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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年2月12日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 02/12 02/11一般会員銘柄KH +7.14% 合計+7.14% 暴騰！ 02/12 02/11特別会員銘柄AT +4.87% 合計+4.87% 02/12 02/09一般会員銘柄NS +3.17% 合計+4.66% 02/12 02/09特別会員銘柄RP +2.17% 合計+4.44% 02/12 02/07一般会員銘柄OG +19.79% 合計+24.44% 暴騰！ 02/12 02/04一般会員銘柄ZM +1.58% 合計+4.89% 02/12 02/04特別会員銘柄SG +7.66% 合計+8.17% 暴騰！ 02/12 02/02一般会員銘柄NK +4.81% 合計+1.87% 02/12 01/31特別会員銘柄FT +1.96% 合計+2.48% 02/12 01/28特別会員銘柄AR +3.72% 合計+4.02% 02/12 01/27一般会員銘柄JS +11.76% 合計+11.22% 暴騰！ 02/12 01/19特別会員銘柄DE +7.28% 合計+3.51% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は128円高の10,085円と続伸となりました。 米市場の上昇を背景に、寄り付きは122円高の10,085円と10,000円台を回復しての スタートとなりました。 ただSQ値が10,099.59円と高く付いたこと、週末要因やギリシャを筆頭とする 欧州財政問題の不透明感は残るままとなっていたこともあり、 買いが一巡すると伸び悩む展開となりました。 後場に入ると、中国の金融引き締め観測がやや和らいだことから再上昇となり、 大引けにかけて買い戻しを主体とする先物買いで上げ幅を拡大、ほぼ高値引け となりました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。 米市場の反発から日経平均も高く始まりましたが、その分SQ値が高く付き、 これが上値抵抗として意識される展開になりました。 日経平均は10,099.46まで上昇しましたが、SQ値の10,099.56円にわずかに届かず、 SQ値に一度もタッチしない「幻のSQ」を形成してしまいました。 週末要因や、ユーロ安など不透明要因の多いこと、祝日と週末を挟んだ谷間 だったこともあり、積極的な売買は無く、様子見姿勢の強い商状となりました。 先物の手口は、売買枚数も少なく目立った手口は見られませんでした。 売りでは、シティグループが1,167枚、UBSが1,007枚の売り越し、買いでは、 みずほが1,747枚、トレイダーズが1,534枚、メリルリンチが1,463枚の 買い越しとなっております。 TOPIXは、ゴールドマンが1,163枚の買い越しとなっております。 注目のクレディスイス、ニューエッジは、大きな手口こそありませんでしたが、 日経平均、TOPIX共に小幅売り越しとなり、ショート形成は継続となりました。 TOPIXロングの利益確定を進めていたゴールドマンは、再度押し目の買い、 メリルリンチ、トレイダーズは買い戻しの手口となり、朝方や大引けにかけて 指数を押し上げる要因となりました。 みずほは一昨日同様に、現物売り先物買いの裁定解消の動きを継続となり、 日経平均は三桁の上昇となりましたが、手口的にはまだ下方意識有利と なっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って上昇となりました。 朝方はマザーズ指数が下落するなどまちまちの展開となっておりましたが、 後場にかけて日経平均が再上昇となったことから買い安心感が拡がり、 マザーズ指数もプラスに転じました。 ジャスダックは、ウェブマネーが好決算から大きく上昇して指数を牽引しました。 マザーズは、朝方はネット関連銘柄が売られておりましたが、 主力の一角に短期資金が流入する形で指数はプラスに転換しました。 ヘラクレスでは、大証、ガンホー、ダヴィンチHDなど主力が朝方から堅調、 指数は堅調推移となっております。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は大きく上昇しましたが、祝日と週末の谷間ということもあり、 大型株を中心にまちまちの展開となりました。 メガバンクはほぼ変わらず、証券、保険、不動産は買われましたが、 ノンバンクは売られました。 商品市況の上昇から非鉄、海運、資源、鉄鋼が買われて相場を牽引した他、 一部ハイテク銘柄は売りの買戻しが入って堅調な動きとなりました。 会員銘柄では、好決算を背景にジャストシステム（4686）が+11.76%の 大幅上昇となった他、黒崎播磨 （5352）も大暴騰となりました。 岡本硝子 （7746）も高値で+19.79%まで買われ、合計+24.44%まで上昇する 大暴騰と銘柄が続出となりました。 他、そーせいグループ （4565）が+7.66%の大幅上昇で目標達成となりました。 場中銘柄では、GSユアサ（6674）、デジタルガレージ （4819）、 ベクター （2656）、東海カーボン （5301）、日本Ｍ＆Ａセンター （2127）、 ガンホー （3767）、日本カーボン （5302）などが買われました。 ベクター （2656）はストップ高まで上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反落の展開が想定されます。 欧州市場は、商品市況の上昇を背景に続伸基調で推移しておりましたが、 来週のEU財務相会合で具体的なギリシャ支援策は決定されない見込みと 伝わったことで急速に上げ幅縮小となっており、米市場もこの影響を受ける 展開が想定されます。 ただ市場がネガティブな反応を示せば、何らかの具体策が決定される可能性も あるとの見方もあることから、催促相場となって下落展開を形成することも 想定されます。 なお、15日はプレジデンツデーの祝日で米市場は休場となります。 10日の米市場はダウが20ドル安で小幅反落となりました。 ドイツ政府がギリシャ支援に前向きとの見方が強まるなかで 買いが先行しましたが、バーナンキFRB議長による議会証言の原稿で、 遠くない将来公定歩合を引き上げる選択もありうるとしたことで下落に転じ、 一時96ドル安まで下落する場面がありました。 ただダウ10,000ドル割れでは買い戻しが入り下げ渋りました。 昨日の米市場は、ダウが105ドル高と反発となりました。 EUのファンロンパイ大統領がユーロ圏の首脳陣とギリシャ支援で合意したと 発言しましたが、具体策を明示しなかったことで不透明感が嫌気されて、 朝方は下落スタートとなりました。 しかし資金繰り悪化に備えて協調行動をとる方針により、最悪の事態は免れる 可能性が高いと見方が拡がり、ショートカバーを巻き込みながら 上昇に転じました。 シカゴ日経先物は、85円高の10,075円、円建ては65円高の10,055円で 終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、アジレント・テクノロジー、デューク・エナジー、HCPが 予定されております。 経済指標は、1月小売売上高、2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、 12月企業在庫が予定されております。 予想は、1月小売売上高が+0.3％（12月-0.3％）、 2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が75.0（1月74.4）、 12月企業在庫が+0.2％（11月+0.4％）となっております。 1月小売売上高は、自動車販売台数が低下しておりますが、チェーンストア売上は 堅調、ガソリンスタンド売上もガソリン価格の上昇によって押し上げられる 見込みとなっており、コアはやや上ブレする可能性が指摘されております。 2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、1月確報値が速報値から 大きく上方修正、ガソリン価格がやや低下しており、予想並みの改善が 見込まれるとの見方が大勢となっております。 ただ1月半ばからの価格調整が懸念材料となってきそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 焦点はギリシャ財政問題となってきますが、具体策の決定が来週前半になると 見られておりましたが、先ほどEU財務相会合で具体的な支援策は決定されない と伝わったことで、これを嫌気する動きとなっております。 EU首脳会議を受けて、株式市場は上昇しましたが、為替でのユーロ安は止まらず、 失望感が強まっていることからも、米株式市場の反応は楽観的過ぎるとの 見方が多く聞かれるようになっております。 ユーロ安はさらに加速していることからも、どこで下げ止まるのかが焦点と なってきそうです。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は弱含みの展開が想定されます。 来週は旧正月の影響でアジア市場が休場、米市場も15日はプレジデンツデーで 休場となることから、市場参加者が減少し、資金を一時的に引き上げる動きも 見られそうです。 また昨日の米市場は欧州ソブリンリスクの後退から買われる展開となりましたが、 為替のユーロ安は加速しており、株式市場は楽観的過ぎるとの声が聞かれ、 ギリシャが救済の行方次第では、訂正の売り展開も警戒されるところです。 一方で、外部環境が好転することになれば、割安感が台頭していることからも、 これまで調整が進んでいた国際優良株などを中心に、買戻しの動きが期待 されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は5日線をクリアし、ボリンジャーバンドの-2σから放れ、 -1σに接近する格好となりました。 一目均衡表の雲の下限がサポートとして機能した形を継続しており、 目先的には転換線の10,150円水準、雲の上限の10,290円近辺への意識が 高まりそうです。 また雲の上限は来週末には10,550円まで上昇するため、これについていければ、 リバウンド基調が強まる可能性もありそうです。 雲の下限は、来週末には10,000円まで上昇、その後は10,030円近辺で横ばいを 続けることから、この水準がサポートラインとなってきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== とりあえず欧米市場が反発となり、一安心というところですが、依然として 不透明感も強いことから、全体的には様子見姿勢が継続となっております。 また、わずかながら日経平均はSQ値に届かずに幻のSQを形成となりました。 幻のSQとなった翌週以降は調整色を強めるアノマリーがあるだけに 警戒したいところです。 ギリシャ財政問題も依然燻ったままとなっており、具体的な救済策が 出るまでは積極的な手口は出辛い展開が想定されます。 まずはユーロ安がどこで止まってくるかが注目されるところです。 基本的に市場環境は不透明なままですので、方向が明確に出てくるまでは、 慎重姿勢を継続、好業績銘柄、好材料銘柄、仕手性銘柄など、短期で動いた 銘柄を中心に物色していくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日の銘柄はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 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