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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年1月4日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 01/04 01/03一般会員銘柄NT +11.13% 合計+11.13% 暴騰！ 01/04 12/21特別会員銘柄IH +19.42% 合計+33.70% 暴騰！ 01/04 12/07一般会員銘柄MZ +3.50% 合計+4.23% 01/04 12/02一般会員銘柄KS +2.61% 合計+9.79% 多くの方からお礼及び励ましのメールを頂いております。 個別にお返事できておりませんので、この場にて改めてお礼を申し上げます。 また、大きな利益を確保できた方はおめでとうございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は108円高の10,654円と反発となりました。 昨年末の米市場は下落となりましたが、為替が円安基調となった他、 CME円建てが上昇して返ってきたこともあり、朝方から買い先行の展開と なりました。 前場は先物主導でジリジリと上げ幅を拡大する展開となりましたが、 後場は10,700円に接近したところで利益確定売りに押され、10,650円近辺で 揉み合い動きとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 本日から東証の新システムである「アローヘッド」が稼動したということもあり、 機関投資家や個人のデイトレーダーなどは様子見となり、現物は非常に低調な 展開となりました。 目立ったところでは債券市場が大きく下落しており、債券先物売り、 株価指数先物買いの動きが見られ、今後も続いていく可能性が指摘されて おります。 先物の手口は、売りは三菱UFJが1,316枚、トレイダーズが1,304枚の売り越しと なっております 買いでは、クレディスイスが2,035枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、売りでは、JPモルガンが1,574枚、野村が1,028枚の売り越しと なっております。 買いでは、クレディスイスが2,977枚、ゴールドマンが1,427枚の買い越しと なっております。 本日はクレディスイスの大きな買戻しが、上げ幅拡大の展開を演出しました。 他、ゴールドマンは連日での買い越し、ロング積み増しと強気姿勢を継続 しており、野村、三菱UFJは先物売り、現物買いの動きとなっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って上昇となりました。 日経平均が上昇スタートとなったことから地合の好転を受けて、新興市場も 買い先行の展開となりました。 ただデイトレーダーを中心に様子見姿勢が強かったこともあり、市場参加者は 限定的となり、マザーズ市場の売買代金は160億円まで落ち込みました。 銘柄でも主力ネット関連銘柄を中心とした買いに留まり、物色の広がりは 見られませんでした。 また円安を背景に、東証1部銘柄の輸出関連銘柄に目が向かったことも、 新興市場物色が拡がらなかった要因となりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 為替の円安基調を背景に、輸出関連銘柄が幅広く物色されました。 また米市場において、半導体が堅調推移となっていたことからも、 ハイテクやスマートグリッド関連銘柄に注目が集まりました。 メガバンクはやや売りに押されましたが、証券はしっかりとなりました。 他、円安基調を背景に、ハイテク、自動車、商社などが買われました。 また、年初の初売りが堅調ということからも、百貨店、小売なども堅調と なっております。 会員銘柄では、日本通信 （9424）が前日比+13.45%の大幅上昇となり、 寄り付きから見ても10%を超える即日大暴騰となりました。 また、インデックス・ホールディングス （4835）が材料を伴って大きく上昇、 朝方からストップ高に張り付く展開となり、本日だけで+19.42%の上昇、 公開した株価からは30%を超える上昇となりました。 他、チタン工業 （4098）、明和地所 （8869）などが上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の展開が期待されます。 ISM製造業指数に注目が集まっており、予想通りの内容になるならば、 経済活動の拡大が確認されることから、買い材料となってきそうです。 31日は今週末のFOMCでの融緩和策の解除に向かう可能性が指摘されて 米市場は下落となりましたが、あくまで年末の売りのきっかけにされたに 過ぎないとの見方が拡がっており、これが尾を引いて嫌気されることは なさそうです。 昨年30日の米市場は、ダウが3ドル高と小幅上昇となりました。 12月のシカゴ購買協会景気指数が上昇したことが好感されましたが、 小幅上昇に留まりました。 31日は一転してダウが120ドル安と大幅反落となりました。 シカゴ購買協会景気指数も含めて経済指標が好調な結果となったことを受けて 長期金利が上昇、次回FOMCでの利上げ観測が強まり、売られる展開となりました。 ダウは10,500ドルで揉み合う動きとなっておりましたが、引けにかけて 利益確定売りが強まりました。 シカゴ日経先物は125円高の10,665円、円建ては75円高で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表の予定はありません。 経済指標は、12月ISM製造業景気指数、11月建設支出が予定されております。 予想は、12月ISM製造業景気指数が54.0（11月53.6）、 11月建設支出が前月比-0.5％（10月0.0％）となっております。 12月ISM製造業景気指数は、小幅改善が予想されております。 11月は予想を下回ったものの50を維持したことから、強い数字が継続して 出ていると見られました。 ただ12月NY連銀製造業業況指数が最大の落ち込みとなったこもとあり、 下ブレリスクが懸念されております。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、ファンド筋のドル買い意欲の強い状況が続いており、 この流れがどこまで継続していくのかが焦点となっております。 本邦輸出企業のドル売りオーダーは93円台でも控えていると見られており、 ドルの上値を抑えてくることも想定されます。 要人関連では、デューク米FRB理事が経済見通しについて講演を、 ロックハート米アトランタ連銀総裁が討論会で司会を行う予定となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は上値の重い展開となりそうです。 今晩の米市場の堅調推移が見込まれるほか、為替も円安基調が続いていること からも、買い先行の展開は十分にありそうですが、高値を次々と更新するのは 難しいと見られております。 アローヘッドの新システム稼動や、週末の米雇用統計を見極めたいとの 動きから、明日も薄商いが継続する可能性が高そうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は反発となり、大納会の下落分を吸収する形となりました。 5日線がサポートラインとなっており、ボリンジャーバンドでは、 +1σと+2σの間での推移となっており、引き続きリバウンド基調継続と なっております。 なお、+2σは10,900円を超えてきております。 10,700円ラインが重くなっておりますが、大納会の高値の10,707円を 捉えてくると、8月高値の10,767が目標となってきます。 □総括・今後の方針 =========================================== アローヘッドが導入されたことで、本日の機関投資家や個人投資家は様子見 または小口のテストを入れて動きを確かめる程度に留まっております。 明日以降の外国人投資家などの動きに注目されますが、今週は米市場で 経済指標が目白押しとなり、8日の週末に米雇用統計が発表されることからも、 今週一杯はアローヘッドのテストを含めて、様子見姿勢が強まりそうです。 そんな中、先物では短期的な相場トレンドを作り出すクレディスイスが 一貫して買い戻しを入れている他、ゴールドマンサックスに関しても ロングを次々と積みます強気姿勢が継続となっており、上値が重いながらも 上昇トレンドを意識した展開が続いております。 個別でも本日はスマートグリッド関連が物色されたということで、 材料株物色の流れが注目されているところであり、年初の柱を探す意味でも 動いてくるセクターなどを探っていきたいところです。 市場筋では、電気自動車を中心とする自動車セクター、電池セクターに 注目している模様で、本日は電池関連代表格でもある明電舎（6508）が 物色されました。 明日以降もこの流れが継続してくると、出遅れ感のある材料株物色に資金が 集中してくることも想定されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== シンフォニアテクノロジー （6507） 現在値：194円 本日は、半導体スマートグリッド関連銘柄として物色され、大幅高となりました。 ただ出遅れ感のある銘柄であることから、これを初動として、 上昇基調を強める展開が期待されるところです。 テクニカル的には、12月3日の201円をまずは窺うことになり、 これを捉えてくれば、210円近辺までの上昇も期待できそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- 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