの重要イベントを控えて動き辛いことには変わりありませんが、
余裕があれば、小口で拾ってみても面白そうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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