メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/01/27  2010/01/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年1月27日 発行
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□本日の結果
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01/27 01/26一般会員銘柄SI +11.97% 合計+11.97% 暴騰!
01/27 01/26特別会員銘柄TK +20.71% 合計+20.71% 暴騰!
01/27 01/26特別会員銘柄FD +3.45% 合計+3.45%
01/27 01/24特別会員銘柄MS +1.57% 合計+4.10%
01/27 01/24特別会員銘柄AD +0.52% 合計+1.57%
01/26 12/21特別会員銘柄IH +4.93% 合計+66.52%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は73円安の10,252円と続落となりました。
昨晩の米市場は小反落、為替の円高進行を受けて、朝方から重い展開でスタート
となりました。
寄付きは小高くスタートし、50円弱上昇する場面もありましたが、上値は重く、
前日終値を挟んでの揉み合いとなりました。
後場に入ると、上海市場の続落、円高の進行を受けて下げ幅を拡大する展開と
なり、CTAによる先物への売り仕掛けが警戒されたこともあり、
徐々に下げ幅を拡大する展開となり、安値引けとなりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
朝方から円が急伸したことによって上値が抑えられ、外需株を中心に売られる
展開となりました。
また、三井住友FGの増資に伴うリバランスによって、先物や他の構成銘柄への
売りが警戒されたこと、今晩の米FOMCの声明文が控えていること、
オバマ大統領の一般教書演説を控えていることなど、これらが手控え要因と
なって上値を抑えることになりました。
また、後場にかけてクレディスイスの後ろに控えるCTAの売り仕掛けを
警戒する声が前場後半あたりから強くなり、これも警戒感を高めることに
繋がり、昨日同様に後場に下落していく展開を作りました。

先物の手口は、売りではバークレイズが1,762枚、クレディスイスが1,523枚、
ドイツが1,049枚の売り越し、買いではゴールドマンが2,348枚、三菱UFJが
1,518枚、野村が1,418枚、大和が1,239枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、大和が2,606枚、ゴールドマンが1,527枚の売り越し、みずほが
1,292枚の売り越し、ドイツが2,301枚の買い越しとなっております。

やはりクレディスイスは売り基調を継続、後場からの下げの主因となりました。
他、ドイツはNTショート、ゴールドマン、大和はNTロングのリバランスの動き、
三菱UFJ、野村などは裁定業者ですので、先物買い現物売りの裁定解消継続の
動きとなり、輸出関連銘柄を中心に売られることになりました。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数まちまちの展開となり、ジャスダック平均、マザーズ指数は
続落、ヘラクレス指数は反発となりました。
朝方は堅調推移となっておりましたが、ジャスダックではJCOMの大幅続落が
指数を抑えることになり、後場にかけて市場全体が弱含みとなったことで、
指数も下落に転じました。
マザーズ指数は、上位銘柄がまちまちの展開となり指数は小動きでしたが、
後場にかけて日経平均が下げ幅を拡大したのを受けて、やや売りが優勢と
なりました。
ヘラクレスは大証や日本通信など主力どころが軒並み堅調推移となったことで、
逆行高となっております。


□個別銘柄動向
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為替の円高基調を受けて輸出関連株を中心に売りが拡がる展開となりました。
メガバンクは小幅反発となりました、証券、保険、不動産、ノンバンクは
引き続き弱含みとなりました。
また新興国不安を受けて、資源、非鉄、鉄鋼、海運、商社、機械などが下落、
円高警戒から自動車、ハイテクなども売られました。
中小型銘柄でも、これまで堅調だった材料株が軒並み売られる展開となり、
変わって為替要因の受けにくいセクター、出遅れ銘柄などに資金が振り向け
られております。

会員銘柄では、東京カソード研究所 (6868)が寄り付きから+20.7%、
昨日終値から+26.5%の大暴騰となった他、さくらインターネット (3778)が
+12%弱の大幅上昇となり、即日暴騰銘柄が的中となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合いまたは小幅下落の展開が想定されます。
今晩は、米FOMCの声明、オバマ大統領による一般教書演説が注目されるところで、
内容次第で上下する神経質な展開となっております。
金融新規制案や中国の金融引き締め観測に関する警戒感も根強く、これまでも
上値を抑える要因として働いたこともあり、本日も重しとなってきそうです。
ただテクニカル的には反発してもおかしくない水準まで下落しており、
きかっけ次第で乱高下する可能性もありますので、注意して材料を個別に
確認したいところです。

昨晩の米市場は、ダウが2.5ドル安と小幅反落となりました。
中国当局が一部の銀行に預金準備率の引き上げを指示したとの報道を
嫌気した売りが先行しましたが、1月の消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、
一部企業決算を好感する動きから上昇に転じました。
ただ大引けにかけて、FOMCの声明文公表を前に、金融や通信セクターを中心に
売りに押される展開となりました。
シカゴ日経先物は30円高の10,370円、円建ては10円安の10,330円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイング、
キャタピラーなどが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、12月新築住宅販売件数が予定されており、
予想は、12月新築住宅販売件数が36.8万戸(11月35.5万戸)となっております。
12月新築住宅販売件数は増加予想となっており、11月予想以上の低水準となった
こともあり、この反動増が見込まれております。
ただ12月中古住宅販売件数が予想を下回って減少、11月S&Pケース・シラー
住宅価格指数は下ブレとなっており、新築にも下ブレリスクがありそうです。


□その他海外注目材料
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為替要因は、引き続きリスク回避のドル売りがどこまで続くかに注目です。
材料ではFOMCの声明が予定されており、出口戦略に向けた動きや、景況感に
ついての内容が注目されるところです。
他、米5年債の入札も予定されております。
昨日の米2年債が好調だっただけに、金利動向と共に株式市場や為替動向に
影響を与えてきそうです。


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■明日の展望
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明日も上値の重い展開が想定されます。
やはり為替の円高が解消されない限り戻りは期待し辛く、89円割れから
安値に向かっていく展開になっているだけに、様子見姿勢が継続しそうです。

また明日は三井住友FGの増資に関する受渡日に相当します。
現時点では、発行価格を上回っておりますので、これの利益確定売りの資金が
足元軟調な国際優良株の押し目買いに繋がり、相場の下支えとなることも
考えられます。
ただ大引け段階で増資分がTOPIX組み入れとなる予定だったはずが、
異例のザラ場引けとなっており、この影響から明日に発行価格を下回ることが
起これば、これら資金が塩漬けになる可能性があると警戒されております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は4日続落となり、大きな変化はなくボリンジャーバンドの-2σを
意識する展開となっております。
-2σは10,200水準を推移していることから、そろそろボトムが意識される
ところですが、今後はバンド自体が下向きとなっていく可能性があることから、
-2σに沿ってズルズルと下落していく展開も考えられますので、注意が必要と
なります。
10,200円近辺では、マド埋めの10,215円、先物の節目の10,210円、
雲の上限10,197円100日移動平均線10,173円、13週線10,160円、
75日移動平均線10,142円など節目が集中するので、ここで切り返すことが
できるか注目されます。


□総括・今後の方針
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テクニカル的にはそろそろボトムが意識される水準となっておりますが、
何より買える材料が無いことで上値が非常に重くなっております。
週末に企業決算がピークとなることもあり、個別で確認していくことになり
そうですが、やはり為替の円高要因が重しとなってきそうです。
外国人資金の一角は、為替の影響を受けない新興市場銘柄などに注目を
集め始めており、押し目を形成しているところや、安いところで放置されて
いる銘柄などの動向に注目されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 (4576)
現在値:244円

1月18日に300円を超える上昇となりましたが、その後は調整となっておりました。
本日は調整一巡から大幅反発となり、短期テクニカル的な反発が期待されます。
あくまでテクニカル重視の短期リバウンド狙いとなりますのでハイリスク、
割切り銘柄となりますが、値動きに注目したいことろです。

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