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タイトル:第2号 結婚できない理由は何?  2009/12/30


第2号 結婚できない理由その1

こんにちは。
メルマガ運営者の茂内重幸と申します。
いよいよ、2010年もあとわずか。皆様は如何お過ごしでしょうか?

結婚を環境面から考えてみましょう。
1980年代は経済の規制緩和が頻繁になりました。
その自由市場による格差社会の誕生です。
同時にライフスタイルにも変化が生まれました。
「自分に合った職場を見つけなければいけない」という職業観。「出会いから相互選択、そして結婚の決断」というステップが自動的に達成できない時代がやってきました。

出会いについては、出会い自体が少なくなったのではなく、出会うチャンスが自動的にセッティングされなくなったわけです。そしてそのチャンスの多い人と少ない人の格差が生まれました。

また出会っても相思相愛になることはまずなくなりました。
相互選択とは、簡単にいえば、互いの魅力のミスマッチ・ギャップが大きくなったということです。
出会う機会が少なければ、たいていは異性は魅力的に見えるでしょう。
しかし、比較が比較を呼び、出会った人が互いの基準に合致する確率は極端に無くなっています。

女性側で多いのは、自分が気に入った男性はすでに恋人がいる、結婚しているというパターンです。
そしてまったく場違いの人から告白されます。
男性側では、好きになってもどうせ断られるという諦め感が蔓延しています。

結婚がしたくないのではなく、結婚ができない時代となりました。
いかにも結婚できそうなのにできない。
すぐにでもゴールインしそうなのにできない。ここが婚活時代のネックとなります。

具体的には、結婚をあきらめた女性。
仕事や自己改革で、自らを高めた末に、自分に釣り合う相手のハードルを高くしてしまった女性です。

単純に「晩婚化」というものではなく、機会損失を自ら招いている感じですね。
また最悪は、一度も結婚せずに生涯たった一人という未婚の方が増えていく現象とも感じられます。

男女雇用均等法による女性の社会進出。同時に経済環境の悪化による収入格差の広がり。
それに鼓動するがごとく、未婚人が増えています。

ではどんな人たちが未婚に突き進んでいくんでしょう?
これは性別によって理由に違いがでてきます。

過去の男女の役割が、仮に男性が仕事、女性が家庭だとしましょう。
この役割そのものが崩壊しているわけです。
ですから、男女別に未婚・非婚原因を究明する必要がありそうですね。

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