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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年1月6日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 01/06 01/05一般会員銘柄NY +2.70% 合計+2.70% 01/06 01/05一般会員銘柄NK +2.03% 合計+2.03% 01/06 01/04一般会員銘柄BA +3.60% 合計+2.03% 01/06 01/04シンフォニアテクノロジー（6507） +4.74% 合計+4.74% 01/06 12/28第一中央汽船（9132） +4.37% 合計+5.91% 01/06 12/24特別会員銘柄AB +1.21% 合計+2.66% 01/06 12/13特別会員銘柄SD +3.53% 合計+3.53% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は49円高の10,731円と続伸となりました。 昨日の米市場は下落となりましたが、CME円建ては上昇して返ってきたことから、 朝方は買い先行のスタートとなりました。 ただ為替が円高方向に振れていること、米雇用統計を控えて様子見ムードが 強まる中で、寄り付き後は手仕舞い売りに押されて日経平均は下落に転じました。 ただ、一方的に売り込む材料も無く、売り一巡後は押し目買いが入ったこと、 債券先物との裁定取引で指数先物が買われたことで、 日経平均は再びプラスに転じました。 後場に入ると、先物オプション価格の10,750円での攻防となり、 大引けにかけてはやや売りに押されて終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 昨日は三井住友FGの増資報道で売られる展開となりましたが、 本日はこれがアク抜けとなってメガバンクが大きく反発、 相場を支える展開となりました。 米雇用統計を控えていること、日経平均に過熱感があることなどから、 積極的に上値を追う展開にはなりませんでしたが、 個人投資家によって出遅れ中小型銘柄が物色されるなど、市場全体の強い ムードは継続となっております。 先物の出口は、日経平均型で、売り買いともに1,000枚を超える 売り越し買い越しの手口はありませんでした。 TOPIX型では、ゴールドマンが1,409枚の売り越し、野村が1,510枚の買い越しと なっております。 ゴールドマンは、連日TOPIXを買い越してきていたことから、一部利益確定を 行った格好となっております。 野村は日経平均売り、TOPIX買いのNTショートのポジションを形成しております。 他、大きな手口はなかったものの、クレディスイスは小幅ながら買い戻しを 続けております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って下落となりました。 直近はネット関連銘柄からの資金流出が目立っておりましたが、 ミクシィが営業利益24%減と報じられたことで急落、呼応する格好で、 マザーズを中心とするネット関連株が軒並み売られました。 ジャスダックは主力もまちまちとなり、ジャスダック平均は小幅下落、 Jストックは上昇と、指数もまちまちとなっております。 個人投資家の目が中小型材料株などの向かっていることもあり、 ネット関連銘柄を中心に新興市場からの資金流出が続きそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 三井住友FGの増資報道がアク抜けとなったことから、メガバンクを中心に 銀行株が大きく上昇、相場を牽引しました。 また証券、保険、ノンバンクなども軒並み買われ、金融全般が上昇しました。 他、出遅れ銘柄物色の流れから、鉄鋼、非鉄、海運、商社などが買われました。 一方で、値嵩ハイテクの一角が売られるなど、TOPIX優位の展開が意識されて おります。 会員銘柄では、シンフォニアテクノロジー （6507）、日本冶金工業 （5480）、 ビットアイル （3811）、第一中央汽船 （9132）、三洋電機 （6764）などが 物色されました。 場中紹介銘柄では、Ｔ＆Ｄホールディングス（8795）、ゴールドウイン（8111）、 中小企業信用機構 （8489）、アコム （8572）、プロミス （8574）、 アイフル （8515）などが上昇しました。 中でも、中小企業信用機構 （8489）、ゴールドウイン（8111）、 アコム （8572）、プロミス （8574）、アイフル （8515）などは 大きく上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 ただ今晩発表の経済指標の内容次第で変わってきそうです。 昨晩の米市場は、ダウが11ドル安と反落となりました。 11月の中古住宅販売保留が事前予想を大きく下回ったこと、 前日の大幅上昇に対する反動もあり、売りが先行の展開となりました。 ただ、5日移動平均線などが押し目水準として意識された他、 原油価格の上昇でエネルギーセクターが堅調となり下支えとなりました。 また、コンチネンタル航空が発表した業績が好感され、航空セクターが 堅調となったことも指数を支えました。 シカゴ日経先物は135円高の10,825円、円建ては65円高の10,755円で 終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、モンサント、ベッド・バス・アンド・ビヨンド、 ファミリー・ダラーが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、12月ADP全米雇用報告、 12月ISM非製造業総合指数が予定されております。 予想は、12月ADP全米雇用報告が-7.5万人（11月-16.9万人）、 12月ISM非製造業総合指数が50.5（11月48.7）となっております。 12月ADP全米雇用報告は改善予想となっております。 11月の数値が労働省の非農業部門雇用者数と整合性が取れなかったことがあり、 11月の労働省数字の下方改定となるか、12月のADP雇用報告が大きく改善して くるかに注目が集まっております。 失業保険申請件数が直近は大きく低下していることからも、12月ADP雇用報告の 大幅改善の可能性が指摘されております。 12月ISM非製造業総合指数は、11月が予想外の落ち込みとなったことの反動から、 分岐点の50を超えての予想となっております。 ただ予想に反して、今回も50を割り込む結果となると、ネガティブインパクトと なりますので、警戒が必要となりそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は、12月開催のFOMC議事録が公開されます。 景況感とそれに関する上振れリスク論の有無、超低金利の長期間持続の問題 などが見所となってきそうです。 為替要因では、雇用統計に向けたドルのポジション売りも一服したと見られ、 雇用統計の前哨戦となる今晩のADP雇用報告の行方をじっくり見守っている 状況となっております。 とりあえずはこの結果を見て、方向を探ることになると考えられます。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は揉み合い展開となりそうです。 日経平均がテクニカル的に高値警戒感が出ていることや、週末の米雇用統計を 控えて、手控えムードが拡がりそうです。 ただ地合は堅調であることから、下値も限定的となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 昨年8月高値近辺を前に膠着状態となっておりますが、上昇を続ける5日線に 沿った動きとなっており、上昇トレンドを継続しております。 ボリンジャーバンドの+2σは10,900円水準を維持し、これが目標となってきます。 また+1σは10,560円を推移しており、これがサポートラインとして意識されます。 パラボリックのSARは10,600円を推移していることからも、 この水準が強力なサポートラインとなってくることが想定されます。 ただMACDは200を超えており過熱感が感じられることもあり、 暫くは日柄調整を挟んで過熱感を冷ます動きとなりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== メガバンクが反発したことで、公募増資に伴うアク抜け感が台頭しましたが、 代わって円高懸念が台頭してきそです。 公募増資は円建てなため、外国人投資家が大規模増資に応じてくるなら、 ドルを売って円に変える必要が出てくることから、為替が円高に振れる 可能性が指摘されております。 また、日経平均も短期テクニカル的に見ると、一旦調整を挟みたいところ でもありますので、週末の米雇用統計を控えていることからも、 全体的には上値の重い展開になることが想定されます。 ただ、相場が停滞する中で、出遅れ中小型銘柄を探る動きが出てきて いることから、個別銘柄物色の動きが活発化していくことが考えられます。 出遅れ材料株と言われているところの動きに注目したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== ＧＣＡサヴィアングループ （2174） 現在値：101,500円 本日海外勢と思われる買いが入ってきたことで上昇となりました。 同じく日本M&A（2127）も手掛けてきた模様で、M&A事業を展開する銘柄に 注目が集まっております。 GCAは出来高がまだ少ないことから、小口での買い継続の展開が期待されます。 またテクニカル的にはようやく25日線を突破、出遅れ感もありますので、 短期物色の流れに期待します。 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