メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/02  2010/02/02


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月2日 発行
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□本日の結果
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02/02 02/01一般会員銘柄NI +6.41% 合計+6.41%
02/02 02/01一般会員銘柄PM +4.19% 合計+4.19%
02/02 01/31一般会員銘柄FD +5.62% 合計+4.44%
02/02 01/28特別会員銘柄AR +2.01% 合計+2.01%
02/02 01/28一般会員銘柄OK +3.56% 合計+15.92%
02/02 01/27特別会員銘柄RP +6.11% 合計+3.24%
02/02 01/24特別会員銘柄AT +4.36% 合計+2.33%
02/02 01/17一般会員銘柄TB +4.32% 合計+3.51%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は166円高の10,371円と大幅反発となりました。
昨晩の米市場が反発となったことを受けて、朝方から買いが先行となり、
その後も外需中心銘柄や先物へ買い戻しの動きが断続的に入ったことで、
ジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。
後場に入ると、豪中銀が政策金利据え置きを発表し、予想が0.25%の利上げで
あったことから、為替の豪ドルが急落、円が上昇したことで、米ドル円でも
円高が若干進行、一時伸び悩む展開となりました。
ただ大引けにかけては持ち直して終了しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
昨晩の米市場がダウ10,000ドル割れを回避して反発したことから、
買い安心感が拡がり、東京市場でも買い戻しを中心に主力銘柄などに
物色が拡がりました。
特に、トヨタが反発してきたことが安心感を与えた模様で、幅広い銘柄に
買いが入りました。
ただ積極的に上値を追う動きは乏しく、あくまで買い戻しの動きに留まっており、
市場筋は、ポジションをニュートラルに戻す動きに留まっております。

先物の手口は、売りではドイツが1,621枚、ニューエッジが1,460枚の売り越し、
三菱UFJが2,180枚、ゴールドマンが1,745枚、JPモルガンが1,572枚、
野村が1,535枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが1,682枚、ゴールドマンが1,620枚、バークレイズが
1,227枚、UBSが1,221枚の売り越し、野村が2,241枚、モルガンスタンレーが
1,245枚の買い越しとなっております。

クレディスイス、ニューエッジは売り越しとなっており、まだ下値意識が
残る状態を表しております。
他は、TOPIXとのリバランス、現物との裁定取引の動きに留まっており、
新たなポジションを形成するというよりは、ニュートラル方向へバランスを
組み直しているという展開となっております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って反発となりました。
米市場が上昇して返ってきたことで地合が好転し、新興市場銘柄にも買いが
拡がりました。
ジャスダックは主力銘柄を中心に買いが入り、Jストックインデックスは、
2008年9月30日以来の高い水準を記録しました。
マザーズでも値動きの軽いネット関連銘柄を中心に資金が流入し、
売買代金も200億円を回復して、指数も2%を超える堅調な動きとなりました。
ヘラクレスでは、これまで買われてきた大証が調整となりましたが、
代わってダヴィンチHD、日本通信、ガンホーなどの時価総額上位銘柄が
指数を押し上げました。


□個別銘柄動向
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米市場の反発、為替も90円台後半と円安基調で返ってきたことで、
昨日まで軟調だった輸出関連、資源関連を中心に、買い戻しの動きが拡がり
ました。
大手銀行、証券、不動産、保険、ノンバンクなど金融全般がしっかりとなり、
資源、鉄鋼、非鉄、商社、海運なども強い動きとなりました。
トヨタが反発したこともあり自動車、自動車部品なども幅広く買われた他、
ハイテクセクターもしっかりとなっております。

会員銘柄では、富士電機ホールディングス (6504)、プロミス (8574)、
タカラバイオ (4974)、エーアイテイー (9381)などがしっかりとなり、
場中紹介銘柄では、ヤクルト本社 (2267)、ケネディクス (4321)、
ソースネクスト(4344)、プレス工業(7246)、カルソニックカンセイ(7248)、
日本農薬 (4997)、グリー (3632)、ドワンゴ (3715)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
今晩は、米上院銀行委員会で、新金融規制案に関して、ボルカー米経済再生
諮問会議議長の証言が予定されておりますので、この行方次第となりそうです。
厳しい姿勢が示されれば当然ネガティブとなり、株安、ドル安が想定されます。

昨晩の米市場は、ダウが118ドル高と大幅反発となりました。
エクソンモービルの10−12月期決算内容や、1月のISM製造業景況指数が
予想を上回ったことが好感され、朝方から買いが先行する展開となりました。
またオバマ大統領が発表した、2011年度予算教書で雇用創出への追加支出が
盛り込まれたことも好感され、上げ幅を拡大する展開となりました。
シカゴ日経先物は125円高の10,315円、円建ては95円高の10,285円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ダウ・ケミカル、ベリサインなどが予定されております。
経済指標は、12月中古住宅販売保留指数が予定されており、予想は、
前月比+1.0%(11月-16.0%)となっております。
11月は予想を大きく下回る結果となりましたが、米政府住宅税還付策の延長が
決定前ということで、買い手控えが入ったものとして、一時的な減少として
見られております。
住宅市場は、引き続き税還付策延長の恩恵を受けて、再び堅調な回復を示すと
予想されております。


□その他海外注目材料
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今晩は、米上院銀行委員会で、新金融規制案に関する公聴会が開かれます。
ボルカー米経済再生諮問会議議長の証言が予定されており、議会証言の原稿に
よれば、「商業銀行による自己勘定取引の制限はリスクを減らすことに寄与」、
「商業銀行による自己勘定取引や投機的取引は政府より保護されるべきでない」
などと述べる予定になっているようです。
一方で銀行規制案が廃案になるか、内容が大きく変わる可能性を指摘する
報道もありますので、しっかり確認したいところです。

為替要因では、91円を試す展開となっておりますが、91円台前半から92円に
かけては本邦輸出企業や投資家、ファンド筋のドル売りオーダーが控えていると
言われており、上値はかなり重いものと見られております。
また、今晩の新金融規制案に対する行方次第で、リスク回避の動きに繋がれば、
ドル安円高が強まることになりますので、動向に注目されます。


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■明日の展望
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明日の東京市場は、今晩の米金融規制案の行方次第となりそうですが、
国内要因で考えれば小動きとなりそうです。
企業決算が概ね好調となっており、国内勢の買戻しや押し目買いによって
支えられることが想定されます。
一方で、先行きの不透明感も含め、円高警戒も根強く残っておりますので、
上値も限定的となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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本日の上昇によって、5日線をクリア、ボリンジャーバンド-2σから離れる
動きとなり、75日線がサポートとなって反転した格好となりました。
本日、ボリンジャーバンドでは-1σまで捉えており、これを抜けてくれば、
パラボリックの陽転の可能性も出てきますので、高値に向けた再上昇展開も
期待できそうです。
まずは、本日クリアした5日線や-1σをサポートラインとして転換できるかが
焦点となってきます。
上方には25日線、転換線、基準線が10,500円前後に集まっており、
抵抗力は強いものとなっておりますので、ここまで回復しないと、
再上昇展開は期待できません。


□総括・今後の方針
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日経平均は反発となりましたが、これが単なるアヤ戻しに終わってしまうか
どうかを確認していく必要がありそうです。
特に今週は、今晩の米金融規制案の公聴会があり、明日に米ADP雇用報告、
週末には米雇用統計が控えていることから、大きく方向性が出てきそうです。
現時点では上下どちらにでも動けることから、本日も買戻しが中心となっており、
市場筋の慎重な姿勢にか変わりがありません。

方向がしっかり出てくるまでは、引き続き短期回転をメインとして、
新興市場出遅れ銘柄の見直し物色や、直近売り込まれた銘柄の反動狙い、
好決算銘柄の順張りなどで臨んでいくことになります。
ただ市場動向は不透明ですので、引き続きリスクの取れる範囲に留めます。

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□本日のメルマガ銘柄
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ベルパーク (9441)
現在値:135,500円

本日は大幅上昇となって持ち合いを上放れ、130,000円、135,000円の上値メドを
突破となり、まずは140,000円、そして昨年10月高値の148,000円を目指す
展開が期待されます。
この動きに乗っていく、持ち合い上放れ銘柄の順張りとなります。

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