2010年2月5日第5号(通巻第204号)・FOR LADY ・




【photo by Kazuhiro Matsumoto】

2/5(金)○△□展 2010(〜2/19) 東京・クリエイションギャラリーG8

2/6(土)「HARAJUKU STREET STYLE」(〜2/17)シンガポールショッピングモール

2/7(日)第13回文化庁メディア芸術祭(〜2/14) 東京・国立新美術館

2/8(月)沖縄国際洋蘭博覧会(〜2/14) 沖縄海洋博公園

2/9(火)「茶道具取合わせ展」(〜2/14) 東京・五島美術館

2/10(水)信夫三山暁まいり(〜2/11) 信夫山羽黒神社

2/11(木)「田中一光ポスター 1953-1979」(〜2/25) ギンザ・グラフィック・ギャラリー

1/29(金)婚約発表!市川海老蔵&小林麻央ラブラブ会見

1/30(土)ひと月に2回満月を迎える、「ブルームーン」

1/31(日)「愛妻の日」、企業など次々創設

2/1(月)アラサー家電シリーズで「夜の渋谷ジャック」

2/2(火)平成22年2月2日・広島駅で記念切符1万枚販売

2/3(水)「福はウェルかめ!」倉科カナさんら豆まき

2/4(木)倖田來未、2月4日にリリース記念ライヴ開催。

2月6日(土曜日)23:30〜23:59のNHK「東京カワイイ★TV」番組、「緊急リポート!上海でカワイイが大ブレイク」というテーマで、日本の流行に注目する世界中の人々に向けて、「週刊東京流行通訊」が紹介されます。当メルマガの取材・編集風景、アラヤのオフィスなどが紹介される予定です。是非ご覧ください!
 
建築家の黒川雅之先生の設計事務所でもあり、「K-Gallery」では、八木夕菜さんの写真展「PAUSE」を行っています。呼吸を一瞬とめた、そんな瞬間が切り取られた素敵な写真展です。写真展のオープニングを2月6日(土)16:00からの「K 塾」にて、黒川先生の「創造の神秘を沢山の秘蔵映像によって見せよう」というレクチャー後、YUNAさんを交えて行いますので、是非お越し下さい。黒川雅之建築設計事務所:東京都港区西麻布3丁目13-15パロマプラザビル、電話:03-3746-3601。

ALAYA

付録が欲しくて雑誌を買う

近年、ファッション雑誌の付録が注目を集めている。有名ファッションブランドとコラボレーションした化粧ポーチや文房具などは、作りもしっかりしており、見た目も可愛いので、付録を目当てに雑誌を購入する人が増えているのである。書店やコンビニの書棚には、付録付きの様々な雑誌が並んでいる。集英社の「MORE」「BAILA」、主婦の友社の「mina」「SCawaii」、宝島社の「mini」「spring」「InRed」「sweet」など、種類も様々な有名人気ブランドの化粧ポーチやアクセサリーや小物などの付録がついて雑誌の価格はほとんどが500〜800円である。

中でも「sweet」(2009年5月号)についていた人気ブランド「Cher(シェル)」のトートバッグとポーチの2つの付録については、特別に反響が大きかった。キャンバス素材のトートバッグ(長さ20センチ、高さ18センチ、幅11センチ)は、水筒や弁当箱を入れても、さらに財布や本を入れる余裕があり、外出や出勤にたいへん便利だ。ポーチは美しさを保つために、内側に裏地を加え、小さなポケットまでついており、作りもしっかりしている。

若い女性たちのブログには、「780円でゲットできるならリーズナブル。」「Cherの付録なら、何も考えないで買ってしまう。」「今月はsweetを買わないつもりだったのに、付録が可愛かったのでつい衝動買いしてしまいました。」などの書き込みもある。

2007年7月の「sweet」の発行部数は20万冊であったが、2008年3月には46万冊、5月には大幅に増えて60万冊になった。何を付録にするかがマーケティング戦略においての重要な要素となっており、宝島社では、ブランドアイテムで他の雑誌との競争力を強化しようとしている。2009年5月号の「sweet」を買いそびれた人も、がっかりしないでほしい。昨年の年末から今年にかけての付録商戦にも、なかなか熾烈なものがあるからだ。筆者が特にお薦めしたいのは次の雑誌である。

「ZOZOMOOK LADIE’S EDITION 2009 2010 WINTER COLLECTION」(定価1300円/宝島社)
付録:CAROLINA GLASER、gelato pique、MILKFED.、X−girl、snidelの5大ブランドのポーチ(サイズ:各XL25センチ×20センチ、L21センチ×17センチ、M19センチ×14センチ、S16センチ×11センチ、XS12センチ×9センチ)
「smart」(男性ファッション誌)2010年2月号(定価650円/宝島社)
付録:STUSSYロゴ入りポーチ/パワースピーカー/北川景子プレミアムBOOK

ぜひ書店で、付録つき雑誌の楽しさに触れてみてほしい。(ff執筆)

ブランドアイテム付録つき雑誌特集 http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/fm_furoku/

日本の世界遺産(その2)関西編


古都京都
この世界遺産には京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市の寺社や城、計17ヶ所が含まれる。京都は8世紀から17世紀における宗教建築、非宗教建築、庭園設計などの中心地であり、日本の伝統文化の形成に決定的な影響を及ぼした。特に19世紀以降、京都の庭園が世界各地の庭園設計に与えた影響は非常に大きい。

古都奈良
奈良市内の寺社と春日山原生林が含まれる。日本の建築と美術の最も優れた証人であり、中国や朝鮮半島から伝わった文化の雰囲気を残している。1998年に登録された。東大寺、春日大社、元興寺、興福寺のルートが興味深い。8.5メートルの世界最大の木造の仁王像、1000個の釣り灯篭、50メートルの興福寺五重塔など、壮観という言葉だけでは言い尽くせない素晴らしさである。

法隆寺地区の仏教建築物
法起寺には日本で最大最古の三重塔がある。法隆寺の建築は中国文化の影響を受けているが、日本独特の文化もあちこちに見られる。1993年に登録された。日本最古の五重塔は、回廊の柱の太さが上下で異なっている。東院にある八角形の夢殿は、1000年の歴史を持つ仏教の秘仏とされる観音像があり、春と秋の特別な期間だけ見ることができる。

紀伊山地の霊場と参詣道
和歌山、奈良、三重の三つの県にまたがる地域で、桜で有名な吉野山がある「吉野、大峰」、熊野三山の「熊野」、三大霊場の一つで金剛峰寺のある「高野」、そして大峰奥駆道、中辺路、伊勢路、高野山町石道などの参詣道の四つの部分から構成されている。日本の千年にわたる宗教文化発展における貴重な歴史の証人と言える。

姫路城
江戸時代以前に建造された国宝四城のひとつである。シロトピア記念公園/ふるさとの森、景福寺公園、名古山(霊苑高台公園)、手柄山(緑の相談所広場)、姫路城三の丸広場、姫路市立美術館前庭、増位山(市道白国増位線のポケットパーク)、大手前通り(JR姫路駅前)、城見台公園、男山配水池公園は、姫路城十景である。(南天執筆)

日本ユネスコ協会連盟 http://www.unesco.jp/contents/isan/(日、英)

D-K LIVE

百万枚単位の画像をコンピューターで無作為に組み合わせ、プロジェクターで建物や山などに投影し、幻想的な空間を創り上げる。偶然の連続で創り出される映像は、二度と見ることのできない一期一会のアートとも言えるだろう。建物や自然の持つ存在感と地球の自転の速度に併せてうつろう、ゆったりとした映像の変化に思い思いの気持ちをゆだね楽しむ。このD-K――デジタル掛け軸は、世界的に活躍するデジタルアーティスト長谷川章氏が創作考案した光のアートである。
 
昨年の12月11〜20日の間、京都の虚空蔵法輪寺にて今年で5年目となる京都嵐山花灯路――D-K LIVE「心・慎 in 嵐山・法輪寺」(嵐電「京福電鉄」協賛)が開催された。寺の屋根や壁面、借景の山まで万華鏡のような光が彩り、ご当地では、「十三参り」としてお馴染みの法輪寺がいつもと違う顔をみせ、まるで夢の世界に迷い込んだかのような気分を味わった。
 
石川県在住の長谷川章氏は、CM制作や番組制作を経て、国内外で活躍中の映像の世界に革新をもたらした一人である。これまでに国外では、ギリシャ(アクロポリス)・アメリカ(サンノゼ)・上海、国内では、大阪城・熊本城・名古屋城・伊勢神宮・太陽の塔・嵐山(法輪寺)・嵐電・京都市役所など、世界各地でD-Kを投影し評価されている。また、アメリカパブリックアート2007のベストアーティストに選出され、日本の教科書「情報C」でも紹介された。小松を拠点に、中国中央電視台CCTV新ロゴ、ステーションイメージ映像制作の担当や、アメリカの美術館のプロジェクトに参加するなど、国内外で精力的に活動している。(取材協力:西田みゆき・MoonLight執筆)

(C) 2010 CPM INC.

長谷川章氏公式サイト http://dk.popculture.jp/(画像集)
 デジタル掛軸d-k Nippon 日本・・・ http://d-k-nippon.blogspot.com/
 D-K OFFTIME TV  http://d-k-tv.blogspot.com/(英)

「モンチッチ」がロッカーに!?

日本の観光の魅力を海外に発信する為に、2003年から官民一体で取り組んでいる、国土交通省の中核事業であるビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)は、2010年に訪日外国人旅行者数1000万人を目標に掲げており、今年は区切りの年である。

「ビジット・ジャパン・イヤー」(VJY)と名づけられた2010年は、年間を通じて外国人観光客誘致促進を図ることを目指している。特に今年の春節(旧正月)を中心に、1月20日から2月28日の間、外国人観光客が数多く訪れる原宿キデイランドでは「ビジット・ジャパン・イヤー2010・冬キャンペーン」を盛大に開催している。

1月30日(土)午後には、中国語圏で爆発的な人気を誇る日本発の世界的人気キャラクター「モンチッチ」が、エアギターに初挑戦。エアギター日本ランカー達と一緒に特設ステージでパフォーマンスを披露した。中国語でボードに書かれた「モンチッチ」の「ご挨拶」も外国人観光客を喜ばせ、店内外ともに大盛り上がりであった。

今回イベントの主役の一人、「モンチッチ」は1974年に誕生。株式会社セキグチより発売後、爆発的ブームが起きた。初期のモンチッチと現在のモンチッチはほぼ同形で、2004年には大好きなガールフレンドと結婚した。

昨年は初の女性日本チャンピオンMAY(「週刊・東京流行通訊」特集で紹介)をフィンランドの世界大会へ送り込み、国内外で話題になった「エアギタージャパン」の公式ランカー達と国民的アイドル「モンチッチ」が音楽とアクションで楽しいセッションを披露するなど、貴重な共演ステージとなり、このステージで「モンチッチ」は日本大会決勝のサマソニを目指す宣言も行った。(取材協力:キデイランド広報部・緋梨執筆)

Photo by Yao Yuan

キデイランド原宿店 http://www.kiddyland.co.jp/event/yokoso_japan2010/(日・英)
  株式会社セキグチ公式サイト http://www.sekiguchi.co.jp/

週末の至福のひととき

サラリーマンにとって週末とは、好きな人と一緒に遊びに出かけたり、料理サイトで見つけたオススメ料理を家で作ってみたり、スポーツジムで汗を流してリフレッシュしたり、あるいは何も考えずに酒場で一人のんびりと杯を傾けたりと自由な時間を楽しめる時間である。さて、私はと言うと、風呂にゆったりと浸かった後、柔らかいソファに身を委ね、よく冷えたミネラルウォーターを飲みつつ「東京カワイイ★TV」を深夜まで見る・・・というのが、ささやかな「至福のひととき」となっている。

もはや中年とも言える男性が、若い女性が夢中で見る流行番組を楽しんでいると聞くと、「わざと奇をてらっている」とか「変わり者だ」などと笑う人もいるかもしれない。実はこれは、仕事への必要から生まれた習慣なのである。この番組の素晴らしい映像や鋭い分析によって、東京の流行の街や流行の最先端をゆくな消費者の生き生きとした様子が感じ取れる。番組で取り上げられる企業やショップのフレッシュなビジネス情報を収集するとともに、番組制作者の巧妙な構成や演出を味わうことで、家に居ながらにして本物を知るという快感が得られるのだ。

「東京カワイイ★TV」は、美容やファッションについて街中でインタビューや調査を行い、東京の若い女性たちの文化や商品について紹介するNHKで放映中の深夜番組である。現場での記録を元に、NHKのドキュメンタリー番組や報道番組の手法を用いてテーマを深く掘り下げている。2年前の春に放映が始まって以来、その斬新な方法は国内外で大きな反響を呼んでいる。香港やロシアなどのテレビでも放映され、流行業界やメディア界においても参考にする人が多い。

司会の沢村一樹さんとBENIさんの案内により、我々は、流行に対しての優れた感覚により自分のブランドを立ち上げたり、人気ショップの店員やアマチュアモデルになったごく普通の東京の女の子たちや、制服やゴスロリに憧れ、はるばるアメリカからやってきた女性、パリコレクションの有名デザイナーに絶賛されたデザイナー、古い服を加工し、美しいウェディングドレスを作る服飾学校の学生などにも出会うことができる。彼らは人生を心から愛する若者たちであり、全身全霊で毎日を楽しんでいるのだ。

このようにたくさんのジャンルを様々な視点から取り上げて日本の流行情報を紹介しているのは、おそらく「東京カワイイ★TV」だけであろう。そして、私にとって明日からは「東京カワイイ★TV」がさらに深く重要な意味を持つものになる。これまで視聴者だった私が、この番組の出演者の一人になるのだ。これまで応援し続けてくれた友だちや同僚らに感謝し、撮影クルーの皆さんのご苦労と努力に感謝すると共に、これからは私も「東京カワイイ★TV」の参加者であることを自覚し、さらに頑張っていきたいと思っている。(姚遠執筆)

「東京カワイイ★TV」 http://www.nhk.or.jp/kawaii/(日・英・中)

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