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今日は曇り、雨もぽつぽつと来ていますね。夕方からは本格的に降りそうです。それに昨日は春一番でしたが、風が強い。 気温もぐんぐん上昇。コートもいらなくなりました。来週から春ですねぇ。 洸貴の試験も終わって、まあ、結果は知りませんが----とにかく一息、でもないんですよね。落ちたらまた後期日程を受けるみたいで。 昨日はひまわりサロンでした。月曜日とは別の場所です。またシューベルトのソナチネを弾きました。 これはとても好評ですね。落ち着いた気分になれる、幸福な感じになれるという感想を頂きました。 音楽は心に安らぎを与えてくれるものです。サロンにいらっしゃるお年寄りの方々とは2ヶ月に1回ですが、皆さん楽しみにされているようです。 みんなで歌を歌い、お昼を食べ、音楽を聴きと、幸福な1日を過ごされているようでした。 音楽の持つ本当の目的かも知れません。 我々はどうしても、コンサートというと、お金を払っているという意識からか、もったいないという概念が先に立ってしまいます。 音楽を心から楽しむという、余裕がないかもしれません。 明日はオケの本番。ああ、もう来ちゃったという感じですね、いつもながら。 でも、このオケを聞きにきて下さるお客さんは、皆そういう心の余裕を持っていらっしゃるようです。 入場無料、受付もなし。受付には演奏会の大きな見出しとプログラムが置いてあるだけ。 自分でプログラムを勝手に持っていき、好きなところに座ってくつろいで聞くと言う感じです。 型通りのアンコールもなく、あるのは最後に団長の挨拶があるくらい。 それが皆さんにオケという堅苦しい存在よりも身近なサロンコンサートのような気分にさせるのでしょうか。 ネットのブログなんかでも評が出ていますが、皆さんとても親しみを持って聞かれていらっしゃる様子。 演奏自体は大学のOBオケですし指揮者も同じですから、同じ伝統の演奏です。それがまたよいのでしょう。 普通の市民オケのように、人数を合わせてコンサートという形にこだわることはしません。 今回はなぜかVn1が8人でVn2が5人とアンバランスなんですがこれでやる予定です。 ヴァイオリンが少ないのでは、それでシューマンできるの?と思われるかも知れません。 ですが、みなさんコンマス経験者が弾きますので音量的にはそんなに不足しません。ふにゃふにゃの音を出す人はいませんので。 それに人が足りなきゃ現役の助っ人を呼んできます。もうおなじみの人もいます。 現役も当然同じ指揮者で指導を受けていますから、私たちの子供のぐらいの世代と一緒に合わせてもあまり意見が異なることはないです。 これは大変重要なことですね。普通の市民オケでは色々な経歴の人が集まります。衝突が絶えないようですね。 お母さんが以前居た市民オケでは、フォルテの場所でフォルテで音を出したら、あなたソリストですか?と非難されたとか。 ばからしいといえばそうなんですが、市民オケはこういうものです。オーケストラごっこをするということですかね。 誰かが飛び出ると杭を打つ。 私は現役の時からフォルテの音の出し方、音の立ち上げ方を徹底的に指導されましたので、お母さんがそう言われたのに何かがっかりしたことがあります。 ですから、お母さんも今の置けでは思う存分練習して弾いているみたいですね。シューマンはとても楽しいと言っています。私もです。 まあ、そうはいっても現役の方々は恐そうなおじさんおばさんの前ではやはり萎縮がちなので、隣で弾きやすいようにリードしてあげます。 皆同じ理系脳ですから、そういう点でもあまり世代の隔たりにおける障害はないですね。 指揮者もOB、現役ともみんな名前を知ってますし、性格もわかっていますから、皆さんやりやすいですよね。 また、このオケ、選曲でもあまりもめません。与えられた曲をみんなとにかくやります。 市民オケではとにかく選曲が大変。管楽器がどうしても多いですからそれを賄うために選曲に気を使います。 次の演奏会は7月にやることが決まっていますが、いつの間にか曲も決まっているようです。でもそれも楽しいことですね。 とにかく明日が楽しみです。ということで、よろしかったら聞きに来てください。 東京ガルテンシュタットオーケストラ定期演奏会 2/27 18時開場 18時30分開演 指揮:末永隆一 ヴァイオリン独奏:加藤えりな 場所:大田区民センター音楽ホール(蒲田駅西側(ユザワヤ側)徒歩10〜15分)(富士通の裏です) 曲目:ウェーバ 歌劇「魔弾の射手」作品77 序曲 ブルッフ バイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26 シューマン 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 お問い合わせ、ホームページは以下の通りです。お便りお待ちしています。 IFE通信No.584 10/2/26発行(平日発行) 発行者:石川 聡 石川音楽工房(PC版) http://www.ne.jp/asahi/ishikawa/music/ email:s-ishikawa@music.email.ne.jp |