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タイトル:石川ファミリーアンサンブル通信552  2010/01/12


このところ天気が悪く寒いですね。私は先週から風邪で絶不調。インフルエンザではないようです。
日航がつぶれましたね。バチが当たったのかなと思います。
以前、北海道の道民がみんなで力を合わせて作った航空会社、これを必死になって潰そうとして、日航が、航空運賃の値下げを行いました。
大きい会社のうぬぼれというか、横柄な態度は、結局自らが破綻ということになりました。
中小企業は破綻しても助けてくれない。でもね、大きな企業は助けてくれる。
GMと同じですかね。もちろん大企業でも一生懸命働いている人はたくさんいます。
問題は経営陣。彼らは本当の意味での長期的な会社の存続、そして社会貢献というビジョンが無い。目先の利益ばかりに走る。
あわれというか愚かな人々達ですね。
今危ないのが牛丼競争。すき家が280円に値下げしたら、周りも追随。たぶん共倒れでしょう。吉野家はもう一度破綻するんですかね。
値段ではなく、中身で勝負すればよいのにね。値段を削れば結局どこにしわ寄せがくるか?アルバイトの人の時給が削られるのでしょう。
経営者は自らがアルバイトなんてしたことないでしょうから、知らんぷり。
モスバーガーでしたか?マックが安売りしても追従しないですよね。独自路線を行くところは強いんでしょう。
昨日は成人式でしたが、晴れて新成人と成られた方も、こんな世の中です。ぜひ、旧体質のアホ経営者に一泡ふかせてあげましょう。
そういえば、草食、肉食なんて差別的な言葉が横行していますね。こういう言葉を使うようになれば、あなたもご老体です。
なんでそうやって区別したがるんでしょうか?
結局は自分たちは偉いということが言いたいだけなんですよね。
昔、新人類という言葉が流行りました。実は、この新人類、テレビ映画で話題になって「イナズマン」に出てくる敵の名前なんですね。
私は、そんなことも知らないいい年したおっさんが、「新人類」というたびに不愉快に思ったものです。
そんなことを言うおっちゃんこそ、どぶねずみ色の背広にビール瓶の底の目がねをかけた衆愚なんて言われてました。
外人にとって非常に恐怖に思えるようです。
最も、どぶねずみ色の背広は、外人にとっても普通であり、その着こなし方やネクタイ、くつの選び方が外人さんはおしゃれなんですね。
でも、デザイナーの人に言わせれば、日本人はどぶねずみ色の背広の着こなし方を知らないというらしいのです。
人間、自分だけは他人と違う、優れているんだ、いや、優れてなくても他人は自分より劣っているんだと差別化したくなります。
そうなるともう年を取ったなということになります。
世の中の動きにどんんどんついていき、若い人の意見をどんどん認める、そういう人は本当に若々しいものです。
90才近い大女優、森光子さんは、アイドル人気グループTokioとハワイ旅行によく行くそうです。若い人のエネルギーをたっぷりもらうのでしょう。
Tokioも大先輩の人と気さくに接することができるのは本当に良い勉強です。なかなかできないことですね。
会社の経営陣も若い連中と無礼講でハワイ旅行にでもいったらどうでしょうか。自分だけ楽しまずに。
今日は音楽の話ではなく愚痴になってしまいましたが、とにかく新成人の皆さん、頑張って下さいね。

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IFE通信No.552 10/1/12発行(平日発行)
発行者:石川 聡
石川音楽工房(PC版)
http://www.ne.jp/asahi/ishikawa/music/
email:s-ishikawa@music.email.ne.jp

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