メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/09  2010/02/09


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月9日 発行
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□本日の結果
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02/09 02/08一般会員銘柄TK +2.99% 合計+2.99%
02/09 02/08特別会員銘柄TK +9.91% 合計+9.91% 暴騰!
02/09 02/07一般会員銘柄OG +2.19% 合計+3.89%
02/09 02/04一般会員銘柄TK +1.49% 合計+4.62%
02/09 01/31特別会員銘柄FT +2.66% 合計+2.83%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は18円安の9,932円と小幅続落となりました。
昨晩の米市場が下落、CME円建てが安く返ってきたこともあり、朝方から売りが
先行する展開となりました。
ただ売りが一巡すると昨日同様に先物へと大口の買戻しが入り、下げ渋る展開
となりました。
一時日経平均はプラスに転じる場面もありましたが、上値を買う動きは無く、
これまた昨日同様に、買戻しが一巡すると再度下げ幅を拡大しました。
後場にかけて、先物による売り仕掛けが警戒されましたが、目立った動きは無く、
ジリジリと売り物を利確して買い戻す動きとなり、大引けにかけて下げ渋り
ました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
昨日同様にマドをあけて寄付いた後は下げ渋りによってこれを埋める動きとなり、
続落しながらもそう悪い動きではありません。
上値を買う動きはありませんが、押し目を拾う動きも見られ始めており、
底打ち反転を待つ格好で売りを仕掛ける動きはありません。

先物の手口は、売りではゴールドマンが2,321枚、ドイツが1,804枚、
ニューエッジが1,515枚、トレイダーズが1,337枚、大和が1,276枚の売り越し、
買いでは、モルガンスタンレーが2,141枚、メリルリンチが1,640枚、
バークレイズが1,510枚、三菱UFJが1,186枚、JPモルガンが1,183枚の買い越し
となりました。
TOPIXは、大和が1,625枚、JPモルガンが1,550枚の売り越し、野村が1,769枚
の買い越しとなっております。

昨日の下げ渋りはクレディスイスでしたが、本日のクレディスイスはほとんど
動きを見せませんでした。
下げ渋りの買いはモルガンスタンレー、メリルリンチの買いと見られます。
他、バークレイズ、三菱UFJ、野村は先物買い現物売りの裁定解消の手口、
JPモルガンはNTロング、大和は裁定買いの手口となっております。
またゴールドマンはロングの売り、ニューエッジはショート積み増しとなり、
上値を抑える要因となりました。
全体的には昨日に比べて売買枚数は減少しており、大きな手口はありません
でした。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って下落となりました。
地合が悪化していることから、個人を中心に小口の売りに押されました。
既にそれなりに売られていることから、下値は限定的となりましたが、
ネット関連を中心に幅広い銘柄が軟調推移となりました。
ジャスダックはJCOMの住商によるTOB検討報道で大きく上昇、指数を押し上げ、
Jストックは上昇となっております。
マザーズは昨日に大きく売られた反動から、主力ネット関連銘柄が短期資金に
よって物色されましたが、買いは限定的に留まっております。
ヘラクレスは、大証、日本通信など主力の一角が指数を支えましたが、
指数をプラスに押し上げるだけの勢いはありませんでした。
新興市場は、短期リバウンド狙いの買いが入りましたが、買いは拡がらずに
指数は続落となっており、勢いの無い展開は継続しております。


□個別銘柄動向
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本日は大型株中心に買い戻しの動きとなり、対してこれまで賑わっていた
小型株、中型株などが一服となる展開となりました。
好業績銘柄などが短期資金に物色されましたが、仕手性銘柄などは一服
商状となっております。
セクターでは、メガバンク、自動車、商社、海運などが反発となりました。
一方で鉄鋼、非鉄、証券、ノンバンク、保険、不動産などが売られ、
物色もまちまちとなっております。

場中紹介銘柄では、タムロン(7740)、ミクシィ(2121)、カヤバ工業(7242)、
ディー・エヌ・エー (2432)、フージャースコーポレーション (8907)、
アクロディア (3823)、日本通信 (9424)、住江織物 (3501)などが
物色されました。
フージャースコーポレーション (8907)はストップ高の大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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本日は反発の展開が想定されます。
欧州で、近くギリシャに対して欧州当局が支援に乗り出すとの思惑が出ており、
欧州市場は上昇展開となっております。
この維持できれば、米市場は買戻しが先行しそうです。
ただ、新金融規制案や欧州財政の問題が解決されるわけではなく、
明日にバーナンキFRB議長の下院での証言が予定されていることなどから、
買戻しも限定的に留まりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが103ドル安と下落し、昨年11月以来の1万ドル割れと
なりました。
欧州のソブリンリスクに対する警戒感から売りが先行となりましたが、
値頃感からの買いから住宅関連を中心に一時プラスに転じる場面もありました。
ただバーナンキFRB議長が今週の議会証言で出口戦略について
言及するとの報道が伝わり、今年後半からの金融引き締めのプラン検討に
入ったとの思惑が嫌気され、終盤にかけて金融株を中心に売られ、
下げ幅を拡大する展開となりました。
シカゴ日経先物は65円安の9,895円、円建ては90円安の9,870円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、コカ・コーラ、ウォルト・ディズニー、BJサービシズ、
バイオジェン・アイデック、CAM、CFN、コベントリー・ヘルス・ケア、
プルトホーム、モルソン・クアーズ、XLキャピタルなどが予定されております。

経済指標は、12月卸売在庫が予定されており、予想は+0.5%(11月+1.5%)と
なっております。
ただ注目度は低い指標であり、市場への影響はあまりなさそうです。


□その他海外注目材料
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欧州では、UBSの決算発表が予定されており、注目視されております。
ただ他には欧米での要人の講演や経済指標などの発表はなく、材料難の
状況が続きそうです。

他、米財務省3年債入札(400億ドル)が予定されており、波乱なく消化されるか
どうかが注目されるところです。
米長期金利が上昇するようなら、仕組み債によってドル買いが、逆に金利が
低下すればドル売りが強まりやすいとされております。


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■明日の展望
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明日も先物主導での揉み合いの展開が継続しそうです。
11日が祝日のため、明日がSQ前の最終売買日となりますので、思惑による
売買により波乱含みとなる可能性もあります。
また寄り前に12月機械受注の発表が予定されており、市場予想は、
前月比+8.0%となっております。
予想を上回ってくるかどうかで、寄り付きの動向に影響を与えてきそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日足では続落ながらも陽線で終了し、一目均衡表の雲の下限がサポートライン
として意識されて底堅さを見せる動きとなりました。
ただボリンジャーバンド-2σに沿った下落展開となっており、依然として
底打ち感は出ておらず、-2σに沿ってズルズル下落していく展開が警戒されます。
雲の下限は緩やかに上昇していきますので、これをサポートとして下値を
切り上げることができるかどうかがポイントとなってきそうです。
新値足は陰線が10本ならび、そろそろ反発があってもおかしくない状態、
MACDも下値余地はありますが、-100を超えてきましたので、反転の動きを
見せてもおかしくありません。
ただ現時点では、本格反騰というよりは、下落の中での短期リバウンドで
終了する可能性も強く、トレンド転換するには最低でも雲の上限の10,130円
5日線の10,140円、転換線の10,165円あたりをクリアする必要があります。


□総括・今後の方針
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個別でのネガティブな材料が相次いでおり、昨日のキリン・サントリーの
統合破綻に続き、ローソン子会社役員の資金不正流用、及び九九プラスの
子会社化の中止、小糸製作所の子会社の小糸工業の検査偽装など、
相場の重しとなってきております。
一方で、トヨタ問題はまだ燻っているものの、株価的にはアク抜け感が台頭、
今後も相場の牽引役となれるかどうかに注目されるところです。

とはいえ、外部環境も不透明、相場環境は非常に悪いことには変わりませんので、
引き続き慎重姿勢は継続、中小型銘柄を中心に個別物色となりそうです。
仕手性銘柄や、好業績やレーティング格上げなどの好材料がありながら、
放置されている銘柄などの動きに注目したいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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北陸電気工業 (6989)
現在値:146円

本日、下方突っ込み過ぎ銘柄として、複数の資金が下値を拾ってきた模様です。
145円に大口資金が入ったことも確認されております。
短期で買い上げる資金ではありませんので、急騰狙いではありませんが、
じっくり見ていく銘柄として動きに注目したい銘柄です。

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