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タイトル:石川ファミリーアンサンブル通信578  2010/02/18


今日は----  ゆ  ---  き  ----!!!!!
おおさむう---です。
交通機関にも大分影響が出ていますね。みなさん足下にはくれぐれもご注意を。
こういう日は、私はスパイク付きのブーツを履きます。スパイクは閉じることも出来るので便利。
昨日、うちの事務所のボスから、面白いことを聞かれました。
旋律(メロディー)とリズムの違いはなにか?
そう言われると、なかなかそういうことを真剣に考えたことってないですよね。
でも、まあうちは特許事務所で言葉の定義を重要視しますからちょっと考えてみました。
日本にはリズムというのがあまり無いですよね。もちろん作業を行う時に歌っていた歌にはリズムがあります。
「えんやーどっとえんやーどっと」、これもリズムですよね。
ですが、多くの日本古来の歌にはリズムが感じられない。
「はぁーーーあいづばんだいさんはーたかーらーのーやーまーよー」独特のこぶしはわかりますが、リズム感ってあるでしょうか?
世界中に子守歌というのは存在します。ですが、日本の子守歌にはリズム感がない。
「ねーんねーんころりーよーおこーろーりーよー」(江戸の子守歌)。リズム感が無いから寝れるんですかねぇ(笑)。
確かに、「ねーむーれーよーいーこーよーー」と歌うと、歌う方はリズム感があって歌いやすいでしょうが、子供も一緒に歌ってしまって寝つかない?
どうしても頭の中に「ズンチャッチャッ、ズンチャッチャッ」とリズムを感じてしまいます。
でも、最近の研究では、規則正しい短調なリズムが睡眠を誘発するというらしいですね。
電車の中でついこっくりしてしまうのは、あの単調なレールの震動音だとか
(もっとも最近ではロングレールが使われるようになってつなぎ目を通過する音が聞けなくなりましたが)。
話を戻しますが、リズムというのはまあ、拍子感とか、その下の単位の付点音符ゃ3連符などの音の規則的な長さということはわかります。
日本の古謡には歌を連続して歌いますからどうしても規則的なリズム感がなくなります。
これは日本語に起因しているからでしょう。世界一柔らかな言語でありますが、その反面抑揚が少ない。
うちのボスも言ってましたが、発音で言葉を区別するのではなく、音の高さで区別する。同音異義語はそうですよね。
はしのはしではしをひろう(橋の端で箸を拾う)。発音は同じで音の高低だけで区別します(この「こうてい」というのもたくさんありますよね)。
それに何だかのんべんだらりとした言い方ですよね。
ところが英語では違う。例えば、I am a boy.これだけの文でもリズム感が感じられます。
例えばこのboy、ボーイと発音します。ボイではありません。ここに、単語におけるリズム感があります。そう、前(ボー)が長くて後ろ(イ)が短いんですね。
付点リズムとは言えなくても2:1位はあるんじゃないでしょうか。こういうことから、単語におけるリズム感があるわけです。
続きはまた明日。

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IFE通信No.578 10/2/18発行(平日発行)
発行者:石川 聡
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