メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/15  2010/02/15


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月15日 発行
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□本日の結果
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02/15 02/14特別会員銘柄FK +6.25% 合計+6.25%
02/15 02/14一般会員銘柄AS +7.85% 合計+7.85% 暴騰!
02/15 02/11特別会員銘柄AT +3.57% 合計+8.61%
02/15 02/04一般会員銘柄ZM +4.17% 合計+8.70%
02/15 02/04特別会員銘柄SG +3.94% 合計+11.54%
02/15 01/28特別会員銘柄AR +1.66% 合計+5.75%
02/15 01/27一般会員銘柄JS +3.51% 合計+15.12%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は78円安の10,013円と反落となりました。
先週末の米市場はダウが下落、ナスダックが上昇とまちまちの展開となり、
CME日経平均先物も小幅安で返ってきました。
寄り前の10-12月期GDPが予想を上回ったことから、日経平均は小幅高スタートと
なり、10,119円まで上昇したものの、旧正月でアジア市場が休場、今晩の米市場
も祝日で休場ということもあり、手掛かり材料難の中で手仕舞い売りが優勢
となりました。
中国の金融引き締めに対する警戒感や、根強い欧州ソブリンリスクが重しとなり、
後場にかけてはジリジリと下げ幅を拡大する展開となりました。


□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調は下向き継続となっております。
アジア市場、米市場が休場となり、外国人の資金の動きが乏しくなる中で、
市場全体が閑散相場となり、外部環境の不透明感を嫌気する格好で、
朝方の買いが一巡すると、ズルズルと売られる展開となりました。
東証1部の売買代金は9,702億円と急減し、大発会以来の1兆円割れとなり、
市場環境の不透明感による買い手不在が浮き彫りとなりました。

先物の手口は、売りではクレディスイスが1,751枚、メリルリンチが1,405枚、
ニューエッジが1,022枚の売り越し、買いではUBSが1,141枚の買い越しと
なっております。
TOPIXではクレディスイスが2,176枚の売り越しとなっております。

先物も薄商いとなりましたが、やはり目立つのはクレディスイスの売りであり、
本日のズルズルと下落していく要因となりました。
クレディスイスやニューエッジは、共に様子見を挟んで売り基調が続いており、
先週から指摘している通り、下値意識の強い展開が継続となっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
朝方は、大証が堅調推移となったことで、ヘラクレス指数は上昇展開と
なっておりましたが、日経平均が下げ幅を拡大する中で、大証が値を崩し、
ヘラクレス指数も結局は下落で終了しました。
ジャスダックでは、楽天の材料出尽くしの売りが重しとなり終日軟調、
マザーズ指数も、主力ネット関連銘柄が軒並み軟調となったことで、
指数は下落となりました。
ただ短期資金によって、一部売られ過ぎ割安銘柄などに買いが殺到しました。


□個別銘柄動向
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日経平均がズルズル下落する中で、個別でも値を消す銘柄が目立ちました。
メガバンク、証券、保険、不動産など金融関連は総じて軟調となり、
ハイテク、自動車なども売られて指数を押し下げる要因となりました。
また中国金融引き締め懸念を警戒する動きから、中国向けの機械や資源なども
軒並み売られております。

会員銘柄では、小型株個別物色の流れから一部が買われる展開となりました。
ジャストシステム (4686)が先週末から急騰した流れで続伸となった他、
象印マホービン (7965)、そーせいグループ (4565)、アルテック (9972)、
などが物色され、それぞれ目標達成となりました。
また、ACCESS (4813)も7%を超える大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、プレジデンツデーの祝日のため休場となります。

先週末の米市場は、ダウが45ドル安、ナスダックが6ポイント高とまちまちの
展開となりました。
中国の市中銀行が預金準備率の引き上げを発表したことで、
金融引き締め懸念を嫌気してダウは売りが先行する展開となりました。
また米市場は本日祝日となって三連休を控えていることからも、
ポジション調整の売りも指数を押し下げる要因となり、
ダウは一時160ドル安まで下落しました。
ただ10,000ドル割れの水準では買戻しや押し目買いが入り、ハイテク主導で
下げ幅を縮小する展開となり、ナスダックはプラスに転換して終了しました。
シカゴ日経先物は5円高の10,105円、円建ては10円安の10,090円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、CFインダストリーズが予定されております。
経済指標は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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欧州の動きとしては、ギリシャ支援について15、16日のEU財務相会合で
詰められることになっており、その動向に注目が集まります。
ユーロ安の状況は継続中であり、具体策が交換されないようなら、さらに
ユーロ安の影響からの円高進行が予想されます。
ドル円については、90円台では本邦輸出企業や投資家らの売り姿勢が
強いと見られており、ドルの上値は相当重いものとなりそうです。


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■明日の展望
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明日も方向感の無い揉み合いの展開が想定されます。
今晩の米市場が休場ということから、欧州が大きく動かない限りは、
横ばいスタートからの薄商い、揉み合い展開となりそうです。
またEU財務相会合が開催中となり、ギリシャ支援に対する発表待ちという状況
であることも、手控え要因となってきそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均はボリンジャーバンドの-1σに上値を抑えられる格好となりました。
バンド自体が下落していることから、-1σに沿ってもズルズル下落して
しまうことになりますので、早期にクリアしておきたいところです。
一目均衡表では、転換線が上値抵抗として意識されております。
下値では引き続き雲の下限となってきますが、今週末には9,993円まで
切り上がり、来週には10,030円水準まで上昇してきます。
5日線も10,000円近辺を推移していることからも、10,000円の節目は維持して
おかないと、調整ムードが一気に強まることも想定されます。
一方雲の上限は、10,600円水準に向かって上昇するため、暫くは雲の中での
推移となり、強弱感が対立しやすいことから、方向感の掴み辛い展開が
続きそうです。


□総括・今後の方針
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本日は薄商いの展開は予想されておりましたが、東証1部の売買代金が1兆円を
下回るのは驚きの閑散相場となりました。
これまでいかに海外勢主導であったかが分かる展開でしたが、本日は国内外
問わず市場筋は開店休業状態となっており、後場入り早々に帰宅してしまう
市場関係者も少なくありませんでした。

市場環境は先週から変わらず、不透明要因の非常に強い展開が続いております。
米市場がダウ10,000ドル割れで強い状況が継続していることが、
何とか相場が崩れる展開を阻止している状況であり、油断はできません。
国内企業決算は大方出揃い、概ね好調な内容が確認されましたので、
個別で出遅れ銘柄に注目が集まりそうですが、新生銀・あおぞら銀の合併破談、
川崎汽船、池田泉州HD、日本ケミコンなどの公募増資、近鉄が子会社不正で
監理銘柄になるなど、国内でも悪材料が噴出しており、買い意欲はますます
乏しくなっていきそうです。

暫くは短期資金による新興市場銘柄、中小型銘柄への日替わり物色が継続して
いくものと想定されますので、これら動いたところに短期小口で乗っかって
いくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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倉元製作所 (5216)
現在値:101円

仕手性銘柄で、1月28日には193円まで暴騰しましたが、その後はズルズルと
右肩下がりとなり、100円どころで落ち着いた動きとなっております。
短期的に噴き上がる可能性のある銘柄として値動きをマークしたいところです。
超ハイリスク銘柄ですので割切りとなります。

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