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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年1月8日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 01/08 01/07特別会員銘柄SD +1.06% 合計+1.06% 01/08 01/07一般会員銘柄NS +2.19% 合計+2.19% 01/08 01/06一般会員銘柄CC +6.35% 合計+6.35% 01/08 01/06特別会員銘柄KK +2.64% 合計+1.63% 01/08 12/24特別会員銘柄AB +5.71% 合計+6.15% 01/08 12/21特別会員銘柄IH +5.69% 合計+57.39% 01/08 12/21一般会員銘柄AC +5.68% 合計+1.87% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は116円高の10,798円と反発となりました。 昨日の米市場はまちまちながら、CME円建てが上昇、為替が円安基調となった ことから、朝方から買いが先行する展開となりました。 ただ、今晩の米雇用統計が発表、日本では三連休前の週末ということもあり、 買いが一巡すると徐々にポジション調整の売りに押される展開となりました。 後場に入るとこの動きが一層強まり、一時は前日比マイナスまで下落しましたが、 売りが一巡すると、今度は先物主導で買いが集まり、大きく切り返して 取引を終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 後場までにポジション調整、一旦の利益確定売りムードが強まったことで、 一時は下落に転じ、続落展開が想定されました。 しかしオプション価格の10,750円を意識した買いが先物に入ったことで 売りが一巡したところへ買いが集まり、終盤は大きく切り返す展開となりました。 日経平均は昨年来高値を更新して取引を終了しております。 なお、SQ値は10,798.75円と、終値で若干届きませんでしたが、 ほぼ誤差の範囲であり、後場に失速すると予想されていた相場だっただけに、 SQ値まで戻したことは、ほぼ同ラインを維持した強い動きと見てよさそうです。 先物の手口は、売りでは大和が3,367枚、カブコムが1,227枚の売り越し、 買いでは、クレディスイスが1,342枚、ソシエテジェネラルが1,033枚、 水戸が1,290枚、UBSが1,183枚の買い越しとなっております。 TOPIX型は、売りは野村が2,096枚、ゴールドマンが1,443枚、BNPパリバが1,088枚、 大和が1,046枚の売り越し、買いは、JPモルガンが2,155枚、クレディスイスが 1,284枚の買い越しとなっております。 前場から後場中盤までは売り優勢となり、特に大和のポジション調整が 相場の上値を抑え、上げ幅縮小展開を作りました。 また、野村、ゴールドマンはNTロングを形成しており、これまでのTOPIX優位の 展開から巻き戻す動きとなり、これもポジション調整の手口となりました。 一方で、終盤にかけて値を戻す要因となったのがクレディスイスで、 枚数に差こそあれ、連日で買い越しを続けており、引き続き短期的に、 上意識の強い状況が続いております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、マザーズ指数が反発、 ヘラクレス指数が続落となりました。 これまで調整を続けていたネット関連銘柄の一角に、資金が戻ってきたことから、 マザーズ指数は朝方から堅調推移となりました。 ただジャスダックは主力どころが軟調となりJストックは下落となっております。 またこれまで買われてきた不動産銘柄が調整となったことで、 ヘラクレス指数は小幅ながら終始マイナスで推移しました。 全体的には連休前の週末ということもあり、買い意欲は乏しく、 物色は限定的に留まりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 為替の円安基調が見られたことで、昨日までのTOPIX優位の展開から、 一転して日経平均優位の展開となりました。 ただメガバンクは三菱UFJのみが下落、証券や、海運、鉄鋼、非鉄、資源など、 勢いは無くても底堅い展開となっております。 一方で本日の買いを主導したのが自動車、ハイテクなどで、特に自動車と 半導体関連が買われて相場を牽引しました。 会員銘柄では、インデックス・ホールディングス （4835）が高値更新で 公開から+57.39%まで上昇となった他、ＡＣＣＥＳＳ （4813）、 カルチュア・コンビニエンス・クラブ （4756）、曙ブレーキ工業 （7238） などが買われて上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続伸展開が期待されます。 ただ注目の12月米雇用統計の結果次第で方向が決まってきそうです。 非農業部門雇用者数が上ブレ改善となるようなら、利上げ観測が強まり、 金利上昇から為替のドル買いが強まる展開も予想され、 全ての相場へと影響を及ぼしてくることが想定されます。 昨晩の米市場は、ダウが33ドル高、ナスダックが1ポイント安と まちまちとなりました。 新規失業保険申請件数が予想より改善となったものの、 発表済みのADP雇用報告の予想を下回る内容から、今晩の雇用統計の警戒感が 高まっていることや、商品市況の下落を受けて下落スタート展開となりました。 ただ小売各社が相次いで強気の業績見通しを示したこと、 テクニカル的にダウ10,500ドル付近では押し目買いが意識されたことなどから プラスに転換しました。 また目標株価が引き上げられたGE、投資判断を引き上げられた バンカメなどが相場を牽引しました。 シカゴ日経先物は105円高の10,805円、円建てでは45円高の10,745円で 終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は、12月失業率、12月非農業部門雇用者数、12月平均時間給、 11月卸売在庫、11月消費者信用残高が予定されております。 予想は、12月失業率が10.0％（11月10.0％）、 12月非農業部門雇用者数が増減なし（11月-1.1万人）、 12月平均時間給が前月比+0.2％（11月+0.1％） 11月卸売在庫が-0.3％（10月+0.3％）、 11月消費者信用残高が-0.3％（10月+0.3％）となっております。 非農業部門雇用者数の予想は増減なしとの見方となっておりますが、 昨日に一部市場筋から大幅増加の噂も出ており、改善上ブレ期待が大きく なっております。 昨日の新規失業保険申請件数が予想を超えての改善となっていることから、 この期待度が大きくなっております。 ただ逆を言えば、予想通りまたは予想を下回った時には、ネガティブインパクト となってくる可能性もありますので、注意が必要となってきそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因でも、米雇用統計の結果が左右しそうです。 期待以上の改善を示すようなら、手口戦略の思惑も手伝って金利先高観が 強まることが想定され、ドル買いが一層強まりそうです。 一方で期待ハズレとなるようならば、ドル買い相場が一転、調整のドル売りが 拡がる可能性もありそうです。 なお、93円台から95円にかけては本邦輸出企業や投資家のドル売り姿勢が 強いと見られております。 要人関連では、ラッカー米リッチモンド連銀総裁、ローゼングレン米ボストン 連銀総裁が講演を行う予定となっております。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は米決算、国内経済指標などに一喜一憂する展開となりそうですが、 今晩の雇用統計が無事通過となれば、上値意識が強い展開となってきそうです。 為替要因でも、賛否両論あるとは言え、管財務相の発言から1ドル95円を 意識することとなり、日経平均もリーマンショック以前の水準が意識されて きそうです。 イベント面では、米企業決算が本格化し、週初のアルコアを皮切りに、 インテル、ウェルズ・ファーゴ、ＪＰモルガンチェースなど主力企業の 決算発表が相次ぎます。 国内では、12月景気ウオッチャー調査、11月機械受注が予定されており、 特に11月に大きく落ち込んだ景気ウオッチャー調査が、どこまで回復を 示してくるかが注目されるところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 場中に5日線を割り込む動きもありましたが、終値ではこれを回復し、 5日線に沿った動きを継続しており、他の短期シグナルも陰転しておりません。 ボリンジャーバンドも+1σと+2σの間での推移となっており、 上昇トレンドも継続となっております。 一目均衡表の転換線が10,650円まで上昇していることから、 これがサポートとなるか、割り込んで陰転してくるか注目されるところです。 8月高値近辺で攻防を続けていれば、これらのラインが強力なサポートラインに 変化してくることも想定され、下方へ押さずに日柄調整のみで、 再度上方意識が強くなる可能性もありそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は三連休前の週末、米雇用統計を控えるということもあって、 朝方の買いが一巡すると失速する展開が想定されておりました。 事実、後場中盤にかけて前日比マイナスまで失速し、SQ値が高く付いた こともあり、これを下回って終了、来週からの短期調整が濃厚となる シナリオが優勢となっておりました。 ただ、先物主導とはいえ大引けにかけて切り返し、ほぼSQ値まで戻した展開は、 相場の強さを感じさせ、短期調整どころか、押し目を作らずに日柄調整のみで 再度上を目指す可能性も強まってきました。 特に外国人投資家の強気姿勢が窺えることもあり、10,800円台のしっかり 乗せてくれば、11,000円まで一気に騰勢を強めることもありそうです。 また、11,000円〜12,000円の価格帯は、リーマンショック後は真空地帯と なっておりますので、一気に駆け上がっていく可能性もあります。 一方で、今晩の米雇用統計を契機に外部環境が悪化するようなら、 JAL問題を筆頭に、増資ラッシュ懸念などが台頭し、需給悪化が意識される 可能性もあり、今晩の米雇用統計及び市場の反応は要注目となりそうです。 来週の展開は外部環境次第となりますが、引き続き出遅れ銘柄物色の 流れが継続していきそうです。 特に一部市場筋は、蚊帳の外に置かれている仕手性の強い銘柄などに 注目し始めているようです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 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