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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年1月22日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 01/22 01/21一般会員銘柄KK +3.65% 合計+3.65% 01/22 01/21芝浦メカトロニクス(6590) +2.40% 合計+2.40% 01/22 01/06一般会員銘柄GS +2.21% 合計+4.83% 01/22 12/21特別会員銘柄IH +3.67% 合計+41.09% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は277円安の10,590円と大幅反落となりました。 昨晩の米市場が大幅下落となったことを受けて、朝方から売りが先行し、 為替の円高、週末要因、リスク許容度の低下などから先物主導で下げ幅を 拡大する展開となりました。 後場に入り、一時10,528円まで下落しましたが、下値を叩く売りが一巡すると 個人やアジア系などの押し目買いが入り、若干ながら下げ幅を縮小しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は上向きから下向きに転換しました。 オバマ米大統領が金融規制案を発案したことで昨晩の米市場は急落、 金融を中心に、リスク許容度の低下から原油を中心とする資源価格が 大幅下落、さらに為替のドルも大きく売られてオバマショックとなりました。 日本市場への影響は限定的になるのではないかと見られておりますが、 欧米を中心とする外国人の買いが上昇相場を牽引していただけに、 資金の引き上げの動きから大きく下落する展開となりました。 昨日に急反発を示し、反転からの高値更新が期待されていただけに、 このネガティブインパクトはきついカウンターとなって返ってきました。 先物の手口は、売りではクレディスイスが9,790枚、ニューエッジが2,855枚の 売り越しとなっております。 買いではBNPパリバが3,592枚、野村が3,051枚、大和が2,791枚の買い越しと なっております。 TOPIXは、売りでは、クレディスイスが4,396枚、ゴールドマンが1,975枚の 売り越し、買いでは、JPモルガンが2,385枚、野村が1,749枚、BNPパリバが 1,444枚の買い越しとなっております。 本日の下げを主導したのはやはりクレディスイスで、日経平均、TOPIX共に 大きな売り手口を出してきました。 昨日まで買いポジションを形成しておりましたが、一気に全てを吐き出して さらに売りを構成する形となっております。 さらに買いBNPパリバ、野村、大和などは全て裁定業者ですので、 リスクヘッジのための先物のショートを買い戻す一方で、現物を大量に 手放しており、大型株を中心に軒並み売られることになりました。 ゴールドマンはTOPIXのロングを形成しておりましたが、これを処分する 動きとなっており、先物の手口は一転して総弱気となってしまいました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、ヘラクレス指数は下落、 マザーズ指数は小幅続伸となりました。 日経平均の大幅下落を受けて市場心理が悪化、朝方は3指数揃って下落と なっておりましたが、売りが一巡した場面からは、資金の一部が内需系に 向かったことから、為替要因の影響を受けないネット関連銘柄などに 資金が流れました。 ジャスダックは、時価総額上位銘柄が軒並み安となり、指数は下落、 ヘラクレス指数も下げ幅を縮小する動きを見せましたが、 金融、不動産ファンド銘柄が売られたことから指数は下落のまま終了しました。 市場心理の悪化から期待感は薄れておりますが、為替要因の影響を受けない ネット関連銘柄は引き続き物色の対象となってくることも想定されます。 □個別銘柄動向 =========================================== オバマショックから、世界市場で全面安となったことで、市場心理が後退 したことから東証1部は朝方から全面安商状となりました。 下げ幅を拡大する過程では、東証1部の90%を越える銘柄が下落する場面も ありました。 個別では大型株が中心に売り込まれ、円高要因から自動車、ハイテクなど 商品価格の下落から資源、鉄鋼、非鉄、商社など幅広い銘柄が売られました。 会員銘柄でも多くの銘柄が売られましたが、昨日のメルマガ銘柄の 芝浦メカトロニクス (6590)は、朝方小安く始まった後は、 ジリジリと下げ渋る展開となり、後場後半にプラスに転じました。 また、新興市場銘柄、内需の一角などが下げ渋り、プラスに転じる銘柄も 散見され、小幅安に留まる銘柄も多くなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 昨日はオバマショックの影響で大幅下落となり、本日も金融規制改革案の 行方が注目されますが、大幅下落の反動からの買戻しの動きも期待されます。 ただ規制が法案化されるまでは、行方がどのようになるのか不透明感も 残るため、戻りも限定的に留まるものと想定されます。 昨晩の米市場はダウが213ドル安と大幅下落となりました。 前日の取引終了後に発表したスターバックスやイーベイ、また寄り前に発表した GSの決算内容を好感する動きは限定的に留まり、新規失業保険申請件数が 予想よりも悪い内容で増加となったことから上値の重い展開となりました。 その後は、オバマ大統領により、銀行によるヘッジファンドへの 投資や経営の禁止や、自己勘定トレーディング事業の禁止などの 金融規制改革案が発表され、市場は金融株を中心に急落、指数も大幅下落となり、 ダウは25日線を割り込んで終了しました。 シカゴ日経先物は250円安の10,635円、円建ては240円安の10,600円で 終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ゼネラル・エレクトリック(GE)、マクドナルド、 エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ、BB&T、エクセロン、キンバリー、 ハーレーダビッドソン、ジョンソンコントロールズ、シュルンベルジュなどが 予定されております。 経済指標は、予定されておりません。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、昨日のオバマ米大統領が提案した金融規制案を受けて、 リスク回避のドル売りがとこまで続くかが焦点となってきます。 目先は、89円50銭や89円00銭などが攻防ラインになってくると見られますが、 商品市況の下落、株式市場の下落が合わされば、12月18日の安値の 安値88円83銭が意識される展開に発展する可能性もありそうです。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週も弱含みの展開が想定されます。 日経平均は何とか25日線近辺で踏み止まり、明確な調整入りを示しては おりませんが、ここから反転するには相当の好材料が必要になってきます。 為替の円高の重しとなってくることから、あくまでアヤ戻しの反発か 揉み合い程度の上昇に留まる可能性が高いと思われます。 ただ、本日はアジア系資金が押し目を拾う動きを見せており、個人投資家の 一角も押し目を拾ってきているようです。 資金を引き上げた欧米ファンドも、一気にショートポジション形成というよりは、 押し目を探る動きに出ておりますので、日柄調整を挟んで切り返す展開を 期待したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅下落となり、場中は一気に25日線を割り込みました。 ただ大引けにかけては下げ渋り、25日線での攻防となりました。 一目均衡表では、10,500円水準で推移する基準線に接近し、 これがサポートラインとしてい意識されております。 また25日線水準で下ヒゲを形成したことで、一旦は過熱を冷まして 反発を狙う格好はできあがり、一旦のリバウンドが意識されそうです。 月足では24ヶ月線を割り込んでいることから、来週末までに10,620円を 回復できるかが焦点となってきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日の上昇を受けて、市場心理が好転したのですが、一気にカウンターパンチで 沈められた格好となりました。 終盤に25日線が意識されて下げ渋ったことで、ここから下落基調入りするか、 反転してくるかの判断を今晩の米市場を含めて来週に持ち越した格好となり、 今晩の米市場がとりあえず、下げ止まってくれば一旦の反発展開はありそうです。 ただ、為替の円高基調の払拭は難しく、国際優良株などの大型株を中心に 軟調な展開が想定されます。 一方で、中小型銘柄の下げ幅概ね限定に留まっており、大型株が停滞した ところからは、短期資金の物色などによる、材料株の上昇に期待されます。 また、仕手性銘柄が暴れてくる可能性もありますので、基本的には キャッシュポジションを高めて様子見ですが、割切り小口の資金で これら中小型銘柄などに期待してみたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html 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