メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/01/21  2010/01/21


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年1月21日 発行
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□本日の結果
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01/21 01/20一般会員銘柄YD +15.00% 合計+15.00%
01/21 01/18一般会員銘柄MP +2.63% 合計+2.93%
01/21 01/17特別会員銘柄DG +1.79% 合計+10.83%
01/21 01/11一般会員銘柄TD +4.93% 合計+3.45%
01/21 01/07一般会員銘柄NS +1.27% 合計+5.12%
01/21 01/06一般会員銘柄GS +2.64% 合計+3.45%
01/21 12/21特別会員銘柄IH +4.40% 合計+39.35%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は、130円高の10,868円と反発となりました。
昨晩の米市場は大きく下落、CME円建ても安く返ってきたことから、
朝方は売り先行の展開となり、一時10,649円まで下落しました。
ただ売りが一巡すると、先物へのショートカバーが入ったことで下げ渋り、
10時前には前日終値近辺で揉み合う展開となりました。
その後も先物、大型株を中心に買戻しが誘発し、前引けにかけて上げ幅を
拡大しました。
後場に入ると、好調な中国の経済指標を背景に買いが継続、アジア系を
中心とする外国人買いによって押し目が拾われた他、乗り遅れていた
投資家の参戦などが確認されたことで指数は上げ幅拡大となり、
ほぼ高値圏で取引を終了しました。


□相場総括
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短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。
前場は一時下げ幅を拡大する場面もありましたが、売りが一巡すると
先物に大口買戻しが入り、切り返すきっかけとなって買い戻しが買い戻しを
呼ぶ展開となりました。
後場に入ると、シンガポール経由での欧州系資金の先物買い、
大型株へのアジア系、欧州系の押し目買いが入ったことで、大きく切り返す
展開となりました。

先物の手口は、売りはドイツが2,387枚、メリルリンチが2,214枚、カブコムが
1,821枚の売り越しとなっております。
買いでは、クレディスイスが3,290枚、BNPパリバが1,724枚、JPモルガンが
1,693枚、トレイダーズが1,484枚、ゴールドマンが1,396枚、バークレイズが
1,122枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、売りはモルガンスタンレーが2,844枚、ドイツが2,319枚、BNPパリバ
が1,457枚の売り越しとなっております。
買いは、クレディスイスが1,761枚、JPモルガンが1,461枚、ニューエッジが
1,299枚、UBSが1,009枚の買い越しとなっております。

本日目立つのはクレディスイスで、日経平均、TOPIX共に大幅買い越しとなって
おり、上昇意識が強まっております。
ニューエッジもTOPIXを買い越し、ゴールドマンもロング積み増しとなり、
本日の上げの一要因となりました。
一方でドイツは日経平均、TOPIXともに大幅売り越しとなっており、
高値圏からのヘッジ売りの投入で、前場の弱い場面を作る要因となりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇となりました。
朝方は相場全体が弱含みとなっていたことから、3指数揃って売りが先行と
なりましたが、日経平均が下げ渋る展開に至ったことに合わせて買い安心感が
拡がり、徐々に押し目が拾われる動きとなりました。
後場に入っても日経平均は上げ幅を拡大、相場のムードが好転したことで、
新興市場もジリ高展開となりました。


□個別銘柄動向
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本日は前場と後場でまったく違った動きとなりました。
日経平均が下げ幅を拡大する場面では、東証1部の値下がり銘柄数が1,200を
超える全面安商状となっておりましたが、日経平均がプラスに転じたことを
きっかけに個別でも下げ渋る動きをみせました。
ただ、資金は大型株中心に物色されたこともあり、中小型銘柄には、
戻しきれない銘柄も散見され、東証1部の値上がり銘柄数は1,000銘柄を
若干超える程度に留まりました。

会員銘柄では、山一電機 (6941)が朝方から大暴騰、前日比で+24.54%の
上昇を演じました。
指数の上昇によって後場にかけては幅広い銘柄が切り返す展開となり、
東光電気 (6921)、日本風力開発 (2766)などの材料株も物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落の展開が想定されます。
日本は異例の上昇となりアジア市場は総じて安く、欧州市場も買いが先行
しておりますが、資源や銀行を中心に外部環境の悪化を受けて
値を消す展開となっており、米市場もこの影響を受けてきそうです。
中国経済指標を好感する動きから買いが優勢でしたが、一段の金融引き締め
懸念が強まっていることもあり、これを材料にする買いは限定的と
なっております。
ただ、本日も米企業決算、経済指標が目白押しとなってきますので、
それぞれに神経質に反応してくる展開が想定されます。
決算ではゴールドマン・サックスの決算が非常に注目されるところです。

昨晩の米市場はダウが122ドル安と大幅反落となりました。
前日のIBMの決算が材料出尽くしとなったこと、12月の住宅着工件数が
予想より弱かったこと、モルガンスタンレーを中心に冴えない企業決算など、
悪材料が多数噴出したことで終日売りに押されました。
また原油を含め商品市場が下落したことも相場を下押す要因となり、
ダウは一時208ドル安まで下落する場面がありました。
シカゴ日経先物は20円安の10,690円、円建ては55円安の10,655円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ゼロックス、ゴールドマン・サックス、グーグル、
アドバンスト・マイクロデバイシス(AMD)、サウスウェスト航空などが
予定されております。

注目はゴールドマン・サックスの決算となります。
ここまでの金融機関決算はまちまちの無いようとなっており、
これまでの流れからいっても、1株利益が予想通りとなるなら、
手仕舞い要因になる可能性が高いと見られております。

経済指標は、新規失業保険申請件数、1月フィラデルフィア連銀業況指数、
12月景気先行指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が44万件(前回44.4万件)、
1月フィラデルフィア連銀業況指数が18.5(12月20.4)、
12月景気先行指数が+0.7%(11月+0.9%)となっております。

1月フィラデルフィア連銀業況指数は、先行指標の12月新規受注DIが、
プラス推移ながらも勢いが鈍化、12月の出荷DIは11月から横ばいとなっており、
12月の数値を下回る予想となっております。
ただ既に発表されている1月NY連銀製造業業況指数が、予想を上回る内容と
なっていることから上ブレ期待の声も若干聞かれます。
12月景気先行指数は、予想通りのプラスの数値が出てくると見られております。


□その他海外注目材料
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為替要因は、実需系のドル売りオーダーが93円台以降に控えていると
見られますが、91円台でも売りを入れてきていることから、
引き続きドルの上値を抑える要因となってきそうです。


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■明日の展望
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明日も5日線を下値ラインとした堅調な展開が想定されます。
上値を追ってくるか、本日の反動から売りが出るかは分かりませんが、
外国人の買いが確認されたことで市場心理が好転したこともあり、
必要以上に売られる展開にはなりにくいと思われます。
中国経済指標は強い内容となりましたが、一方で金融引き締め懸念が高まり、
引き続き中国株売り日本株買いの流れが強まる可能性があります。
明日もこの流れが確認されるようなら、外部環境が余程弱含みとならない限り、
上値を意識する展開となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は一時10,650円を下回る展開となりましたが、その後は急速に
切り返す動きとなり、24ヶ月線を意識して反転する格好となりました。
トレンドが崩れないままで、過熱感を冷ます調整を挟んでの反転となり、
一目均衡表の転換線を突破、5日線、ボリンジャーバンドの+1σを
捉える状況となっております。
10,850円近辺は強弱感の対立しやすいところですが、明日以降にこれを
支持線に変えられるようなら、短期調整終了という見方ができます。
陰転したパラボリックは明日は10,930円近辺となり、ここで買いシグナルが
発生すれば、11,000円の突破も見えてきそうです。


□総括・今後の方針
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昨日までは、海外勢の買い意欲が乏しくなったことで上値が急に重くなり、
外部環境の悪化と合わせて利益確定売りに押される展開となりましたが、
本日は外国人買いが復活、相場を切り返すどころか、指数を大きき押し上げる
動きとなり、外国人買いの継続が確認されました。
また、ここ最近で短期筋の売り仕掛けや、リスクヘッジのための売りが
入っていたこともあり、ショートカバーを誘発し、指数を押し上げる要因と
なりました。
直近の下げを吸収する強い動きで、短期調整終了と見れそうですが、
この水準からは戻り売り圧力も強まることが想定され、買いシグナル点灯と
考えるのは時期尚早と見られ、このままリバウンドで高値更新に向かうのか
短期調整中のリバウンドなのか、明日以降の展開を確認したいところです。
指数が重くなるようなら、資金は主力から中小型材料株に向かっていくことが
想定されますので、個別での物色動向にも注目したいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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芝浦メカトロニクス (6590)
現在値:333円

本日、外資系ファンドの買いによって大きく上昇しました。
チャート的には25日線から一気に切り返して320円の抵抗ラインを突破、
終値でベースでも直近高値を上回り、新展開入りが期待される局面と
なっております。
本日突破した320円が支持ラインに変化してくれば、10月高値の342円を
まずは目指す展開が期待されます。
これを捉えれば、視界は370円前後まで拡がりそうです。

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